【連載】倉山満の新著「決定版 皇室論」を斬る! (その34)

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(編集者より)
サトルさんとも直接お話しして確認しましたが、正直この倉山本、「皇室論」といいながら、「皇室の弥栄」という感覚がすっぽり抜け落ちている(本来はありえない)「皇室論」なのではないかと( ̄▽ ̄;)?。ただ、こういう作業の意義をお互いに確認できているので、このまま続けます。では、どうぞ<(_ _)>

もう既に倉山は火だるま、

さらに延焼したらしく、あちこちで火の手があがってるようですが、自分でこんな本……「倉山 皇室論」出さなきゃ少しは燃えかたも違ってたでしょうに……。有毒ガスは相変わらずだが。

P165
「皇室において大事なのは、「先例、男系、直系」です。先例が歴史として積み重ねられて、伝統となります。……略……しかし、直系を男系に優先させる議論は本末転倒を通り越して、日本の歴史の破壊です。」

あいかわらず「先例、男系、直系」の繰り返し。理由はと聞けば(読めば)「だって先例だし、先例が歴史だから」の繰り返し。

舐めた仕事してるよねぇ?

165ページかけて、その1行、それしか言ってない。
なにが「決定版」か、さっぱりわからない。

偉そうに「補講」するまえに、倉山自身「補習」受けた方がよくないか?それにだ。君を信奉した「長島衆院議員」は「傍系主義」とか言い出したぞ?

倉山サン、すぐにでも長島議員を説教しないと。
彼、「読めてない(しっかり(空気を読んでる?))」ですよ(嗤(わらい))

ま、まさか……オッケー?

「どうして愛子天皇を誕生させるまでして、今上陛下の直系を守りたいのでしょうか。男系よりも直系を重視すれば愛子天皇の後には、今上陛下の子孫に皇位継承させるための困難があるだけなのです。」

また「墓穴」掘ったな倉山?

これは「見逃さない」ぞ。

「……今上陛下の子孫に皇位継承させるための困難があるだけです。」

これはどういう意味だ?

「どういうつもりで言ってる?」

何度でも、何十回、何百回でも聞いてやる。

「どういうつもりで言ってる?」

愛子さまに、たとえ「男子がお生まれになっても」、そのお子様は直系でないと?

だとしたら、おまえの「直系の定義」はなんなんだ?

P166
「現在の皇位継承順位でいけば、今上陛下の後は年齢的に申し上げて秋篠宮殿下にいくかいかないかというところで、次の世代としては悠仁親王が天皇に即位されることは確定しています。……」
「……その後は、秋篠宮家が皇位の直系となります。」
「……直系を重視すれば……今上陛下の子孫に皇位継承させるための困難があるだけです。」

その後すぐに、

「……悠仁親王が天皇に即位されることは確定しています。その後は、秋篠宮家が皇位の直系となります。」

何を言ってるんだ?倉山……。
(お前の言う)今上天皇の直系の困難さと、秋篠宮さまの直系の困難さ……
「何が違うんだ?」
気づかない?うちに、「本心」が出てしまったな、倉山。「どうして愛子天皇を誕生させるまでして今上陛下の直系を守りたいのでしょうか?」

倉山、逆に聞く。

「どうして秋篠宮家の直系に拘る?」
皇室は「女性蔑視」で構わない……と?
上皇陛下、今上陛下については、ここまで(165P)、ほぼ完全に「おことば」すら、取り上げないのは、

「なんでだ?」

まさか……。
つづく。

7 件のコメント

    ただし

    2023年4月17日

     いつも、大変な作業、お疲れさまです。
    m(_ _)m
     倉山は直系と男系をゴチャ混ぜにしているのですね。男系に拘りたいがあまり、「直系」という言葉の定義を無視しようとして、論理破綻を起こしている。
     誤魔化すと、「学問」は出来ませんね。

     何故「先例」に拘ったのかを具体的に言えなければ、「先例」は理由にならない。やっぱし結論ありきで論理構成は出来ないと、身を焦がして証明してくれるのが、この人ですね。
     一人キャンプファイヤー・倉山満。

    サトル

    2023年4月17日

    mantokun さん

    私のなかで、ぜひ会ってお話が聞きたい方の筆頭がmantokun さんなのですが……。ニアミスして、ちと残念です。

    基礎医さんもコメントされてるように、「建設的な議論をする」ことが重要かと思います。私見では、建設的……とは未来へ繋がるものです。だからこそ、「ザ・議論」に於いて、小林、井上両氏が(意見の相違がありながら、また真っ向から対立の箇所もありながら)「楽しかった」と昨日の冒頭での発言に繋がったのではないかと。

    だって「議論」と「未来」を信じてますからね。先例カルトとの違いです。

    今回のパート部分は、もちろんダンケーの主張によれば、何度も「男系、直系……」の優先順位なんだから……と言ってるじゃないか……と、せせら笑うのでしょうが(笑)、ただただ、軽蔑と共に、「昭和天皇から今上陛下」までへの、「ダンケーのお考え」は是非ともはっきり表明されれば?と思っています。

    玄孫クンは、「それを避けるための」、子供の生存率……なるすり替えや「(当時の)陛下が、言っちゃったんだから……(朝生での、生前退位のテーマの際、嗤いながら。)」、施氏の「(悠仁さまを)拐って育てたい」発言に繋がるかと(御学問所の設立も根っこは同じ発想)。

    男女平等……もすり替えですし。
    明確な「女性蔑視」
    皇室への侮辱、見下し……だと思います。

    基礎医学研究者

    2023年4月17日

    >mantokunさん
    基礎医でございます。いえ、とんでもありません。わたしたちの奈良道場に続いてお会いできてよかったと思っております(*´艸`*)。また、そのときに運営メンバーの1人ふぇいさんを紹介できてよかったと思います(かれも、喜んでおりました)。mantokunさんには、「愛子天皇への道」サイトに、コメントおよびブログ掲載などで、多大な貢献をいただいておりますので、引き続きよろしくお願い致します(m_ _m)。

    それで、サトルさんを差し置いて話を進めてしまいますが(;^_^A、確かに昨日の10番勝負の3番と、「ダンケー」の方々の放言(というか妄言)には、根本的な違いがありますよね。それは、「建設的な議論をする気があるのか!」ということかと、自分は思います。昨日の10番では、自分の理解では小林先生と登壇された井上達夫先生、および菅野さんの間では見解が一致していない部分があります(少なくとも、私はそう理解しました)。でも、明らかにある命題に対して「前に進めよう」という信念のようなものが感じられるかと。一方、今回の連載でいくと
    mantokunさんのいわれるように
    「どうして愛子天皇を誕生させるまでして、今上陛下の直系を守りたいのでしょうか」って…(唖然)
    これが、すべてだと思いますが、結局「ダンケー」の人って、「皇室の弥栄」など1mmも考えていないから、このような侮蔑的な表現がでてくるのでしょうね。サトルさんの言葉をかりると、「現皇室」の否定にもつながりますね。
     いずれにしましても、”愛子さまを皇太子に!”ということを心から望んでいる”心ある国民”は確実におりますので、そのためにも、7月開催の「愛子さま祭り」に向けて尽力していきたい!と、改めて思った次第です。

    サトル

    2023年4月17日

    基礎医さん
    (私信ですが)
    実際に顔を見て話す……のは細かいニュアンスの確認もしやすいですし、また疑問確認もしやすいな……とあらためて。
    で、さらに「新しい視点」がその場で生まれ、すぐに共有できるのは、実に楽しいことかと。

    …………
    個人的なこの本に対する疑惑は、
    ・先例破り?の聖武天皇へのこだわりと断罪。
    ・「悠仁さまのお子様(男子)の誕生にて、くにまもりが……」との記載。
    ・上皇陛下、今上陛下の「おことば」にウェイトを(現時点で)まったく置いていない。
    ・「継体天皇は女系で補い……」の一文。
    等々から、
    「あぁ……そういうつもりなんだな……」と思う次第です。
    安直な「ミステリーの謎解き?」ですが(笑)
    どうも私には、倉山本読むために必須?な「倉山(ダンケー)アダプター」は脳内にないようです(笑)
    ゴメンね、倉山チャン(嗤)

    mantokun

    2023年4月17日

    基礎医学研究者様、昨日は遅れて入場した私にまでお声がけくださり、ありがとうございました。昨日はプレお話し会も盛り上がっていたようですね♪
    こちらのサイトでは必然的に、男系派の無礼かつ非常識な論理破綻しまくったアホウな文章を読む機会が多いためか、昨日は道義が通った論理明快なお話を生で聞くことができてスッキリしました。

    しかし、
    「どうして愛子天皇を誕生させるまでして、今上陛下の直系を守りたいのでしょうか」って…(唖然)

    倉山は天皇陛下(および皇后陛下)をいちいち侮辱しないと気が済まないんですかね?秋篠宮家や悠仁様を尊崇してるように見せかけて、悠仁様に女子しか生まれなかったら、また「どうして今上陛下の直系を守りたいのでしょうか」とか侮辱するんでしょ。その頃にはもう自分はこの世にいないからどうだっていいと考えてるとしか思えません。本当に男系派ってのは女性蔑視と天皇陛下、皇族方への見下しが極まってますね。

    基礎医学研究者

    2023年4月17日

    (編集者からの割り込みコメント)(まず、私信のようで申し訳ありませんが)、昨日(のオドレら十番勝負の3で)は情報交換できてよかったです。やはり、対話の場は志を同じくするものにとっては重要、と改めて思いました。さて、今回の「直系」の定義、噴飯物であることは充分予想できますが、サトルさんの問いかけはとても重要であり、例えば倉山塾の方々はこの部分を素直に受け入れられるのかどうか?は、大変気になります。もしも、国会の場でこのような説明がでてきたときの世論の反応はとても見物です(ある意味、長島昭久議員には期待です(*≧∀≦)q)。だから、こういう方が言い出す反論は、「そんな必要はない!」なのでしょうね。自分は、今回を読んでそのように思った次第です。

    京都の(サタンのSじゃねーし)

    2023年4月17日

     いつもお疲れ様です。   (出張論破)
    屑山マン@ゲロ嘔吐スタイル「……直系を重視すれば…今上陛下の子孫に皇位継承させるための困難があるだけです…」
    尊皇派「女系を含む双系継承を正当とするための典範改正という制度的なものだよな?国会マターだから確かに困難を伴うわな!」
    屑山マン@ゲロ嘔吐スタイル「…悠仁親王が天皇に即位されることは確定しています…その後は、秋篠宮家が皇位の直系となります」
    尊皇派「え?まず傍系(秋篠宮)に移るの?で、そこから始まる直系って言ってみれば新王朝じゃなくね?」

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