今回も新潟県ただしさんによる文字起こしです（ふぇいさんが、先にブログで予告していたものでございます）。
※できるだけ動画に忠実に文字起こししましたが、内容を変えない範囲で読みやすくしている部分もあります。なお、今回編集していて気になった部分を強調しております。

《LGBT法から同性婚！？そして皇位継承の問題に与える影響。保守政治家として保守すべきこと。【対談：和田政宗×竹田恒泰】》

竹田恒泰：で、その皇位継承の議論の話に入る前に、もうすでに、その…、同性婚の話がもうなんかこう話題になってきてますけど、やっぱもう方向性っていうのはもう、そっちでどんどん行っちゃうんでしょうか？

(なぜか一人、食べ物を食べながら話す)

和田政宗：これ、党内議論（自民党内のこと）でも、LGBT理解増進法と、同性婚は違うっていうようなことを、その合同会議の、幹部たちも、同性婚っていう話が出た時に、それはその時は言ってたんですが、まあ結局、同性婚に絡めて、その会議の中でも同性婚に関して言及する議員が、自民党の中で何人にもいて、成立後に同性婚と絡めて、発言をする方っていうのが、いらっしゃったりして…、
竹田：はあはあ、そうですか。
和田：はあ〜…
竹田：もう、やっぱりそういう方向に、
和田：自民党は保守政党なのか？っていうような感じで…
竹田：ですよねぇ。まあ民法の、家族法、家族法は、民族の、伝統慣習を成文化したものですから、まあ変えちゃいけないということはないですけども、やっぱ慎重に、進めないといけないことだと思いますし、そう簡単に変えていいものでもないですし、この、その時の流行り廃りとか、新しい権利とかでもって一気に変えてしまうという、そういう類のものでもないですよねぇ？
和田：はい。非常に〜その〜やはり危惧するのは〜、皇室と絡めて議論をする人たちがいるっていう事ですよね。
竹田：う〜〜んフンフンフ〜ン。皇位継承の、ま、LGBT法に関連して皇位継承のことを語る人も、もう出てきてますか？
和田： あの、出てきてる。あの〜、党内ではあれですけれども、過去〜あの〜、政治家の発言で調べてまいりましたところ、共産党志位委員長、令和元年、2019年の雑誌「AERA」のインタビュー。

「多様な人々によって構成されている日本国民を象徴しているのであれば、天皇を男性に限定する合理的な理由は、どこにもないはず」

竹田：フン。フン。
和田：そして、ですけれども、
「性的マイノリティーの方など、多様な性を持つ人々が天皇になることも認められるべきだ」という発言してて。もうこれは完全に、LGBTの法案と絡めてっていうことです。
竹田：うん、うんうん。うん、うんうん。まあそもそもあの、合理的理由って言いますけども、合理的理由なんか・・・、いらない、と思うんですけど。
和田：ハイ。
竹田：それを言い始めたら、天皇がいる合理的理由は何だとか、じゃあ天皇がいることによって、誰がどう得をするのかとか、じゃあこれだけ予算かけて、それ以上の利益があんのかっていうね。その、損得とか、合理非合理、こんな話じゃないですよね？
和田：仰る通りです。
竹田：そんなこと言ったら、じゃあ、相撲〜のね、あの、土俵に、女性が上がれないのに、合理的理由があるかって言ってそれ、宗教だとか神事だとかってそれがゴウ‥、そもそも、合理的なんて言ったら、日本の文化もう、ズタズタになりますよね？
和田：そうですね、ハイ。
竹田：じゃあ、正月、神社に行く、合理的理由はあるかって。イヤイヤぁ、信仰だからねって話、合理的、イヤ、非合理かも知れませんよぉ。エッヘェ。イヤでも、合理とか非合理とか、っんなこと、どこ、どこでもいいっというか。ンフン。
お正月は、初詣行くわけですよ。・・・ンハハア(笑)。
じゃあ、七五三に行く合理的理由はあんのかとか。
じゃあ、仏壇に手ぇ合わせる合理的理由はあんのかって。
じゃあ、これ霊魂の話とか、言霊があるとか、なんか神様はいるとか、これを科学で証明しない限り、合理的理由なんか説明できないじゃないですか(笑)？まあ、志位さんはそういう人ですよね？モウ、ホントォハハハハハ(笑)。もう、皇室に対してですね、合理‥、まあ、合理的理由はあるんですけども、そもそもそんな話をしたくないですよね？
和田：まあ、これ結局、こういったことを主張しておきながら、そうはならないですけれども、もし、い〜、そういう方が、天皇に即位なさった時に、「ハイ、あのもう男系男子継承なくなったので、皇室はもう、廃止しましょう〜」とか言って。
竹田：まあ、それが‥、
和田：「皇統はもう、受け付けなくなったんでやめましょう〜」みたいなことを‥、
竹田：これが、共産党の方針ですからね。いやあ、恐ろしいですね。

(着物姿の若い中居さんが、竹田の脇から料理を下げ、新しい料理を上げる)

ということは、その、今後、じゃあ夫婦別姓〜、エェッ(咳払い)、の、話であるとか、同性婚の話とか、もしくは皇室典範を変えて、じゃあ女性‥、皇族がLGBTだったらどうすんのかとか。そもそも、あの、同性婚が認められる時点で、もうそもそも、その男だとか女とかもどうでもいいって話になってくるってなると、これはやっぱり、皇室に与える影響は、私は、もう大きな影響があると思いますけども、どうでしょうか？

和田：フゥ(笑)。これはもう〜、政治家に〜、あの〜、大多数の政治家に〜、欠如していること〜、
竹田：ハイ。

和田：‥なんですけれども、最終的に、我が国を守るために、何が必要なのかっていうことで、我が国家を守る、で国家がずっと未来永劫、発展をさせ継続をさせていくっていうことを考えたところ、根幹に何があるかと言ったら、天皇陛下であり皇室であるわけですね。

(着物姿の若い中居さんが料理を運んで来る)

竹田：ハイハイそうですね。
和田：絶っ対にそこを揺るがしてはならないということを考えた時に、じゃあ、この政策だとか、この施策だとか、この考えとかは、どうなんだっていうところまで考えられてる政治家が、どれだけいるかっていうことだと思うんですよね。

(二人の後ろに膳を置き、スタッフの方へ目配せし、下がる中居さん)

竹田：ほとんどいないでしょうね。
和田：私はいないと思います残念ながら。だからそれを増やして、あの増やしていくというか、全てがそういう風にはならない、そう、ふう、そういう、風にならないといけないと思います。
竹田：もう歴史教育を根本から、考え直さなきゃダメですね。
和田：ハ〜イ。イヤもう、非常〜に恐ろしいですよ、これだと女性宮家〜は、
竹田：ハイ。
和田：もう創設していいんじゃないかみたいな、
竹田：ハイハイ。

和田：自民党総裁、総理が誕生した時に、えっ、それダメでしょっていう風に、最後まで反対する人間がどれだけいるか‥、
竹田：まあ三、四人退席して終わりって言う。
和田：まあまぁ、私はもぅ、そうだったらもう完全に、あの、バリケード張ってでも阻止しますけどね。

竹田：ンッハッハッ、バリケード張って(笑)。
和田：(笑)あまり、実力行使のことを言ったら、ダメですけども。ハイ。
竹田：まあ、それ、そういう気持ちを持ってね、周りを説得していただけるということでね。
和田：これもだって徹底議論したら、あの、そんなことは、かないませんよ(？)って、いうことになるわけですけど、
竹田：あ、ならないですよね、ハイ。
和田：それを強引にやるっていう事になれば、はい。
竹田：ちょっとちゃんとした歴史感・国家感を持った人をこう、国会に送り出していくっていう、やっぱそういう努力をしないとぉ、将来、皇室、危ういですねぇ。
和田：危ういですね〜。
竹田：チェッ(舌打ち)。
和田：これは絶対、我が国としてやってはならないことなので。
竹田：ハイハイ、あぁ。
ですからあの、夫婦別姓、それから同性婚、もうこれはですね、もう結婚の形なんて何でもいいって話になりますから、まあそういう社会になっちゃった時に、もう「男系」って言った時に、虚しい響きになっちゃうんですよね。もう同性婚、夫婦別姓何でもありの時に、えぇ、え〜このように皇位継承するんだ、とか、男系だ女系だなんて話自体が、もう、何を言ってるのっていう、そういうですね、日本社会になってしまったら、止めようがないですよね。
和田：そうですねぇ。
竹田：ハイ。圧倒的国民が「だから何？　別にイイじゃない」となって、議員も「えぇ、イイんじゃない」ってなっちゃったらですね(笑)、コレね‥。まあ、2人でバリケード張るにしてもですね、
和田：アッハッ(笑)。

竹田：ハッハッハッ(笑)、コレ、で、あの、メディアも、「何言ってんの」みたいな感じ「当然でしょ」みたいになったら。コレは・・、イヤ、ってゆぅか、そっちのコースに今、社会は動いてますよ。コレ確実に。

(中居さん登場、竹田の脇からお茶を出す。竹田、気付き、身をよける)

和田：そうですねぇ〜。
竹田：かぁ〜。女性宮家の話に、飛び火しないといいんですけど、でも、時間の問題でしょうね？
和田：・・・(うなだれる)。そうですねぇ、これも〜、ですので本当に怖いのは〜、女性宮・・、ウ〜ン、怖いですね〜。女性宮家〜‥、創設だっていう本っ当に総理総裁が出た時にぃ。
竹田：ウンウン、っていうか、そういう人、ばっかじゃないですか、今名前挙がってんの？
和田：ウッフフフ(笑)。
竹田：菅さん以外、ほぼ全員そうですよ。
和田：(笑)ま〜〜、そうですね。
竹田：ハ〜イ、何かそういう人もいる（ぐらい）だったらまだアレですけど、そういう人しかいないんですよ。例外がもう菅さんぐらいで。
和田：だからその〜〜、自民党議員に限らず〜、そういった方々を、その〜〜、選ぶっていうことがどういうことに繋がるのかっていうことを‥、まあ〜しっかり考えてほしいですよねぇ。
竹田：ウ〜ン。そうですね。
和田：投票にあたっては、ハ〜イ。
竹田：イヤ〜〜‥。
和田：他の政策はイイけれどもソコの部分は多めに見るとかっていうことで、もし仮にあるとするならば、それがどういう結末になるかっていうことですよね。
竹田：ウ〜ンフンフンフンフン。・・あの〜、岸田さんはまず、この皇室典範の改正についてはどんな温度感なんでしょうか？
和田：全く不明です。
竹田：不明。
和田：ハイ。
竹田：せっかくね、この有識者会議からの結論が出た、まあコレ菅さんの時に、有識者会議を立ち上げて、まあ残念ながら、総裁交代、総理交代となった上で、岸田内閣の下で、この結果が出ましたよね？
和田：ハイ。
竹田：普通結果が出たら、一応方向性が示されたわけですから、じゃあコレ、え〜法改正に着手するというのは自然な流れなんですけども、全くこれまで、動きが見えてきませんね？
和田：あの〜〜‥、しっかりとした保守政治家であると、絶対に、揺るがせてはならない3つっていうのがあって、1つは、もう何よりもぉ・・、お〜皇室、

(中居さん登場。初めて二人の間から堂々と（？）竹田に水を出し、和田の皿を下げる)

竹田：ハイ。
和田：という皇統の〜、男系男子での、継承ということ。

そのためにどういうふうに、皇統を安定的に継承させていくかという話をしていくかということに対して、
竹田：ウンウンウン。
和田：え〜しっかりと、お〜、施策を講じていくということが、まず第一にあって。
竹田：ハイ。ハイ。
和田：で、そして。やはり、憲法改正ということですよね。
竹田：ウンウンウン。
和田：あの〜‥、GHQに、押し付けられた、ような憲法を(笑)、
竹田：ウン。
和田：持つ国であっては国家の主権がいまだに、シッカリしてるのかシッカリしてないのかっていうようなことですから。
竹田：そうですね！
和田：あとやはり、その〜、国民が、奪われたままになっている、拉致問題、全員の拉致被害者の帰国というのは、コレは「絶対に揺るがせてはならない三本柱」。
竹田：ハイ。
和田：ただココを本当に意識できてるのかっていうことは、
竹田：ウンウン。
和田：現政権であり他の自民党の、
竹田：ハイハイ。
和田：議員たちにも、問いたいですよね。
竹田：ウ〜ン。