愛子天皇論第16回感想:20.危険な天皇制廃止論者(殉教@中立派さん)

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(第16話感想です)
公論イベント・カラー広告の迫力に、漫画本編への期待も膨らみましたが・・・3ページ目の、益荒子の阿修羅ポーズ+罵倒ラッシュに吹き飛ばされました。

「地下鉄の落書き掃除」が終わり、ロボット天皇論へ。この軸により、姉妹の違いも鮮明になりました。系子は「地下鉄の落書きを『伝統』として称賛する『純粋まっすぐちゃん』であり、皇族方への悪気は少ない」タイプですね。最低限の知的誠実さもあり、今回は真人間に見えてしまいます。

益荒子は「落書きを『低レベル』と認識しつつも、私利私欲の為にわざと利用し、皇族方に被害が及んでも気にしない」タイプです。こちらは、朝日新聞・立民党などに巣くう「賢明な天皇制廃止論者」に近いでしょう。
井上達夫氏の廃止論とは違い、悪意丸出しの「危険人物」です。

隙田の「極論は刺激がある」のセリフは、ネトウヨの定番である「パチンコマネーで北の核ミサイルが作られる→3.11は地震兵器→DSと国際金融資本→ゲイツとワクチン」の流れを意識しており、本日のメルマガとも結びつく内容で、そちらも厄介な課題です。
極論とはシンプルな説明・面白さが魅力的なので、気持ちだけは分かるのですが・・・

ただ極右と極左は「ロボット天皇論で握手はできても、共闘は長続きしない」のは、今回の漫画に見出した希望です。
男系派以外のノイジーマイノリティまでも巻き込んだ連合軍の相手など、恐怖でしかありませんので。

系子の「純粋まっすぐ精神→(最低限の)皇室への敬愛」が、益荒子戦ではうまく機能しました。
「純粋まっすぐ君は100%ダメ!」ではなく、時処位で判断するのが大事だと、学べたのも良かったです。

「『皇室を戴く資格』のある日本人とは?」
「そもそも、皇室は必要なのか?」
ギャグを通じて根本へと切り込む展開。2週間後までに、考える事が多いと思いました。

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