天皇陛下にスペイン語を長年教えているカルロス・モリーナ氏という方が授業を通じて垣間見た、天皇ご一家のご様子の記事が興味深いのでご紹介いたします。
「天皇陛下と愛子さま『スペイン語の同じ単語帳を…』 15年目の個人授業で私が拝見した『ご一家の素顔』」
https://bunshun.jp/articles/-/39460
モリーナ氏は、陛下について
「生まれながらにして天皇になるための教育を受けてこられたことが時折垣間見え、おごりというものが一切ありません」
と印象を語っています。
また、陛下がスペイン語を学ばれ続けるのは、
「スペイン語を公用語にする国が多く、公式行事や各国の人々と会話する際に、ご自身の言葉で話したいという強い思いがおありだからだ」
と述べています。
さらに、「陛下はご家族への愛情がとても深い」そうで、
愛子さまがスペイン語の授業に参加された時の陛下のご様子も語られています。
そして、モリーナ氏によると、陛下は「雅子さまと愛子さまを支え、お二人に対していつも心配りをなさって」おり、
「今後、どういう方が天皇陛下になるのか、皇位を継がれるのかという点でさまざまな議論や課題が生じるでしょうが、陛下はご家族のことを考えていかれるのではないかと思います」
とモリーナ氏は感想を述べています。
長く陛下に接したモリーナ氏のこれらの言葉からは、天皇になるために、皇室という特別な場所で育つこと、とりわけ天皇のお近くで育つことの大切さが伺われます。
また、誰が次の天皇になるべきかについて陛下が言葉ではっきり語られなくても、近くで親しく接した者には陛下のお考えが伝わっているように思われます。
愛子さまに皇太子になっていただきたいと考える者にとっては、とても参考になる記事ではないでしょうか。
文責 東京都 りょう
1 件のコメント
ナクラ
2020年8月24日
皇位継承については、天皇陛下は語られない環境の中でも、自ずと感じられるものがあります。
それらの議論進めることが、期待する結果を導くことだと思います。