「男系派の緩やかな変化を後押ししよう!」に呼応して②

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昨日の産経新聞への意見・コメント)続いては、2人目です。

5月5日の「変容する欧州王室『時代への呼応』 日本の皇室は」を拝読しました。まずチャールズ英国王の戴冠式が規模と時間を縮小していた点を伝え、国民の支持と時代に応じた変容が求められるのは英王室も皇室も同じとの認識に同意いたします。また記事では、欧州の王室は王族数のスリム化を進めていますが、皇室では儀式の簡素化などは進めるものの、皇室典範が女性皇族の結婚による皇籍離脱を規定しているため、逆に皇族数確保が急務となっている点も押さえており、非常にバランスの取れた記事になっていると感じます。そして欧州王室で進む王族側からの情報発信に触れた後に皇室からの情報供給不足を指摘し、河西秀哉氏の「大きな局面が訪れた時にだけ議論するのでは不十分」という発言にも強く同意します。と言うのも、現在の皇室における最も大きな問題は皇族数の減少よりも皇太子が空位の状態が続いていることだからです。このことは既に「大きな局面が訪れ」ているという認識を持つべきであり、この局面を打開する方法は既に一つしか無いと思われます。現行典範での皇位継承順位は1位が秋篠宮様で2位が悠仁様ですが、秋篠宮様は皇太子(皇太弟)になることを何度か否定しておられます。であれば、現行典範の「男系男子しか即位できない」という縛りを解除し、愛子様が皇太子になれるように法改正するしかありません。愛子様が天皇になることへの「国民の支持」は70%(読売調べ)~80%(共同通信調べ)に達しており、このことは「時代に応じた変容」(欧州の王室では女王が増加中)とも合致します。

今後とも貴紙にはバランスの取れた皇室報道を期待しますが、是非とも皇室を敬愛する多くの国民の支持から乖離することの無い記事づくりをお願い申し上げます。間違っても他国政府の意図を含む某カルト教団の主張に沿った記事や、そういう疑いのある言論人や政治家の意見を垂れ流さないことを切に願っております。

京都市在住の一読者・京都のS

3 件のコメント

    京都のS

    2023年5月8日

     基礎医様、ダダ様、ありがとうございます。この先は、このような声(コピペで無いもの)の数が問題となってきます。皆に送っていただかないといけませんね。

    ダダ

    2023年5月7日

    産経新聞としては、日本の保守が反日・反天皇のカルト集団の傀儡だったことには目を瞑りたいのでしょうが、真正の保守へと成長して欲しいです。

    基礎医学研究者

    2023年5月7日

    (編集者からの割り込みコメント)京都のSさん自身は、「釘をさすコメントもされた、と言われましたが、これならば、建設的な指摘なのではないですか!事実、そのようなアンバランスが紙面にあるわけですから。なので、このような読者の意見が、産経新聞に響くことを切望致します。

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