(第14話感想です)
読者待望の(?)家政婦が帰って来ました。
まさか全編そのポーズとは驚きましたが。
今回は、VS泉代表に続く「実践編」。
今までの「知識編」の基礎を元にした、具体的な論破例。読者VS長島議員のバトルを漫画化した、コール&レスポンスの要素も楽しいです。
P60下のみなぼんの補助に吹きました。
6年前は余裕で片足立ち出来たのに・・・。
一方「旧宮家復活案」が出てからは、更に長い20年です。
この長い歳月の中で、先延ばしが横行した事への焦燥感。
そこで柱をガリガリ君する場面は、怒りと笑いが同時に込み上げ、(自分は)複雑な感情でした。
まずは大塚耕平議員の自爆(『GHQ決定を覆さない』という安倍総理の言質)から始まり、長島議員の自爆ツイート連打も、返す刀で斬ります。
「男子を産む機械」に同意する名誉男性。
養老令の「ふわっと双系継承」を無視し、「ふわっと男系血統」を尊重するダンケー派。
現行憲法下では「準皇族」は(法的には)いないという事実を、未だに認めない政治家。
婚姻と門地という、別次元の話題をごちゃ混ぜにする愚挙&実害。
これらの欺瞞が、具体例と共にたった5ページに凝縮され、直感的にも分かり易かったです。
最終ページで「消えて」と言われたのに、未だに「世間の呪縛」からグループ抜け出来ない葱美には、先日の「5類下げ後の日本人」の姿も投影され、切なくなりました。
一方で、基礎知識と「戦う気概」「皇室への尊敬」があれば、論破の実戦はできる!と、勇気を与えるストーリーであったのが救いです。