サイトのメッセージに届いた、リカオンさんの愛子天皇論を読んでご自身の体験を載せてくださった感想です。
以下本文
愛子天皇論に出てきた男系固執派のオヤジ共をどこかで見たような気がして、それはどこで見たのかな？と考えていたら‥思い出しました。
近所のオジサン達そっくりでした。
私は結婚し共働きをしながら、子どもを望みましたがなかなか妊娠しなかったため、千葉麗子さんのように不妊治療をしていました。愛子天皇論にあるように不妊治療は女性にとって体がキツイものです。そして不妊の原因は男女半々なのに、辛い思いをするのはほとんどが女性の方です。事情を知らない近所のオジサン達は、キャリアを求める女性が子どもを作りたがらないと勝手に決めつけているようで、子どもを作らないのかと突然意見される事がありました。私が不妊治療をして苦労しているなんて知る由もなく、デリカシーなく人の家の事情に顔を突っ込んで来る。当時は助成金も無く保険も適用されなかったので、不妊治療は今よりももっと高額でした。我が家の場合は共働きだからこそ子どもに恵まれたのです。
男系固執派なんて識者、大学教授、政治家なんて立派な肩書を持ち、皇統は男系で途切れる事なく続いてきたとか、Y染色体とか一見高尚に見える理由をみつけて得意になっていますが、所詮近所の無知蒙昧なオジサンと同様、若い女性にマウントとり、偉ぶりたいだけなのです。
こんなオヤジ共の嫌がらせマウントを経験し、婚家の手前大人しくしてましたが、村八分になろうが構わず完膚なきまでに反論してやれば良かった。地方に残る家父長制度が若い女性を都会に向かわせる原因を作っているとの自覚なく、少子化人口減少を招いているのはあんたらアナクロオヤジなのだ馬鹿者が。どこかで見たよなデジャヴュも結局皇族を苦しませているアナクロ男系固執派は、地方のデリカシーのない無自覚なオヤジと同等で、女性皇族を苦しめ、それが天皇制を破滅に追いやっている事を再確認した次第です。
3 件のコメント
リカオン
2023年8月15日
基礎医学研究者様
コメントありがとうございました。
本来なら男系派に論理的に反論するのがこのサイトの方針かなと思うところ申し訳ありません。千葉麗子さんを小林先生が描いた感動の回が気になったのと、男系派と近所の嫌味なオジサンは同じ穴のムジナに過ぎないことに気づいて、書きたい衝動にかられたものです。
不妊治療の助成金ですが、約20年ほど前の私の治療中に各県で始まりました。しかし年齢制限があり、妊娠可能性が著しく落ちるという事で私は助成金をいただく事はできませんでした。その3年後に妊娠出産できました。
基礎医学研究者
2023年8月15日
興味深く読ませていただきました（「現代医学が側室の替わり？前後編」は、やはり心に響きますね）。リカオンさんも含めて、何人かの方がこの「愛子天皇への道」サイトで、不妊治療や妊娠の大変さの感想を伝えておりますが、自分も男系派≒近所のオジサン、というのは、同意です。たぶん、この方々に共通するのは、自分の基準で測れないこと、あるいは他者への心遣い、という意識が欠落しているのでしょうね。こう書くと、”人間性の問題”になってきますが、いずれにしても、できれば身近で付き合いたくない人達という感じか？なお、自分の場合は、クリニックの方から不妊治療の助成金のことは丁寧にお教えいただき大変助かったのですが、助成金制度がない時代もあったのですね（これは、勉強になりました）
リカオン
2023年8月15日
掲載ありがとうございました。途中言葉が乱暴になって品位を汚してしまい申し訳ございませんでした。
小林先生が千葉麗子さんを詳しく描かれたのを読み、男性がここまで女性の苦労や気持ちを理解し、表現できる事に感動いたしました。
不妊治療は一般的に秘め事扱いでことさらに言う事は憚れるような気でおりましたが、千葉麗子さんを描いていただき、私もあえて投稿した次第です。
思うに男系派は女性の妊娠出産や女性の考えや仕事について、男性と比べ大した事ではないと考えているように思います。
しかし人口の少なかった時代や寿命の短かった時代ほど生命を産む女性に神秘や重要性を感覚的に認識していたはずで、人口減少の現在こそ、このまま男尊女卑でよいのか考え直す必要があると感じております。