茂木幹事長記者会見より皇位継承新組織の詳細。立民の動き

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10月30日茂木幹事長の記者会見で、安定的な皇位継承などを議論する総裁直属の新組織の詳細が話されました。

記者から、この会議体の詳細な事実関係と、幹事長として今後の議論に期待することを問われ、

安定的な皇位継承を確保していくと、これは国家の基本に関わる極めて重要な課題だと考えております。(中略)重要課題、恐らくその一つはですね、間違いなく皇室の、何というか、特に若い方の数が不足というか、減ってきているという問題があります。それからさらにですね、これを、何というか、継続的に、何というか、継承していく、こういったこと、専門的に言いますとですね、系統の正統性、それから継承の安定性、こういう問題に関わるわけでありますけれど、こういった課題に対応していくことが極めて重要だと思っておりまして、そのために79条機関、総裁直属の79条機関の新たな組織を立ち上げることにいたしました。

ここで議論を深めて(有識者の示された論点と共に)党としての方向性を示し党内で議論して、最終的には国会で議論の進展、集約に繋げていきたいと考えていらっしゃるようです。

「有識者の示した論点」令和の有識者の論点は破綻したものですが、安定的な皇位継承につながる議論となるように、私たちから引き続き声をあげていきましょう。

そして、10月27日に行われた立憲民主党泉健太代表の記者会見。自民党の新組織を作る動きに対する評価と与野党広く会議する必要があると思うが党としてのスタンスはどうかと問われ

この皇位継承については、私たちはとにかく静かな環境で、与野党が対決・対立をするということではなく議論していくべきだということを言ってまいりました。 そして、我が党でも、政府の有識者会議の報告書、これは去年1月のものですが、これについて党の考え方をまとめていくということで取組をしてきています。 とはいえ、政権与党の役割というのは非常に大きいものですから、自民党の側が答えや動きを出してこなければそもそもテーブルもつくれないと思っておりますので、立憲民主党としては、自民党の考え方をできる限り早期にまとめていただきながら、そういった自民党の考え方がまとまって与野党で協議をするというタイミングには我々自身も当然きちんと対応していけるようにしていきたいと思っています。

上皇さま生前退位の際には、旧民進党が率先して議論をリードしていたと記憶しておりますが。だいぶ腰が引けていますね。党としての取りまとめを早くしていただきたいです(まさか男系固執にならないですよね)

私たちの願いは安定的な皇位継承。私たちの想いを言葉にして両党に届けましょう。

自民党意見投稿フォームhttps://ssl.jimin.jp/m/contacts

立憲民主党意見投稿フォームhttps://cdp-japan.jp/form/contact

文責 愛子天皇への道サイト運営メンバー ふぇい

4 件のコメント

    ゴロン

    2023年11月1日

    立憲民主党に投稿してみました。
    ・・・
    安定的な皇位継承についての国会議論の件

    10月27日に行われた泉健太代表の記者会見、極めて残念な気持ちになりました。この期に及んで、何が、「自民党の側が答えや動きを出してこなければそもそもテーブルもつくれない」ですか。上皇様の生前退位の際は旧民進党が率先して議論していたのではなかったでしょうか。何故、泉氏が代表なのか不明ですが、野田議員、馬淵議員は、何をしているのですか。泉氏は、男系継承固執派になっているようですが、それで党内の意見が纏まると思いますか?纏まらないと思っているから、党内議論を避けているのでしょう。
    先日、Yahooニュースで、「園部逸夫・元最高裁判事「女性、女系天皇を認めるべき」 皇室典範改正、進まぬ議論に提言」という記事が掲載されていました。
    https://news.yahoo.co.jp/articles/acaddbc405c7c1bb7e6cd80f461fe388fcae4bf1
    まだ読まれていない議員は、是非とも精読して頂きたいと思います。安定的な皇位継承の議論への最高の提言だと思います。
    1)皇位継承資格を女性・女系に広げる、(2)皇位継承順位は直系を優先する、(3)兄弟姉妹では長子を優先する、という2005年の報告書の結論が答えです。本来であれば、この時皇室典範は改正されるべきだったのです。この提言は、常識的な日本人であれば、するすると頭に入ってくる話だと確信しています。
    岸田首相も現実的に考えて、この提言に乗るかもしれません。少なくとも立憲民主党は、この提言の元で纏まって、国会での議論を率先するべきです。
    日本維新の会の意見は酷いものと思いますが、衆議院予算委員会議で岸田首相と意見を交わすなど、この問題について議論する気概は感じました。本来であれば、立憲民主党がすべきことだと思います。野田議員、馬淵議員らの活躍を信じています。

    ありんこ

    2023年10月31日

    いやー自民は立憲民主党及び維新等の野党を、芯を持って叩きのめすチャンスここにありですよ。
    皇統に属する女性皇族と女帝の子への皇位継承を「再び可能」(現代アレンジをして)とする姿勢をとれば、彼らを男系男子に固執し皇室の弥栄を望まずご意志に反する逆賊として扱えるんですよ(気持ち的に)。オマケに旧宮家系男系男子の皇籍取得など憲法違反を望むのはそちらか?名折れだな!とも言えちゃうぞ❤
    静謐な環境とか、その実公に聞かれたくないやましい事しか言えないってことなんですからね?ね?
    いい加減に男系男子固執言動を繰り返し皇室を苦しめる人間に嫌気が差している人間は多いですよぉ。
    自信をもって堂々と皇室典範改正を訴えて欲しいですね。

    reinyan

    2023年10月31日

    いつも情報をありがとうございます。
    立憲民主党のHPに意見投稿しました。
    【タイトル】10月27日に行われた立憲民主党泉健太代表の記者会見について
    【本文】表題の件について意見投稿致します。
    私は先だっての徳島高知補選で、選考理由に女性天皇賛成の可否で投票をしました。今国会で、皇位継承問題は必ず取り上げられると確信があった為です。

    泉代表が記者会見で、未だに皇位継承については、『静かな環境で』と答えられた事に驚きます。いい加減にしてください。もう令和5年ですよ。未だに『静かな環境』というのは現状維持、つまり皇室の危機を『先延ばしにしろ、何なら放っておけ』ということです。皇太子不在の異常事態を放置して、よく平気でいられますね。
    言葉が過ぎてしまう事、どうかお許しください。それほど、国民にとって不安材料なのです。
    自民党案がまとまるまで待って対応では遅いのです。
    この問題を与野党が対決・対立をすることなく議論するには、着地点を間違えなければいいのではないでしょうか?着地点は『安定的な皇位継承』です。
    それは側室制度もないのに男系男子限定では成し遂げられません。。
    旧宮家復帰案は、憲法違反、該当者なし、今後探すつもりもない、の三重苦です。
    皇位継承に性別による差を設けず、今いる皇族方に一人でも多く残っていただくしかありません。
    上皇陛下生前退位の際には、旧民進党が率先して議論をリードしていたと記憶しています。
    どうか、今回もその心意気で、活発に議論を行って下さいますよう、よろしくお願いいたします。

    mantokun

    2023年10月31日

    また静かな環境でとか言い出しましたね。反射的に要注意ワードだと思って警戒してしまいます。
    さては、先ほど自民党意見フォームに以下のコメントを送りました。

    ご意見
    ご意見の内容

    党の政策について  

    タイトル(自由記述)
    安定的な皇位継承など議論する総裁直属機関を立ち上げについて

    本文

    平成17年に女系継承を認め、女性天皇と女性宮家設立を提言した有識者会議報告書がすでにまとめられており、これ以上の議論は正直申し上げて時間の浪費であると考えます。敬宮殿下の立太子・ご即位と、敬宮殿下のいずれお生まれになるお子様にも皇位継承資格を認めること、これ以外に皇位継承の安定化を図る方法はありません。

    平成の有識者会議で座長代理を務められた園部逸夫氏は、「本来の原則は直系による継承であると考えられています。」「女性・女系天皇を認めないとの批判の根底には女性には任せられないという蔑視があるのでしょう。日本の男性中心の政治は、日本を滅ぼすと思います。」と喝破しておられます。全く同意です。
    日本国の象徴であり国民統合の象徴である天皇を男系男子に限定した現在の皇室典範は違憲です。それなのに、それを維持するためにさらに憲法違反を重ねるなど、愚の骨頂です。
    平成の有識者会議ですでに結論は出ているのですから、これ以上議論を重ねる必要はありません。時代錯誤で人道に背いた非常識な男系男子限定継承論者に、耳を傾ける価値もない発言機会を与えるだけです。日本の恥を世界に喧伝するようなものです。

    これは敬宮殿下か、悠仁殿下かなどという浅はかな選択ではありません。私は敬宮殿下への皇位継承が実現されなければ、もう皇室は今上陛下の御代で廃止になる可能性すらある、いやその可能性の方が高いと思っています。

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