【10/23岸田首相の所信表明演説の反応】(れいにゃんさん、 京都のSさん、ゴロンさん、あしたのジョージさん)

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10/23の岸田首相のの所信表明演説についてどんどん意見・コメントを送った報告が届いております(その3)!


【首相官邸官邸・自民党・新聞各社】
本日の岸田総理の所信表明を拝聴しました。

変化の流れを逃さない、掴み取る、という力強い決意と共に、予てより堰き止められていた『安定的な皇位』継承問題を国会の議題にのせていくと表明された事が国民として本当に嬉しく、御礼とお願いをしたいと思った次第です。

遅きに失したかもしれません。
『安定的な皇位継承』を願われた上皇陛下のビデオメッセージから7年、皇太子不在の令和の御代は5年。
その間にも婚姻によって皇族数が減っていくという、おめでたいはずの慶事が国民の不安となり、社会情勢も相まって不安が増幅して来たと感じます。

中でも小室夫妻への攻撃的なマスコミ報道は、御父上秋篠宮さまが身内でのお祝いを躊躇してしまう程の圧力を皇族方にかけてしまいました。

何よりも、皇族方の人生に関わる法律を議論せずに放置してきたことをお詫びして(開会式の手順間違いとは比べ物にならない不作為をお詫びして)国会における議論を積極的に行って頂きたいと存じます。

早急に取りまとめをお願い致します。
(れいにゃんさん)
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「遅きに失して」。確かに、その通りですね。自分思うに、だからこそ、演説全体で言われた「変化の流れを逃さない」ということを、国会議員の方々は「皇位の安定継承」への議論に向けてほしい。岸田首相の所信表明演説の宣言、確実に国民に響いていますし、れいにゃんさんの意見・コメントのように、国民の後押しはあります!(基礎医学研究者)


【首相官邸】
テーマ:「岸田首相の所信表明演説を拝聴して」

岸田首相の所信表明演説を拝聴しました。

「安定的な皇位継承を確保するための諸課題等」という「退位特例法」の「付帯決議」に沿った文言が挿入されていたことに感動いたしました。
しかしながら一抹の不安も残っています。
続けて「皇族数の減少への対応」という令和版の有識者会議報告書に基づくと思われる文言があったからです。

安定的な皇位継承から皇族数の確保へと後退した令和版の有識者会議報告書では、皇族数を確保する方策として女性皇族が婚姻後も皇族扱いを受ける方策と旧宮家系の一般国民男子(1947年に皇籍離脱した伏見宮系)を皇室に入れる策の2つでした。
これらは双方とも日本国憲法の第1章(天皇)と第3章(国民の権利と義務)とを越境させる愚策だと私には映りました。
これを強行すれば違憲の手続を踏んだ天皇が誕生しかねず、その違憲の天皇が開会を宣言した国会で為された議論には何らの真実性も宿るはずが無く、従って日本国は国際社会から最も信用ならない国と看做されましょう。
そうならないためには、女性天皇・女系天皇を認める方向を示した平成17年の有識者会議報告書に立ち戻るべきであると私は考えます。
また、この行き方は皇位の安定継承を確保する観点からも最も合理的であるとも考えます。

岸田首相、および閣僚の皆様に置かれましては、是非この方向で立法府の総意が得られるよう早急に議論を始めていただくよう何卒お願い申し上げます。

京都市在住の有権者・○○
(京都のSさん)
——
いわゆる、是々非々をしっかり言われているのが、京都のSさんらしいと、自分は思いました。しかし、それにもかかわらず、全体としては岸田首相の所信表明演説をポジティブに評価されています。岸田首相には、こういう是々非々で物事を評価できる、国民の後押しがあるのだということを、是非感じ取ってほしいと思います(基礎医学研究者)。


岸田首相、所信表明演説を聴きました。国の根幹に関わる「安定的な皇位継承の問題」に言及して頂きありがとうございます。
ようやく国会における議論が行われることになるということで、大変嬉しく思います。

ここで、所信表明演説では、令和3年の有識者会議の報告書を国会に提出した経緯から、皇族数の減少への対応として「皇族数確保のための具体的方策等を取りまとめ、国会に報告した」とされていましたが、「皇族数確保」は令和3年の有識者会議の報告書で勝手にすり替えられた課題で、真の問題は「安定した皇位承継」だということはしっかり認識して議論を進めて頂きたいと思います。

以前も同様な意見投稿致しましたが、オープンな議論が実施されれば、令和3年の報告書の(1)女性皇族の婚姻後の皇籍を維持する案では、皇族の配偶者と子が一般国民のままであるというあり得ない家庭ができるという問題、(2)旧宮家の男系男子を養子縁組で皇族とする案では、憲法14条の門地による差別に当たり憲法違反になるという問題が明確になります。
(2)について補足しますと、旧宮家の子孫は生まれ落ちたときから基本的人権を100%有する国民です。憲法14条の「門地」は、華族、公卿、諸侯などの子孫といったような封建的、特権的な身分を意味するのです。
まさに、旧宮家の子孫のことを言っているのだから「旧宮家の男系男子」は特別な存在な訳がないのです。
したがって、旧宮家の子孫の養子案は、憲法14条の門地による差別違反で決定的に不可能なのです。

また、元首相の故安倍氏も平成31年3月20日の参院財政金融委員会で、皇位継承の安定策をめぐり、戦後に皇籍を離れた『旧宮家(旧皇族)』の復帰について、『(旧宮家の皇籍離脱は)70年以上前の出来事で、皇籍を離脱された方々は民間人として生活を営んでいる。
私自身が(離脱の)決定を覆していくことは全く考えていない』と述べていました。
これは、彼が該当者を探させたものの、見つからなかったための答弁だとも解されます。

さらに、男系男子継承に固執する者の拠り所であり、2012年2月29日の産経新聞で「旧皇族(正しくは旧宮家の子孫)の大半、皇籍復帰(正しくは皇籍取得)要請あれば、一族として応える」などと、皇籍取得してもよい旧宮家の子孫が「いる」といい続けていた竹田恒泰氏も、最近「皇籍取得したいと思っている旧宮家の子孫などいるわけがない」と言いだし、「陛下が求めれば、赤子のうちに養子縁組をする」とか統一協会(宗教とは考えられないのでこのように称します)レベルの非人道的な妄言を言っています。
こんなことを陛下が求めるわけもなく、国民に支持されるわけがありません。

天皇の歴史の中で女性天皇は8人10代存在し、女系継承も行われています。
男系男子に限定したのは、男尊女卑の考えが強かった明治時代からのほんの百年余りです。
そして、その男系男子限定は、側室があって初めて可能になる制度です。
側室がない現在、女系継承を公認しない限り、「安定的な皇位継承」は実現できないことは明らかです。
世論調査において、70~80%の国民が女系天皇を支持していることから、多くの国民がそのことを理解されているものと思います。

この国会でオープンな議論を開始し、早々に令和3年の報告書に見切りをつけ、平成17年の報告書に立ち返って議論を進め、男系女系に拘らない皇位継承を可能にするため、皇室典範1条を改正する道筋がつけて欲しいと思います。
これにより、愛子皇太子が誕生することになれば、様々な要因で閉塞した日本に、爆発的に明るい光が灯ると思います。
岸田首相も確実に歴史に名が刻まれます。

もう本当に時間がありません。
よろしくお願い致します。
(ゴロンさん)
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自分、ゴロンさんらしい硬軟入り混じった激励文に思いましたが、「皇位継承問題」で重要なポイントとなっていることを、うまく要約されていると、思います。岸田首相、いかがでしょうか?所信表明演説に対して、このようなしっかりモノを考えている国民の意見に、後押しのパワーを感じないでしょうか?国会では、これまで放置、あるいは議員個人が放言してきた様々なことが俎上に上がると思いますが、どうか「皇位の安定継承」ということを、常に意識してほしい、と心から願います(基礎医学研究者)


【首相官邸、自民党】
(実際にはもうちょっと細かく書いたつもりですが)概要は、最後のチャンスなので、愛子さまが皇太子になられて、いずれは天皇になられる道すじを作って下さい、というようなメッセージを送りました。
(あしたのジョージさん)
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「最後のチャンス」、そこは絶対にはずせないところですよね。愛子さまが成人された今、本当に残された時間は少ないのです。そして、岸田首相が「宣言したこと」に大枠では、間違いはありません。「皇族数の確保」については、国会の議論で是正されていくことを、期待します。どうか、「皇位の安定継承」を願っている国民は数多くして、それらの人の後押しは、国会で議論を進めてくれる限りあります。そして、その暁には「愛子さまの立太子」を待ち望んでおります(基礎医学研究者)

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