(編集者より)
前回、倉山が噴飯物の“まとめ(# ゚Д゚)”をしましたが…大変申し訳ありません<(_ _)>。ある意味、倉山という人の人となりがもっともよくわかる、君塚氏への言及の部分をスキップしてしまいました(サトルさん、ご指摘ありがとうございました)。順序が若干前後しますが、ここに掲載します。では、どうぞ(_ _)>
続き。
第四回ヒアリングから。
「君塚直隆氏(歴史学者 女系賛成、復帰反対)は、大前提として立派な学者であり歴史学者のお手本のように言われている人です。……」
「……ただし、「イギリス王室が好きすぎて」という人です。」
「日本の皇室はとにかくイギリスみたいになれ、と常々おっしゃっています。……」
「君塚氏に関しては、イギリス王室が好きだからそう言ってるだけだ、という目で見る必要があります。そういう偏見を持っている人だと思って話を聞かなければいけません。」
はい、みなさん即座にお気づきのように「倉山の偏見」です。
白状好きな倉山。
「さて、発言の原文です。……」
あら、今までは「原文」ではなかったと白状したのかな?
「『絶対的長子相続制』を適用し、皇位継承順位を定めていくべきである」と言っていますが、これはイギリス王室に倣え、と言ってるだけです。皇族の養子縁組の可能化に関しては賛成していますが、よく見てみると、「現在の内親王、女王に『宮家』を創設していただ」いて、という話であり、旧皇族の皇籍復帰には反対です。絶対の基準がウィンザー朝で、日本の伝統などはどうでもいい、とにかくイギリスみたいになれということで、その根拠は何かと言えば、君塚氏がイギリス王朝を好きだからというぶった切りで終わりです。(注……本当にこれで終わってます。原文が一行のみって、あーた。)
最低だな倉山。
ぶった切ってるのは、倉山だろ?
読者舐めてんのか?まさか「倉山的には、ぶった切りで十分」という意味合いか?
さて、幸いなことに……倉山にとっては不幸なことに(嗤)、手元に君塚氏の著書が……。
「立憲君主制の現在 日本人は「象徴天皇」を維持できるか」(新潮選書 2018年刊)より
はじめに……P9より。
「……、まず第Ⅰ部では、人類のこれまでの歴史のなかで立憲君主制が形成されてきた過程を、主にはイギリスの歴史から繙いていく。イギリスを中心に検討する理由は、なによりまず著者がイギリス政治史を専攻していることにもよるが、ヨーロッパ大陸や戦後の日本にとって、イギリスの君主制こそが「立憲君主制の鑑」として理想化され、それぞれの君主制のあり方にも影響を与えてきたからである。」
「第二次大戦後に、今日の日本国憲法の原案を作り上げていく上で、GHQの担当者たちが日本の天皇制を存続させるために参考にしようとしたのが、他ならぬイギリスの立憲君主制であったと当時の状況を詳しく知る研究者は述べている(参考文献あり)」
「その意味でも、イギリスで立憲君主制が形成されていった歴史を知ることは、現代の日本人にとってもきわめて重要となってくる。(中略)そして最後に、これら諸外国における君主制の歴史と現状とが、現代の日本の天皇制に与える影響についても考察しておきたい。」
「読者の多くにとって、二○十六年八月八日に今上天皇がその「おことば(正式には、「象徴としてのおつとめについての天皇陛下のおことば」を、テレビを通じて国民全体に伝えた姿……(中略)……「立憲君主制とは何か」を考えることは、今日の私たち自身を考えることなのである」
さらに……
終章……P272より
「……立憲君主制の存続は、君主自身の個性にも基づいてるが、その君主を取り巻く側近や政府、さらには国民が、この制度の優れた特質を理解し維持しようとする「成熟した」環境にある限り、二十一世紀の今日においても充分に保証されているのではないだろうか。……」
「……もちろん君主制のあり方は一様ではなく、国や地域、さらには時代によって異なってこよう。……略……タイを近代化に導いたチュラロンコーン大王が「ヨーロッパで小麦が栽培されているのと同じやり方で、タイの土壌で米を育てることなどできない」と述べたように……」
「……日本の皇室にも独自性の文化、伝統に根ざした君主制のあり方を模索する必要がある。……」
「それでも、そのような新しい時代の風を敏感に感じ取るのは、つねに「国民と共にある」ことによってのみ可能となろう。……」
「……その意味でも、二○十六年八月八日に明仁天皇が国民に伝えた「おことば」の最後の一文は、二十一世紀にあって「象徴天皇制とは何か」とともに、「立憲君主制とは何か」をも明確に示してくれるものかもしれない。」
……国民の理解を得られることを、切に願っています。……
倉山よ、「恥を知れ!」
この他にも君塚氏の「立憲君主制……」はとても示唆が多く、名著です。男系男子に拘った国が滅んでいく様も詳細です。倉山の「ど素人」な見解も白日に。
邪推ですが(笑)、
「なぜ倉山は、君塚氏を罵倒するのか?」が良くわかる気がします。
今日はここまで
※もちろん、君塚氏の著書は参考文献も明示(20頁以上、英語文献もあり)で、なんと1,400円(税ぬき)。倉山皇室論……1,700円(税ぬき)です。
金返せ倉山 (^_^)。
文責 東京都 サトル
4 件のコメント
サトル
2023年3月24日
京都のSさん
本当に倉山はサイテーかと思います。
君塚氏の著書は、特にイギリス関連は非常に知的興奮を覚える良書多数です。
またゴー宣で物議を醸した「(某議員による)匍匐前進発言」の場にも、倉持師範司会、小林先生、高森師範、矢部万紀子氏と共に会場におられました。(奇しくも私もいましたが……)
ただ、あえて苦言を言えば、君塚氏は週刊新潮での「眞子さまバッシング」に加担(私はそういう印象を持ちました)したことは、残念至極ではあります。
サトル
2023年3月24日
基礎医さん
お忙しいなか、即時対応ありがとうございますm(_ _)m
……思うに、かえってこのタイミングが『ベストタイミング』のような気が致します(笑)
京都のS(某華道王子とは無関係)
2023年3月24日
サトル様、お疲れ様です。
倉山は、権威の付いた学者(君塚氏etc.)に対しては諂いながら論じ始め、合わない部分については搦手から難癖を付ける(イギリス好きすぎじゃんww)というウイークスタイルを取り、権威の無い有象無象に対しては只管ウザったく絡むというストロングスタイルを取ります。本当にサイテー野郎ですね。
君塚直孝氏の本が良書であることは分かりました。
基礎医学研究者
2023年3月24日
(編集者からの割り込みコメント)まず、おわびを。この君塚氏の項目は非常に重要だったので、今回は1日2回になりますが、連続掲載しました。しか~し。この連載を続けていたら、著者のご本人がついに耐えられなくなり(逆ギレ)、とんでもないツイートをされたようですね。そうすると、この連載もボディブロー的な効果はあったような気がしてきました。