(編集者より)
昨日、読売新聞の朝刊4面に、この新聞としては珍しく「皇位継承議論」に関する記事が掲載されましたが、それは私見では、今後行われることになる国会での議論に水を差すようなものでした。しかしながら、この記事を「愛子天皇への道」サイトで紹介しますと、それに対してすぐに反応する形で、しっかりした意見・コメントを送られた方がおられましたので、以下に紹介していきます。まずは、maruさんです。
読売新聞に意見・感想を送りましたので、共有させていただきます。
3/6【皇位継承論議、唐突な首相呼びかけに自民戸惑い「統一選前に党内二分する議論避けたい」】について
読売新聞さま
3/6【皇位継承論議、唐突な首相呼びかけに自民戸惑い「統一選前に党内二分する議論避けたい」】を拝見しました。
まず、自民党内で皇位継承問題を議論する事に戸惑いの声があがっている件について、報じていただき有難うございます。本問題に関する政治家の怠慢ぶりが一般的に知られる事は、我々国民の権力監視への注意喚起ともなり、大変良い事だと思います。少し付け加えるとするなら、記事には”1年進展せず”とありますが、女性・女系天皇及び女性宮家創設への議論という意味においては、10年以上ものあいだ進展しておりません。また上皇陛下が安定継承への思いもあり、天皇を退位されてからも4年ほど経ちます。
皇室の方々の思いを忖度するのであれば、岸田首相の呼びかけに応じて、安定継承への議論を一刻も早く始めなければなりません。それが「党内を二分するような議論は避けたい」等と未だに自分の食い扶持だけを心配している議員が自民内の大勢という事には、ただただ呆れ返るばかりです。そんな政治家など何の役にも立ちません。役立たずではありますが、残念ながら即刻クビにする事もできませんので、貴紙には彼らの尻を叩くような危機感を持った論調を望みます。その結果、我々国民側の危機意識も高まり、政治家連中が動かざるを得ない状況を作り出すことができれば良いと考えます。
また、自民も自民ですが、他の党も似たり寄ったりであり職務怠慢といえます。所謂”門地による差別”にあたり”憲法違反”である「旧宮家系男系男子皇籍取得」を是とする維新の意見に賛成はしかねますが、議論を進める意思がある点では評価できます。
貴紙には引き続き本問題について進捗状況を追っていただき、政治家連中に議論を活性化させるべく、危機感を持った論調に期待しております。
東京都在住 maru
2 件のコメント
基礎医学研究者
2023年3月7日
(編集者からの割り込みコメント)自分が知る限り、maruさんのレスポンスはすごく早いと思います(なので、先鋒を務めていただきました)。自分、個人的には、maruさんの論破するときと新聞意見投稿のギャップのすごさ( ̄▽ ̄;)がおもしろく、編集しているときに、結構のってます(^_-)-☆。という余談はさておき、maruさんも良いところはよい、悪いところは批判的にというpointは押さえられていると読んでいて思いますので、新聞社には確実に伝わっていると、自分は信じます(抗議みたいなのは響かないらしいのですが、きちんと書いたものは伝わるようですね。特に、複数人からくると)。そして、読売新聞は普段「皇位継承議論」を扱わないくせに、こんな記事出して水を差されると困るので(パワーは大きい新聞社なので)、やはり言うべき時期にきちんと伝えることが大事ですよね。
ともあれ、maruさんの言われることはまったくその通りで、まさに継続は力なり、自分も信じるものです。
maru
2023年3月7日
取り上げていただき有難うございます。
自分が書くものについては、あとから見ると勉強不足・認識誤りがあったり、「あそこ、もう少し強めに言っときゃ良かったかなぁ…」とか、「構成がごちゃついてるし、無駄に長いな(^_^;)」とか反省しきりです。
とはいえ、それほど芯を捉えたものが書けなくても、レスポンス良く、いくつかのポイントを押さえて投稿する事ができれば、新聞社に対しての効果はあると信じています。
ゴロンさん、基礎医さんの投稿は大変勉強になりますし、本サイトの記事・コメント等も参考にしながら、引き続き意見投稿を続けていきたいと思います。