【絵馬日記】誰かの幸せを願う生き方

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令和5年4月29日 大阪市 大国主神社
上皇、上皇后両陛下 ボールペン マジック 右手
使用時間 約1時間

年配の方ほど髪型、髭にシワなど特徴づける要素が増えてくるので描き分けがしやすいのです。
ですが、ただ描けばいいってもんじゃなくてバランスとか考えないと醜く見えることもあります。
というわけでいつだったかこちらで要望があった上皇、上皇后両陛下を。
上記のことを考えると・・年配女性は難しいなぁ。
異性ってのは芯の部分で共感しえない部分があると思ってるので、どこかそれは願望で補完しないといけないのです。
なので好意の有無で出来に影響が出るんです。
これって写真でも出るものだから不思議ですわホンマ。

さて、こちらの銅像は木津勘助氏。
ここ大阪では大変尊敬されてたそうで、墓は唯専寺(浪速区敷津西)、鴎町公園(こちらも敷津西)に勘助橋碑があります。
寛永16年(1639年)の大飢饉の際は私財を投資し、足りないと見るやお蔵破り(今で言う日銀金庫破り)まで行い処罰を受けています。
死罪こそ免れましたが、ヘタすれば子々孫々後世まで恨まれるリスクもあるのにその思いたるやすごいものです。
というか享年75歳って当時でもかなりの長寿ですよね。

優しさ、エネルギーの塊りみたいな人だったんじゃないかねぇ?

すいません。大阪に住んでいて知りませんでした(笑)。

今は何も言われなくても(逆に悪評でも)、将来においてどう評価されるかは誰にもわかりません。

そういえば今では皇居の門に像のある、楠木正成も幕末までは悪い評価をされていました。
明治天皇のご顕彰によって忠臣とされていますが、思うに信念、未来に対してどう願うかを持って生きていればいずれは理解されるものでは?
そりゃ努力したんなら生きてるうちに評価はされたいものですが、そんな私心よりも他の誰かの幸せを願う生き方は、時の経った今聞いてても胸のすく思いです。
公のために尽力しているのは天皇だけじゃないし、それだけだったらとっくにこの国ってダメになってまっせ。

自分もこれだけ何か所もまわって奉納して、評価をうけるようになっても「私心やパフォーマンスじゃない」と、はっきり言えるようにブレない気持ちで祈りたいもんです。

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