公論サポーターメーリスより、ただしさんのAERA記事投稿です。

古川隆久氏
「天皇が日本衰退の原因になりかねない」を読んでの感想です。

「男系男子に拘るようでは天皇が日本の衰退の原因になりかねない」としながらも、次に生まれてくる世代までは制度変更はしないというのでは、あまりにも無責任です。ただの事なかれ主義、先送り主義でしかありません。
「先送りが続いている」「今すぐ始めないと」などの言葉も、空虚に響きます。

　悠仁さまがお生まれになる前に、1度、有識者会議で議論を重ね、女性・女系天皇や女性宮家を公認する最終報告書が出て、国会で法改正に向けた議論が始まる寸前まで行ったのです。
　次世代に、悠仁さまがお一人居られるようになったからと言って、安定的な皇位継承が出来るようになったとは到底言えず、危機的状況は何ら変わっていません。却って、悠仁さまお一人に、とてつもなく重いプレッシャーを背負わせてしまうことになります。

　答えが出ているのに、動かないと言うのは、怠慢であり、欺瞞です。

　天皇は、今のルールでは、皇室の制度を自ら決めることが出来ません。
　男系男子に拘る「天皇制」が、日本を衰退させるとすれば、
　それは何もしない国民にこそ原因があるのです。
　また、小室さん御一家への誹謗中傷は、未だ継続しています。
　反論も主張も出来ないお立場の、天皇や皇室の方々に責任を押し付ける国民性が改善されない以上、
　眞子さま・雅子さま・美智子さまと同じように、被害に会われる皇族方は決して居なくならないでしょう。

　里中満智子氏の「現代の常識だけで歴史を変えることに疑問」を読んで。

　そもそも歴史とは、その時代ごとの常識の移り変わりを言うのではないでしょうか。
　現代まで続いて来た歴史に重みを感じると言うのなら、なおさら、時代ごとの常識に照らし合わせて変化させて来たからこそ、繋げることが出来たのたと思います。
　悠仁さまお一人が居られることで思考をやめてしまうのは、無責任の極みであり、それこそ、皇族方に対して失礼極まります。
　歴史を真摯に勉強せず、ただ「男系男子に拘りたい」と言い続けることこそが感情論でしょう。
　里中さんが本心から「皇室が続いてきたのはとても幸運なこと」と思うのなら、正しい歴史を学んで欲しいです。
「運任せ」ではなく、能動的に時代に合わせて変化させながら繋げて来た、先人たちの努力に気付けるのではないでしょうか。

ただしさん。ありがとうございました。
皇室の危機がわかってるのに動かない。
皇位継承をギャンブルにかける。
そんな文章をAERAに掲載する。

このような国民性を変えるべく、
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