【連載】倉山満の新著「決定版 皇室論」を斬る! (その33)

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(編集者より)
倉山については、当サイトにおいても、ふぇいさんのお言葉を借りると、“ジョジョに安定的に”おかしくなっていることが伝わってきますが、当連載のこの継続性も少しは貢献していたりするのでしょうか ( ̄▽ ̄;)?サトルさんの今回のぼやきはいかに?では、どうぞ<(_ _)>

「男系は直系に優先するのが皇室の伝統(# ゚Д゚)」

ため息が出る小見出しですが、まあ、聞いてみましょう……。

「もとより、秋篠宮から皇位継承権を取り上げて良い、または取り上げるべき理由などありません……」

…だからね……、「そんな話はしてないし、そんなこと考えつくのはあなたたち」。順位が変わる……と言ってるの。

愛子天皇待望論については、秋篠宮バッシングの風潮に乗って「愛子天皇の誕生を」「女性天皇の容認を」と言ってるだけであり、そこに他の理由はありません。

あのね。論理展開も飛躍してるし(というよりもデタラメ)、「時系列」すらメチャクチャなんだが。

それに、「……だけであり……」なら、

なぜそんなにムキになる?

なんなら印象操作までして。頭が悪い理由を述べて右往左往してるのは、君たちダンケーだよ?

「菅義偉内閣が召集した「天皇の退位等に関する皇室典範特例法案に対する附帯決議」に関する有識者会議が最も重視した大前提は「男系男子による皇位継承」です。」

だ~か~ら!

勝手に前提を変えるなよ。自覚はあるんだろ?わざわざ「大前提」と言い出して。
君はいつもそう。あとからあとから前提を変える。

で、辻褄があわなくなって、わめき散らす。

「悠仁殿下がお生まれになる前ならともかく、今は立派に御成長されているのですから、議論の余地なしです」

あのね。「議論の余地なしです」と、勝手に決めてるけど、「大人の世界では」、

それを「逃げる」というの。

それに依然として、皇室の危機は変わらないの!
ちゃんと「平成の報告書」読んだ?
読んだ?のに、「一切触れない」のは「なぜ?」

「また」誤読かな?

「有識者会議報告書の「皇族数確保の具体的方策」に挙げられている三方策は、……」
「……①内親王 女王が婚姻後も皇族の身分を保持することとすること。②皇族には認められていない養子縁組を可能とし、皇統に属する男系の男子を皇族とすること。③皇統に属する男系の男子を法律により直接皇族とすること。」

(脱力感……(:3」∠))

①はね、皇族の身分は保持なのに、皇位継承権はないし、夫や子供は皇族にならず、一般国民のままにする……という内容なんだけど、隠すのはなんでだ、倉山?

そんな案が、

なぜ「皇位継承の安定」に寄与するんだ?

勝手に前提を変えるから、こんなことになる。

い、い、い?

「安定的な皇位継承を確保するための諸課題、女性宮家の創設等について」検討するのが、有識者会議の「目的だった」はず。なぜなら「皇位の安定的継承のために……」が、その大目的だから。

それを勝手に変えてるから、「逆賊」だと言っている。

皇室の願いを「勝手に変えるな」

バジョットを、引用したがるのも、そのあたりだな。君たちはスタンダードがダブルどこじゃないし、(自分のことあげる)棚まで沢山作るし。

「工作」員かなにかなのかな?

②と③はね、旧宮家系は生まれ落ちたその時から「一般国民」。元皇族でも、もちろん皇族でも、準皇族でもないし、旧皇族でもない。

「旧皇族」は竹田の作り上げた「新語」。「流行語」に勝手にしたのは、お前らダンケー。因みに「流行語大賞」のスポンサーは「ユーキャン(you can)」。

君たちの案は「ユーキャント(you can’t)」

「なぜなら」、憲法14条の「門地による差別」に当たるから。
「憲法違反でアウト」なの!

そうそう、倉山は以前「憲法と皇室の調和」とかいって誤魔化してたが、そもそも「調和」ってなんだ?

「遵法」が正しくないか?

今日はここまで(長くなるので)。つづく。

3 件のコメント

    基礎医学研究者

    2023年4月15日

    >サトルさん
    「笑い」はズレ、「ストーリー(論理)」はつながり、非常に示唆的ですね。で、そうすると、倉山の言論はズレまくっているから、ギャグになり得る!といえるかもしれないですね( ̄ー ̄)ニヤリ
     いずれにしましても、「覚悟」という点が根本的に異なるということには、激しく同意です

    サトル

    2023年4月15日

    基礎医さん

    私的には「笑い」はズレ……だと思っています。

    またストーリーは、つながり……かと。
    なので、漫画家として、現場で鍛えぬかれた、当然商業的にも修羅場をくぐった小林先生が、自分のムラで、茶飲み話をしている学者もどきとは、やはりレベルが違うな……とあらためて。

    基礎医学研究者

    2023年4月14日

    (編集者からの割り込みコメント)今回も、面白く読ませていただきました。実は自分、
    編集していて意外に印象的だったのは、この部分です。すなわち、
    「わざわざ「大前提」と言い出して。君はいつもそう。あとからあとから前提を変える。で、辻褄があわなくなって、わめき散らす」。
     たけしさんも動画編集のご自身のブログで言われていましたが、あのお方、ヒートアップしてくると、その場の勢いでいってしまうのでしょうね。それで、後で齟齬がでる。実は、私の業界にもこういう人はけっこういて、「まいったな~」と日々感じています。
     で、こう書いておりますと、よしりん先生との根本的な違いはまさにこの部分で、よしりん先生はかなり後先を考えて言論しているのは間違いなく(”大胆にして細心!”という格言がうまく言い表しておりますね(^_^)、だから受けて立つ形の論争にも強い!というのは、ファンでなくても感じている人は多いのではないかと(一方、倉山はどうなのでしょうね( ̄ー ̄)ニヤリ)彼だけでなく、「言うだけ言うが、いざ思わぬ形で反論されて、ボディーブローのように効いてきて、クルッテていく!」というのは、結構多いのではないでしょうか?自分は、今回そのように感じた次第でございます(m_ _m)

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