馬淵議員の国会質疑を拝見しました。
まどろっこしい質疑応答だったなというのが全体的な感想です。
松野官房長官が「国会の議論に資する~」くらいの答弁しかしておらず、政府が安定的な皇位継承の議論を進めようという気があるとは思えなかったです。
国会の議論に資するとしても、いついつまでに決めねばならないくらいの方向性を出してもよかったのにそれも「国会の議論」ではなんだかなぁといったところです。
今回の質疑応答で収穫だったのは、
・有識者会議の報告書が閣議決定されておらず、特に確定という訳でないということ
・報告書の案である女性皇族が婚姻後も皇室に留まる案では、結婚した一般国民が権利の制限を受けないということが明らかとなり、問題があること
・もう一つの案である旧宮家の男系男子の養子案では14条の「門地による差別」の問題をクリアできていないことが松野官房長官の「国会の議論~」の答弁で浮き彫りになったこと
個人的には女性天皇、女性宮家等が出てこなかったのが残念ですが、おそらくそのような質問しても「国会の議論~」とか「男系の重みを踏まえて~」くらいしか出てこないでしょうから、政府任せでは駄目で、皇位の安定的継承に尽力してもらえる議員(与野党関係なく)を後押しし、愛子天皇を盛り上げていくしかないのだなという認識を改めて持ちました。
あと、立憲民主党の泉代表はこの質疑の終盤部分を見た方がいいと思います。立憲主義を理解しているのでしたら、少なくとも旧宮家の男性が皇室に入ることが無理筋だということがわかるでしょう。憲法14条に違反することになるのだから。
じーま
1 件のコメント
teatea00
2023年2月11日
まずは馬淵議員に感謝したいと思います。
礼節を守りつつ、激励メッセージ等を送りましょう!