「岸田首相の呼びかけへのありえない反発」に対する反論(2)

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(編集者より)
続いては、コロンさんからの読売新聞の3/6付け記事に対する反論です。単なる誹謗中傷ではなく、このようなしっかりした意見・コメントの投稿は、新聞社には響くと思います(それが、たとえ批判的な内容であっても)。

私も読売新聞社に意見を送りました。

 標記の記事、安定的な皇位継承の国会での議論の件を取り上げて頂き、ありがとうございます。だだし、タイトルからも伺えるように、この記事は、岸田首相の「安定的な皇位継承策の検討を急ぐように求めた」発言が、首相のスタンドプレイだったような印象を与え、貴社自体がこの議論をさせたくないと考えていることが透けています。「具体的な指示は何もない」などとほざいている議員は不要です。自分で考えて行動しなくてどうするのですか。
 この問題は日本の国体の維持に直接つながる問題であり、「党内二分する議論」なんて蛸壺の中の小さい問題ではないのですよ。
 おそらく自民党の議員ですら、ちゃんと国会で議論すれば、「女系天皇公認」にせざるを得ないということを解っているのでしょう。貴社もそのことを理解されていると思いますが、如何でしょうか。
 維新の会が議論を開始すべきだと言っていることは評価できます。しかし、彼らが「旧皇族の男系男子を皇籍に復帰させる案を評価する意見書を国会に提出し、皇室典範改正を主張した」ことは180度間違っています。
 「旧宮家の男系男子の皇籍取得(初めから国民なので「復帰」ではありません)」は憲法第14条の「門地による差別」にあたり、憲法違反です。旧宮家の子孫は生まれ落ちたときから基本的人権を100%有する国民です。憲法14条の「門地」は、華族、公卿、諸侯などの子孫といったような封建的、特権的な身分を意味するのです。まさに、旧宮家の子孫のことを言っているのだから「旧宮家の男系男子」は特別な存在な訳がないのです。そんな憲法に反する皇室典範の改正などありえません。
 これから、岸田首相が発言したように、安定的な皇位継承について、国会でオープンな議論が始まれば、「旧宮家の男系男子の皇籍取得」が憲法違反であることが間違いなく明らかにされます。その上で、早々に令和3年の報告書に見切りをつけ、平成17年の報告書を復活させて、それをベースに議論を進め、皇室典範改正により、女系天皇への道が開けることを心から願っています。愛子皇太子が誕生することになれば、様々な要因で閉塞した日本に、爆発的に明るい光が灯ることになると思います。
 読売新聞社様も、いい加減、これまで主張してきたことに対するプライドや面子を捨て、現実的に、日本の国体を守るにはどうすればよいか、真剣に考えれば、自ずと答えが出るはずです。是非、愛子皇太子の誕生に向けた世論の形成に一役買って頂ければ嬉しく思います。よろしくお願いいたします。

千葉県在住 ゴロン

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