【連載】倉山満の新著「決定版 皇室論」を斬る!(その1)

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(はじめに)
この連載、実は現在、サトルさんが定期的に”小林よしのりライジング”コメント欄にレビューしているものですが、その取り上げ方が非常に面白く、私たち「愛子天皇への道」サイトの方向性にもびったりハマることより、今回「連載」の形で掲載させていただく運びとなりました(編集者より)

倉山氏の新著なんですが、帯文にてクラクラしたので、「はじめに」は、たぶん耐えられない……だろうと、第一章から読んだのですが……。

以前コメント欄に転記した(愛子天皇への道サイトにて、まーさんが全文掲載されてます)、紹介文にあった四つの大原則の文がそのまま記載。

で、次の文章。

これは“今回の話に関しての“約束事と考えてください。皇室についてお話する場合には、「いついかなる時も守らねばならない原則」と、「今回に限ってのお約束事」とが混ざっていることが多いので、ここでひとつひとつ解説します。……

「ボコッ!バキャ!」(本が壁に激突した音)

こんな酷い、バカにした本は初めて読んだ……つか、まだ1ページなんだが。

竹田某と同じ方法か?と先に(ライジング)コメント欄に書いたが、「更に上回る」。

これは酷い……(第一章の1頁目で「本を壁に投げつける」という振るまいをしてしまい、少しだけ反省しております……本に)。
気を取り直し、淡々と、転記すべき……と感じた所、記載したいかと思います。

こんな文章から始まります。

はじめにーこのままいくと皇室はどうなるのか

「私の口癖は「救国」「くにまもり」です。「救国」と「くにまもり」は同じ意味です。では、何をやったら救国(くにまもり)になるのか……」

(合間に、えっへん♪をつけて読むと読みやすいです(笑))

「……悠仁殿下の皇子様が天皇陛下に即位された時、この時代に生きている日本人の救国(くにまもり)が果たされるのだと考えています。」

……さっぱりわかりません。

もう一度。

「……悠仁殿下の皇子様が天皇陛下に即位された時……」

すいません。これは「悠仁殿下を馬かなんかと同じ」に考えていやしませんか?
なんか、とてつもないことを言ってるように聞こえるのですが……。
いきなり卓袱台返しのようにも……。

ふー。

仮に、仮に仮に仮に……(藤井風)、悠仁殿下に男子がお生まれになっても、「お一人」だったら「同じこと」ではないですか?あなた方の主張でも。

違うの?
慌てちゃいけませんね。「ちゃんと最後まで読まない」といけませんね。

……持つ……かなぁ……本が。

ゆっくり続く……。

文責 東京都 サトル

5 件のコメント

    チコリ

    2023年2月16日

    ギャハハッて笑い事ではありませーん!誰も絶対に読みたくない、読む価値皆無の本をよくぞ!お疲れ様です。
    多分読了時、本はズタボロに‥。
    「仮に仮に仮に」思い出しました!
    あの人は今?

    基礎医学研究者

    2023年2月14日

    サトルさん。返信ありがとうございました。確かに「悠仁殿下の皇子様が……」。さらっと書いていますが、かなり悪意ありますよね、これは(。-人-。)、何で、お前が決めるのだと!三味線さんも、ブログで言われていましたが、自分たちがやらかしているくせに、まるで正論を言っているこちらが反逆者のように返してくるところも、訳のわからないところ(これで「勝った」ことになっているのでしょうね?)。あと、籠城戦。確実にそうだと思うので、サトルさんの連載も対抗策として意義あり、と自分は思う次第です。

    サトル

    2023年2月14日

    追加訂正m(_ _)m

    文章的に、小林先生が逆賊みたいな感じになってました(汗)
    当然そうではなく、悠仁殿下の「血」を、血「のみ」を「逆賊どもが」必要としている……と指摘してるのが小林先生の発言です。
    近代的の天皇を始めとする「皇族」の全てを否定しています。
    それを頭に入れると、倉山氏の本は、正当性も正統性も正答性も、何にもありませんが、1つのおそろしい考え方の一貫性が見えてきます。
    カルト以外の何物でもありません。

    サトル

    2023年2月14日

    基礎医さん

    取り上げて頂いてありがとうございます。
    実は「悠仁殿下の皇子様が……」という一文に「込められた意図」が、最大の「逆賊の意思」として顕になっています。
    In岡山での、小林先生の「血の器」発言、施氏の「拐って育てたい」にも。
    (要は、明治以降の天皇陛下たちを、全否定です。)

    男系男子その人に限らず警戒が必要です。「由緒正しい」がキーワードです。
    なんたって「男子が生まれなければ、離婚しろ」といい放つ連中もいますからね。

    彼らは今「籠城戦」を狙ってますので、なんか参考にならんか?と「官兵衛」の本を参考にしてみたりしてます。まあ、「誰かのY字切腹」か「首」では済まない話ですが。

    基礎医学研究者

    2023年2月14日

    (編集者からの割り込みコメント)まず、サトルさんにはin岡山の会場で直接、転載の快諾をいただき、感謝致します。それで、いきなり臨場感あるのですが、1ページ目から超不快感(造語です(;^_^A)という本は、なかなかないですよ。これだけでも、自分的にはびっくりですね。そして、「くにまもり」ですか~!大上段に構えた言い方なのが鼻につきますが、自分、この言葉の主旨だけには賛成です。それは、”皇位の安定継承を考える”のハズ、ですよね!でも、サトルさんも感じているように、もう最初から全然「皇室の弥栄」を考えていないのが、丸わかりですよね。どこが、「くみまもり」なんだと!次回も、期待しています。

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