【文字起こし】倉山江崎YouTube動画

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新潟県 ただしさんによる倉山動画の文字起こしです。

また対談形式です。単独では皇統問題のことは発信しなくなりましたね。

倉山よ、逃げても逃げてもただしさんが地の果てまで追いかけるぞ!

※できるだけ動画に忠実に文字起こししましたが、内容を変えない範囲で読みやすくしている部分もあります。

倉山:今回は「決定版皇室論」という私が普段言ってることの総まとめみたいな本を出させていただいたんですけどご感想いかがでしょう?

江崎:やはりあれですよね。菅政権の時にですね、いわゆる皇位継承の問題に関する報告書を出そうということでやって、結果的に皇室の伝統、まあ男系男子というものに基づいた皇位継承というものを考えて、要するに旧皇族ですね、の方々の皇籍身分取得ということも含めたことを考えたらどうかという有識者の報告書があって、について各党がですね、自分たちはどう思うのかという意見を取りまとめると。まあ、今意見を出しているのは日本維新の会だけなわけですが、この〜まあ議論をするにあたって、当たり前なんですけどね、まあ算数で言えば1+1=2、1×1は1。基本的なこのルールというんですかね、あのスタンダードな基本的な考え方があるわけですが、その、皇室のことを考える上での基本的なスタンダードは、これですよという事をまあ書いた本というのが、まあ僕の印象で、まああの〜‥占領政策で皇室の問題をこう学校教育で教えなくなってしまったから仕方ないんだけど、ここからやっぱり確認しなきゃいけないんだなっていうね。

倉山:そうですよ!

江崎:いうことで、僕はだからあのなんていうかなあ、まあ皇室のことの議論をしていく上で、まあ最低限この程度のことはある程度踏まえた上で、そのそれをね、是とするか非とするか別にして、最低限ここは抑えといた方がいいかなということを、やっぱりこう丁寧に丁寧に書いておられて、ホント倉山先生お疲れ様ありがとうございますということを思いましたですね。

倉山:ありがとうございます。とにかく事実に基づいて、一体皇室って何なんだろうか、日本って何なんだろうかということを探求した、常識的なところを積み重ねていったつもりの本ではあります。

江崎:ねえ。だから本当に、あのいわゆる皇位、まあとりわけ皇室というよりはここは皇位継承論だと思うんですが、皇位継承に関わる、基本的な経緯をこう、まあ理解したいと思う方々にはですね、まあぜひとも、まあ、お手にとって読んでいただけるといいかなという気がいたしますよね。

倉山:はいもう本当、126代ずっと続いてきているので、いろんなことがあるなと。

江崎:まあ当然ですよね。まああの〜、いろんなことがあって、でもまあなんとか続いてて、だから僕はあのこの間も建国記念の日に呼ばれて講演をしたんですが、よく僕は講演の時に言うのはですね、いやあの建国記念の日っていうことを言うと、ほらね、あのなんかもう「ホントは紀元節だったのに!」「建国記念の日になってしまった!」とかね、でもう、建国の記念の日をね、もうね、この「こんな少ない人数(?ニーズかも)でしかお祝いできない日本は情けない!」とかですね、もうなんか「占領政策の残滓があれをダメだ」とかですね、もうそういうネガティブな話がですね、山ほど出るわけですよ。

倉山:はい。

江崎:もう今日はお祝いの日じゃなかったのかよとか思いながら、ネガティブな話がいっぱい出るんですけど。いやそもそもですね。世界的に見て建国記念日をお祝いできる国って、何カ国あるのってですね。世界的にはほとんどは独立記念日ですよね。

倉山:独立記念日とか革命記念日とか、逆に衆人環視のもとで今この国この瞬間生まれたっていう国と、いつからあるんだかよくわかんないぐらい古い国と、どっちがいいんだろう。

江崎:昔からそうやって建国をお祝いしてずっとほとんどの国はやっぱり植民地支配を受けてしまっているので、やっぱり植民地国まあ宗主国から独立した独立記念日、インデペンデンスデイですよね、アメリカなんかもそうですけど、だけどねもう、もしくは革命記念日、北朝鮮とか中国みたいにね。まあ、あの〜言うような日がほとんどで、一般的なそういう独立も含めた記念日を、一般論的にごまかすためにナショナルデーとか言い方で今ね、世界的にはしてますけど、まあでもね、まあ正確に言うと建国記念日、ナショナルファンデーションデーですね。これ〜、ちゃんとお祝いできる国って繰り返すけど、そんなないですよね。

倉山:もう、かなり少ないんじゃないですかね。日本の次がデンマークが古いらしいんですけれど。

江崎:デンマークったってそんなね、たかだか1000年も行かないような‥

倉山:まあまあまあまあ(笑)

江崎:言っちゃ悪いけど、

倉山:まあまあまあ(笑)

江崎:有名〜な国〜で、じゃあそのね、建国って何かっていうとこの、この話ですよね。神武天皇様がやっぱり、日本の国を建てられて、以来ずっとこのね、男系男子による、男系による皇位継承が続いてきた。そういうすごい歴史がある国で、その皇位継承の伝統っていうのをどう、じゃあこれから守っていったらいいのか、それのためには、まあこれぐらいは知っとこうねって。あの、要するに異論があっていいんですよ僕、女系論とかね。いやもうこうした方がいいとか、いろんな意見があって僕はいいと思うんだけど言論の自由だから、学問の自由だから。だけどまあ、これぐらいは知っとこうねっていうことを書いててね。こういう本って、あの意外とあるようでなかったのね。

倉山:そうですね、戦前は白鳥庫吉先生の、まあ「国士」のように、昭和天皇様が習われた。あの国司は事実上歴代天皇紀なんですよね、昔の本当の意味での歴史、日本の歴史っていうのは。だから、いきなり今の教科書だったらポンと推古天皇が出てくるんですよ。神話教えちゃいけないっていう、建前になってるんで。いきなり第33代推古天皇が出てきて、日本がどんな国か分かったら、それ異常ですよ。

江崎:まあねえ。本当、それだけ古い歴史を持っているということは、本当にね、誇るべきことだとワタクシは思うし……、やっぱり、言い伝えも含めてそういうことが残っている。だって〜ね、あの、海外行ったら分かりますけど〜、たった100年前のことでさえですよ、わかんなくなっちゃって、あの一生懸命ね、色んな資料やら古文書や、古い家に残っている資料とかを見つけて、ね、実はこうだったんだみたいな形で、一生懸命このね、100年前の歴史を復元するって言い方悪いけど、たった100年前。

倉山:いや、それこそ江崎先生が行かれたカンボジアとか数十年前ですからね。

江崎:だからカンボジアなんて、クメールルージュ前の歴史なんてもう全部壊されてしまって、それをどう取り戻すのかで七転八倒してる国に比べたら、まあね、まあ言い方悪いけど、そこら中にですよ、奈良平安時代に建てられたお宮とかがあって、世界で言えばもう世界遺産並み、ホントならね、世界遺産になるようなお宮やお寺が、日本はゴロゴロしてるから(笑)。

倉山:そそそそそそ。

江崎:ゴロゴロしてるので、もうなんていうか、もうみんな慣れちゃって。

倉山:そそそそそそそ。なんだか分かんない。

江崎:もう慣れちゃって、それが当たり前だと思ってるんだけど…いやこれねあのね、若い人たちぜひともね海外‥まあまたコロナ明けたら行ってもらいたいし、海外行って色んな神社仏閣とか見てもらうと分かるんですが、いやこのね教会は、1300年代に出来たスゴい教会で、歴史のあるって言ってね。もう、こんなものが我が国あるんだみたいな感じ、「ドヤ!」てやってるんだけど、1300年って鎌倉時代後だよね?

倉山:っていう、ハイ(笑)。鎌倉から室町に変わる頃。

江崎:イヤ、「ドヤ」って言われたってなあって‥、

倉山:ウフフフフ。

江崎:‥思〜うし。それも、なんか石積みとかだけが残ってて後は全部ホラ。建て替えてる〜ようなね。

倉山:‥とか。上が空白とか。そういうのいっぱい在りますよね。

江崎:そういう〜のをドヤ顔で、「わが国はこんな古いものが残ってるんやドヤァ!」ってやってるのを見てると
、あれ俺〜の〜家、川◯✕△▢(急に聴こえなくなる)だけど、川崎のね、近くにあるあのお宮って、確か〜あれ…、
なんか室町時代ぐらいに出来たお宮だったよなとか思いながら(笑)。

倉山:(笑)別に何〜の珍しくも〜ない(笑)。

江崎:神主さんもいないね、あの〜小さなお宮なんだけど。だった気がするよな〜と思いながら、ね。

倉山:今はあの使っちゃいけない言葉にされてしまった皇国史観っていう言葉があるんですけれど、皇室って何で尊いのって長らくずっと神様の子孫だからっていう風に言われていて、じゃあその説明を使っちゃいけないという縛りの中で、何で皇室って守らなければならないのかっていうことを書いたら、こういう本になったって言うところなんですよね。

江崎:まあ、あれもね、まあ平泉先生たちの皇国史観も、そもそも神って何なのかっていうね。

倉山:はい。

江崎:その、ね。要するに本当にキリスト教の言うね、ゴッドの話なのか、だからそのゴッドを、明治時代に神って訳したので、ゴッドと日本の神っていうのが混乱してしまって、それがまた、その混乱したまま、日本の天皇は神の子孫だっていうことで、神の子孫であるという英訳を使って、で訳わかんなくなっていくわけで、だからまあ、あの、まあ、皇国史観ってねもうね、何て言うのかな、この言い方悪いけど、外国語音痴の人たちの誤解から生まれてるちょっと議論であって、ちょっとそこ直さないとマズいんじゃないのって僕なんか、見てて思いますけどね。

倉山:本当にあの神って言った場合、一神教のキリスト教の神しか、明治の人は知らなかったですけれども、でもその根底には、あの西洋人だってギリシャの多神教の神々があって、で日本の神々どちらかと言えばそちらに近いですよ。

江崎:そうですねだからまあ、そちらの方に近いし、本居宣長なんか神っていうことについてね、まあいろんな議論なんかをですね、古事記伝の中でもやってますけどもやってるように、神って、要するに要するに、自分たち人とは違うもの、尊いもの、あのいろんな意味合いを込めて神って言葉を使っているということはやっていて、だから神っていう言葉が、繰り返しますけどこのキリスト教的なこのゴッドとは全然違う、多義的な意味合いを日本では使われてきたということの、歴史ぃ、あの、意味合いを、あんまり理解せずにやっぱり明治以降ですね、こう安易に、あの、神の子孫とかっていう風にしてしまったことが問題だと思うんで。これもやっぱり日本のね、自分の国の歴史のことをちゃんと学ばずに、最低限のこの研究を踏まえずに、やっぱりこう、やってしまうとそういう混乱が起こるよねって。

倉山:うん、まあそうですよね。

江崎:ボク、まあ平泉先生のあの本とかは何度も読んでるし、なんていうか「少年日本史」かな、なんかはあの、大学生の時に読んでものすごい感動した覚えがあるし、まああの問題があるところも若干感じはするんですが、まあそうは言ってもね、いいんですけど、やっぱり僕哲学家なんで、ものスゴくその辺細かくてですね、概念規定がちょっと曖昧なので、これ「ん?」とか思いながら。

倉山:だからイザナギイザナミって造物主かもしれないけれども唯一神じゃないじゃないですか。絶対者でもないし。しかもものすごい人間くさいですよね日本の神様って。

江崎:そうですね。だからそこがね、やっぱり、このキリスト教のやっぱり、この哲学に基づく神の概念と、やっぱり随分、かなり違っているので、そこまでやっぱりまあ丁寧にやんなきゃいけないですけど、まあただ、そこまで言うと話が◯✕△▢(聴こえない)ので、まずはだから、皇位継承を語る際の大原則は、この辺のところは最低限抑えておかないと。(本を見せる)

倉山:そそそそそそ。

江崎:ね1+1は2を知らない人が、ね、なんか因数分解の話をしているような感じで、見てると恥ずかしいよって(ニヤリ)。

倉山:(笑)まあまあまあ私はそうは言いませんが(笑)。ハイ。

江崎:あの〜あの〜いや〜あの〜、ね! 言う話ですよね♪

倉山:ウン。まあ議論する前提としての知識を、これで学んでくださいという、まあ結局のところ感性に至るから、意見が分かれるんでしょうけれども、でもまあ、その江崎先生がおっしゃったように、学問の自由・表現の自由はあるので、異論は認めますけれどもあるのは。ただ異論を言うんだったらこれくらいは知った上で、で議論の作法も含めて皇室にはあるので。まあ、そういうことを共有しましょうっていう。

江崎:そうですね。ということだと思いますので、ぜひとも皆さん読んでいただければと思いますハイ。

倉山:ということで宜しくお願いいたします。江崎先生ありがとうございました。

3 件のコメント

    ただし

    2023年2月23日

     倉山よ、逃げられると思うなよ。
    ( ̄ー ̄)ニヤリ

    ただし

    2023年2月23日

     ゴロンさん、コメント、どうもありがとうございます。
    「絶望的に何を言いたいのか分からない。」
     全く同感です。
     ホントは言いたいことなど何もなく、また何も言えないクセに、何か言おうとするから、おかしなことになる、そんな感じでしょうか。
     倉山は、自分の本に権威付けしたいだけかと思います。何かスゴいへりくだっていて、倉山の権威主義が伝わる動画でした。

    ゴロン

    2023年2月22日

    ただしさん、文字起こしお疲れ様でした。
    絶望的に何を言いたいのか分からないのですが。
    それにしても対談相手が皆、倉山に似ている気がしますね。

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