1月2日午前9時頃、東京駅に無事到着。僕が当選したのは2回目のお出まし。お出まし自体の時刻は午前11時00分頃なのですが、参賀要領に書いてあった集合時間はその1時間半前の午前9時半…早起きが苦手な僕にはちょっと辛い時刻でしたが、何とか余裕を持って到着できました苦笑。因みに午前10時10分頃の1回目のお出ましに当選した人の集合時間は午前8時半でした…朝早い…。その他の回においても、お出ましの時刻の1時間20分前~1時間40分前に集合時間が設けられていました。
丸の内駅舎の壮麗な姿を背に皇居方面へ向かい、程なくして桜田門前に到着。これまでの新年一般参賀では、桜田門側からだけでなく、和田倉噴水公園のある交差点東(京駅丸の内中央口から行幸通りを真っ直ぐ行った先)からも皇居に入ることができましたが、和田倉側は一般参賀と同時に催されていた記帳の希望者専用の入口となっており、お出ましに当選した人の入口は、桜田門だけに限定されていました。
というわけで桜田門を通って皇居へ。門を通るとすぐに日の丸の小旗を配ってる団体に会ったので(普段は何してる方々なんだろう…?)小旗を一つ受け取ると、その先では宮内庁職員と思しき方々が、非接触型体温計を持ってこちらを待っていました。
話が大分逸れてしまいました…。そんな身なりの僕(※に詳述。秘密兵器1の正体が明らかに(^^)/)が近づいてきたわけですが、体温計を持った職員さんは、「あっ、マスクちゃんと着けてください」といった類のことは、言ってきませんでした。何の注意も受けないまま体温計測。何の問題も無く、通過。「手の消毒にご協力ください」と言いながら、アルコール消毒液が置かれた台を手で指し示す職員さん。ほんのちょっとだけ液を手に取って馴染ませながら先に進みました。
少し進むと、そこには受付レーンが10列程設けられていて、各レーンには「ア~ウ」「エ~カ」といった片仮名の五十音順の範囲が書かれた紙が貼ってありました。つまり、ここではメールに書かれた参賀の場所の片仮名ごとに受付レーンが分かれていたわけです。メールに書かれた自分の参賀の場所を再確認してから受付へ。保険証と参賀の場所が書かれたメールを見せたらすんなり受付完了となりました(参賀の要領や当選通知メールは必要だったのかしら…)。ちなみに、受付役の職員さんは、鼻と口を不織布マスクでしっかり覆った上にフェイスシールドを着けてました(厚労省のポスターを、ついでに見せたくなりました)。受付が済むと、安全ピンが付いた青色のリボンを渡されました。これを服や鞄の目立つ所に付けることで、受付を終えた参賀当選者であることを識別する形になっていました。僕も上着の胸の辺りにリボンを付けて先に進みました。
(次回に、続く)
文責 埼玉県 ジグソーパズル
※言い忘れてたことがあります。当日の僕の服装です。というより、マスクの着用の有無です。コロナ対策が日本世間に浸透して以降の僕は普段、コロナ君マスク(2代目)を着けて、それを顎まで下げた状態(「Infodemic」の文字が顎に来る形)で外を歩き、鉄道やバスにもこの格好で乗っていました。実質ノーマスクに等しいけど、マスクは顔に付いている…そんな感じです。これは「コロナ論」で学んだマスク着用の無意味さ或いは有害性を訴えるため、加えてマスク着用は自由であるべきという立場を貫くため、その一方でマスク真理教信者に会ってしまった時にすぐに口を覆って面倒なトラブルを防ぐため、そしてマスク世間に対して一応マスクを着用する意思はあるということをそれとなく伝えるため、このような格好をしています。マスクを一切着けてないと、マスク真理教信者に目を付けられて何されるか分からないし、マスクを正しく着けたらマスク世間に加担しちゃうし…苦渋の選択です…ご理解ください…。
参賀の要領にも、当然のようにコロナ感染予防のためにマスクを持参し着用することが求められていましたが、参賀当日も先述のような顎マスクで桜田門を通りました。実際問題厚労省は、「屋外ではマスク着用は原則不要」と呼び掛けています。参賀者は始めから終わりまでずっと屋外に居るわけで、くしゃみや咳をする時以外ならマスクは不要なわけです。しかしながら、これから出会う職員さんや同じお出ましの回に参加する参賀者の中に、マスク真理教信者がいる可能性はあるわけで、そういった人とトラブルにならないか不安ではありました。こちらがマスクで鼻や口を覆えば大人しくなる可能性が高いわけですが、一般参賀というのは皇室の方々に顔を見せて一緒に新年を祝う場だと考えていた僕からすると、顔の一部を隠しながら皇居を歩くのは失礼だと思っていました。故にできる限りマスクで顔を覆いたくなかったわけです。というか厚労省の呼び掛けに従えば、ずっと屋外に居る我々はノーマスクでOKなわけで、マスク真理教信者の感情に従う筋合いはないわけです。
そう考えた僕は、マスク真理教信者に出会った時のための“武器”を忍ばせていました。それが第1章で述べた秘密兵器の1つ目、厚労省HPに載ってる「屋外ではマスク着用は原則不要」と書かれた啓発ポスターの画像です
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kansentaisaku_00001.htm
これを相手に見せながら、「ここは屋外。近づいて会話しない限り、マスクは要らない」と身振り手振りで伝えれば、厚労省の紋所の効果も相まって真理教信者も引いてくれるだろうと考えたわけです。そんなわけで、僕は印籠代わりのポスターを上着に忍ばせて、実質ノーマスクで桜田門を通りました。
6 件のコメント
基礎医学研究者
2023年2月23日
基礎医でございます。いや、わざわざ告白いただき(^_^)、ありがとうございました。いや、そうですよね。本日は、天皇誕生日だったもので、「もしかして?」という変な期待をしてしまいました(;^_^A。いらぬ気を遣わせて、失礼いたしました。でも、記帳はしっかり行かれているので(しかも実質ノーマスク(;^_^A)、身近な尊皇心は発揮されていますよね。この連載、編集しながら楽しんでおります。
ジグソーパズル
2023年2月23日
基礎医学研究者様
あっ、ごめんなさい…実は⓪のコメントも①のも、家から送りました(汗)。家のPCで件のコメントを送ってから家を出て、交通機関を乗り継いで(実質ノーマスクで苦笑)皇居まで向かった、ということです…臨場感が無くて、何か、ごめんなさい…(汗)。
基礎医学研究者
2023年2月23日
基礎医でございます。ジグソーパズルさん、この返信コメントって、⓪のほうのコメントとか見ると、皇居に記帳に向かった先からなのですよね。いや、すごい臨場感です(^_^)。「ダンケー」の方々に、まずはこのような素朴で身近な行動を聞かせてあげたい感じでございますね。本日も続きをアップしますので、よろしくお願い致します。
ジグソーパズル
2023年2月23日
原作者です。
れいにゃんさん
ありがとうございます。なるほど、あの日出会った方々はボランティア団体の方々だったのか。その大元?にいるのが国旗協会…覚えておきます。
基礎医学研究者さん
ありがとうございます。いやぁもう…コロナ禍への鬱憤が…申し訳ないです…。皇室に関してはもう少し後になりますかね…何卒ご了承の程宜しくお願い致します…。
基礎医学研究者
2023年2月22日
(編集者からの割り込みコメント)まず、れいにゃんさんへ。”へ~そうなんですか!”自分、いままでてっきり宮内庁から配られていると思ったのですが、ジグソーパズルさんのレポートを見て、”怪しい団体”が配っているのかと、思っていました(ライト寄りの団体が( ̄▽ ̄;))。でも、もう少し普通の団体なんですかね。勉強になりました。
次に、ジグソーパズルさんには、今回も読みごたえのあるレポートありがとうございました。たしかに、コロナ禍の描写に力が入るのは、理解できます(これは、これで面白いです)。ただ、自分編集していてやはり、「皇室」のことが読みたいな~という希望がありましたので、「コロナに関わる熱い描写」の構成を少し変えましたことを、この場を借りてお断りしておきます(悪しからず)。でも、秘密兵器1のなぞが解けて、それはよかったかと(^_^)。次回を楽しみにしております。
れいにゃん
2023年2月22日
無事に第一関門突破しましたね!入口は桜田門でしたか。
あの小旗は『国旗協会』という団体が、いくつかのボランティア団体を通して配っているらしいです。私が行ったときは大きな声で叫んでいる人もいて、最初怖かったですが…。結構やることがあるので、1時間半はあっという間に過ぎそうですね。