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「女性差別」の排除は皇位継承の安定化の為に欠かせない
https://www.a-takamori.com/post/230515
要約
・「男女平等(ジェンダー平等)という理念に基づき、女性天皇・女系天皇を可能にする皇室典範の改正を唱えている」というのはあえて誤解(曲解)を拡散しようとする企みであり、皇室典範改正への動きを抑え込もうとしているように見え、悪質だ。
・一夫一婦制のもとで皇位継承資格を明治以来の「男系男子」に限定したままでは、やがて皇位の継承も、皇室の存続自体も行き詰まるのは明らかなので、皇位継承資格を女性・女系皇族にも認める以外にないが、旧時代的な「女性差別」の感覚がそれを阻害しているため、その差別意識を打ち破るしかない、ということだ。
・あくまでも目的は皇位継承の安定化であり、その為には女性天皇・女系天皇を認める以外に選択肢はなく、それを邪魔している「女性差別」を克服する必要がある、という順序であり、ジェンダー平等という理念を皇位継承問題に機械的に当てはめようという考え方ではない。



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要約:まー
図解:まー
1 件のコメント
Dr.U うさぎ
2023年5月24日
「あくまでも目的は皇位継承の安定化であり、その為には女性天皇・女系天皇を認める以外に選択肢はなく、それを邪魔している「女性差別」を克服する必要がある、という順序」
…ですか。
「女性天皇・女系天皇」実現は、「皇位の安定継承」を実現するための《手段》であり、前者はそれ自身として追及されるべき《目的》ではない、という言い方ですね。
そうしますと高森先生の立場は、もしも、そもそも皇位の安定継承が危機にさらされていなかったなら(例えば愛子様に数人の御兄弟がいらっしゃったとすれば)、「女性天皇・女系天皇」を求めるなどということはしなかっただろうに、ということなのでしょうか。そのときは、愛子様は御結婚なさって、皇籍を離脱される、という流れになっていたと思われますが、高森先生としては、そうなってたらそうなってたで別にかまわなかった、と。そういうことなのでしょうか?
私自身は「女性天皇・女系天皇」の実現は、皇位の安定継承の問題が生じているいないに関係なく、21世紀の現代においては、それ自身として追及されなければならない事柄であると考えます。この二つに「手段と目的」関係における「順序」はありませんし、あってはならないと思います。
21世紀は、女性が社会でさらに活躍することが望まれ、また必要であるような時代であると私は考えます。
「男女(ジェンダー)平等」ということをそれ自身として21世紀の実現目標として掲げている人たちが、その観点から、愛子様やその(将来の)お子様が皇位に就けるようになるべきだ、と主張することはあっていいと思いますし、そういう人たちと協力することも是非とも必要なことでしょう。
そういう人たちと一緒にされるのは、高森先生的にはあまり嬉しいことではないのでしょうか。