【現地報告(連載最終回)】一般参賀④~そして、敬宮愛子さまにときめいた!

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しばらくすると、「天皇陛下からお言葉がございます」のアナウンス。参賀された方々がそれぞれ小旗を降ろしてお言葉を伺う準備をする中で、それを聞いた僕は小旗を降ろしながら、上着に忍ばせていたもう一つの秘密兵器(※待ってました~\(^▽^)/!)を取り出しました。それは、

「敬宮様こそ日本の未来!」と印刷したA3サイズの紙。

これを、文字が皇室の方々に見えるように、かつ後ろにいる人の迷惑にならないように、自分の胸の辺りに掲げました。陛下からのお言葉を伺いながら、真剣かつ静かにアピールしました。

こうすることで、

我々国民は皇位継承の課題についても関心があります、両陛下の実の娘である敬宮愛子内親王殿下が皇位を継ぐことこそが、日本を未来に繋ぐための最大最強にして唯一無二の術であると考えています、娘・女性であるが故に立太子・即位できないことも分かっています、その法的課題を解決すればその道が開けることも分かっています、我々は味方です、皇室典範改正に向けて共に戦いましょう…

ということのアピールになると思ったのです。ノーマスクで目立つ顔になったことに加え、人数制限によって人同士の距離はスカスカ。そんな中で黒色の文字を記した白地の紙を掲げたわけですから、恐らくベランダにもこの言葉が伝わったと思っています。

「ノイジーマイノリティばかりが目立ちますが、我々国民は陛下と同じ気持ちです、性別がどちらであろうと男系であろうと女系であろうと、天皇を戴く気持ちに変化はありません、大多数の国民が双系継承に賛成しています、どうかこの国民の心を忘れないでください…」

そんなことが少しでも伝わればいいなと思っております。

さて、そんなアピールばかりしてた僕ですが、お出ましになった皇室の方々のこともしっかり拝見してました。その時気になったことが、敬宮愛子殿下のお姿と皇室の方々の立ち位置でした。

僕は小室眞子さんと同い年の平成3年生まれで、愛子さまの10歳年上です。愛子さまが幼稚園生の時、運動会で同級生の活躍を笑顔で応援していた映像がニュース番組で放送されてて、それが未だに印象に残っています。また初等科時代の愛子さまが一時期、乱暴な同級生の影響で不登校となっていたことが騒がれましたが、僕自身不登校だったもので、その報道に接して心配になったことも覚えています。様々な報道に接することでその成長を見守ってきた愛子さまが、今こうして皇居のベランダに立ち、優しさを湛えた眼差しで我々を見守ってくださっている…そのお姿を拝見して、「立派になったなぁ…」とその成長ぶりにしみじみしたのと同時に、成年になられたばかりなのに佇(たたず)まいがとても落ち着いてて、既に皇族としてのオーラを身に纏ってるなと感じました。30代になった今でも人前に立つと落ち着かなくなる僕とは大違いだなぁと、自分の小ささが恥ずかしくなりました(汗)。今思えばこの時の僕は、愛子さまに「ときめいて」いたのだと思います。これからもこうして愛子さまが国民を見守るお姿を見続けたい皇太子、天皇、上皇となった愛子さまに見守られたい…そう思いました。

そしてもう一つ気になったのが皇室の方々の立ち位置についてです。天皇経験者である上皇陛下や皇嗣である秋篠宮殿下よりも、天皇皇后両陛下に近い位置に立っておられたのが敬宮愛子殿下だったわけで。これにはやはり何かしらのメッセージがあるのではと感じざるを得ませんでした。

確かに家族単位で集まって並んでるだけだと見ればそれまでですが、この時の僕は、「これは何かを伝えるためなのでは…?」と思っていました。天皇皇后両陛下のすぐ横に愛子さまを立たせることで、「いずれは我が娘に皇位を継がせるので、国民の皆さん宜しくね」と、暗に伝えているのではないか…加えて、「現行の皇室典範では、女性皇族は即位および立太子できないし、宮家の当主になれないので、国民の皆さん、分かってますよね?」と暗に説得してるのではないか…

そう考えていました。まぁ都合の良い解釈でしかないのかもしれませんが…。

とまぁこんな感じで、アピールしたり立ち位置などが気になったりしていると、衝立の奥の引き戸が開いて、皇室の方々はお部屋へと戻られていきました。戻られる様子を見届けた後、我々は参賀の場所の片仮名に合わせて再び列を成し、入城時と同じルートで(二重橋を渡り正門をくぐり正門石橋を渡って)皇居を退城しました。僕は日の丸の小旗と秘密兵器を上着にしまいながら宮殿東庭を後にしました。勿論ノーマスクのままで。その時に3回目のお出ましに当選された方々とすれ違ったのですが、リボンの色が違っていました(確か黄色か黄緑色)。正門石橋を渡った後は、右に曲がった後すぐに右に曲がり、凱旋濠を前に見る形で進み、突き当りで左折して(桜田門のある方とは反対方向)から右折して、祝田橋交差点に向かう動線になっていました。

以上が僕の新年一般参賀レポートです。無事に何も注意されることなく、実質ノーマスクを貫きながらお出ましを拝見することができました。全体的な感想としては、日本国および日本国民の現実と未来に想いを馳せる参賀になりました。歴史の長い天皇という権威よりも、曖昧な世間を気にしてマスクが手放せない国民と、そんな情けない国民にも寄り添う皇室…こんな国民に皇室を戴く資格があるだろうかと、嘆かわしい気持ちになりました。女性皇族および女系(女性皇族の御子様)皇族にも、皇位継承資格および宮家当主の継承資格を認めるべきであり、敬宮様が立太子すれば多くの国民が歓喜するでしょうけど、果たしてこのままでいいのだろうか、国民はもっと皇室について考えるべきではないか…そう思いました。

「いつまでも、あると思うな、親と天皇」…字余り(苦笑)。

後書き)
以上で僕からのレポートを終えます。少しずつ記憶が曖昧になっていく中でここまで記録するのは難しく、YouTubeに上がってるお出ましの様子を収めた動画を参考にして、その日を思い出しながら書き留めていました。気付いたら凄く長くなってしまいました(汗)。自分で書いたものなのに、こんな長いレポート読んでくれる人いるのかな…と思っているのですが、最後まで読んでくださったのなら嬉しいです。少しでも何かを感じてくださったのなら、何かの参考になったのなら幸いです。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

―――レポート終わり―――

何かご質問がございましたら、コメント欄にお寄せください。僕の目に留まり次第、可能な範囲でお答えします。何卒宜しくお願い致します。

(※)何かご質問がございましたら、コメント欄にお寄せください。僕の目に留まり次第、可能な範囲でお答えします。何卒宜しくお願い致します。

文責 埼玉県 ジグソーパズル

3 件のコメント

    ねこまる

    2023年2月26日

    超、羨ましいレポートありがとうございます。
    文章に纏めるのは、大切な事ですね。ときめき、が波及して、こちらもときめきを感じました。
    もし、自分も参加する事ができたら、ジグソーパズルさんのレポートを参考にしますね。

    基礎医学研究者

    2023年2月25日

    (編集者からの割り込みコメント)連載、お疲れさまでした。まず、個人的には、もう1つの秘密兵器のことが気になっていたので、それが明らかになったのがよかったですね(^_^)。で、今回はまさに、”恋闕(れんけつ)の男”を体現するジグソーパズルさんの描写が、迫力ありましたね。そして、愛子さまの立ち位置については、これはジグソーパズルさんにあえて聞いておきたいのですが、自分は画面越しに見ていたときに感じていたのは、「愛子さま」は天皇・皇后陛下のお子様だから、やはりあの位置が自然と感じていたので、特に気になりませんでした(そこには、ジグソーパズルさんが描写されていたメッセージは内包されていた、と思っておりました)。だけど、一般参賀を見慣れている方にとっては、やはり立ち位置は気になるものなのでしょうか?後に難癖つけたクミコの「妄想」は論外ですが、天皇系の直系から近くなるのが、国民一般にとってもごくごく自然と感じましたもので

    ダダ

    2023年2月25日

    楽しく読ませて貰いました(^o^)
    秘密兵器を実行する勇気が凄いです!
    ジグソーパズルさんのメッセージは、皇室と共にある国民を体現していますね。きっと届いていると思います。

    皇室は男系カルトだらけの国会議員を何十年も見てきて、不安や焦燥を覚えているはずです。

    私は皇統問題について陛下がお気持ちを表明してもいいと思っています。
    それは政治には繋がらないし、統一協会の支援を受けている男系固執派が、皇室典範改正に着手しないことこそが政治的です。

    皇室の願いは愛子天皇の実現。
    私たちで声をあげていきましょう!

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