【文春記事感想】16:ukiさん

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文芸春秋社
特別取材班の皆様

 京都市在住のukiと申します。2023年9号の『佳子さまからの警告』をたいへん申し訳なく苦しい思いで拝読いたしました。佳子さまの別居に至るまでの苦悩に関係する詳細な取材記録、誠にありがとうございました。
 正直に申し上げて「声を上げることを奪われた皇室の方々の思いを想像することができずに、国民もメディアもよってたかって石を投げ続ける(そして軽く、醜い鬱屈した感情のはけ口とする)真似をするような日本は一度滅びた方がいい」と心の底から憤りを感じています。
 「公」を体現してくれようとする皇室の方々が、「公」に目を向ける以前に、「一人の人間として」生きづらさを感じておられるであろうことがひしひしと伝わって参りました。何を説明しても悪いように取られてしまう。宮内庁の近い人間も親身になってくれない。生まれてからずっと、「人権」、いや、一人の人間が持つ当然の尊厳すらないまま、国民に怯え、目の敵にされかねない思いも抱かれているでしょう。当事者の皇族の方々への思いは不在で皇族の方々の人生を弄んでいる我々国民一人一人が自覚せねばならないのは、自分たちがまさに長年にわたる「皇室いじめの当事者」であるということです。
 皇室の方々の人生をこれ以上「宙ぶらりん」にしてはいけない。佳子さま、愛子さま、悠仁さまを含め、皇室の次世代の若者のお一人お一人が幸せになる未来を国民が真剣に考えねばならない。その思いを改めて強くしました。(憶測・使いまわしだらけで、ルサンチマンを発露させるだけのものと異なり)正確な取材に基づき、皇室の方々の人となりを我々国民に近づけ、自然な敬意を抱かせてくれる貴誌の記事を心待ちにしております。
 今後ともどうぞよろしくお願いします。

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