地方紙に配信記事:「保守層を意識」!?

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地方紙に記事を提供している共同通信から配信された記事です。

皇位継承資格の範囲が焦点に 男系限定か女系容認か
https://nordot.app/1093439779523444743

各党の皇位継承問題へのスタンスを短く解説しています。
その中で気になる一文がありました。

自民は、男系の皇統維持を強く求める保守層を意識する。

保守が男系を強く求めているだと?

保守なめんな!

保守ゴッコしている、あんな政治家やあんな評論家やあんな教授と一緒にするな!

まともに思考ができる、
まっとうな現代感覚がある、
誠実に生きている、
そんな人であれば「男系を維持」とかいう偽りに満ちた要望は出ません。

この記事は全国の地方紙に掲載されています。

ネットで検索しただけでも、
東京新聞、北海道新聞、北國新聞、山陰中央新報、新潟日報、福島民友新聞、西日本新聞、高知新聞、中日新聞、埼玉新聞、山梨日日新聞、沖縄タイムス、茨城新聞、上毛新聞
にほぼそのまま掲載されているようです(WEB版として確認)。
また、各種ニュースサイトにも掲載されています。

無難に見えるが、根本的な誤りをはらんだこんな記事を捨ておけません!
みなさんからも「意見」を伝えてください。

さあ、ついに皇位継承問題記事が全国に広がり始めた!
国民の声を政治家に、メディアに伝えていきましょう。

4 件のコメント

    ゴロン

    2023年11月7日

    千葉日報オンライン版にも載っていたので、意見を送りました。
    ・・・
    11/4「皇位継承資格の範囲が焦点に 男系限定か女系容認か」の記事の件
    千葉日報社様
    千葉市在住の者です。突然のメール失礼いたします。
    標記の記事を読みました。共同通信社の記事がそのまま掲載されているようですが、各党が皇位継承の問題に対し、これまで表明した考え方がまとめられ、両論併記的に記載されているところは良いと思いました。
     しかしながら、「自民は、男系の皇統維持を強く求める保守層を意識する。」と、あたかも「保守層」が男系の皇統維持を強く求めていると決めつけているのは、納得できません。こんなことを求めているのは統一協会(宗教とは考えられないのでこのように称します)関係者か、男尊女卑に凝り固まった時代遅れの自称ホシュであって、「保守層」でも何でもありません。世論調査でも男系継承を維持すべきとする者は9%程度です。日本にそんなに保守層が少ないわけはないでしょう。
     そして「皇室典範改正か特例法で、現皇族に養子縁組を認め、戦後に皇籍を離脱した旧皇族の男系男子を皇籍復帰(正しくは皇籍取得)させる案が有力だ。」などと締めくくっていますが、貴社は、この案で「安定提起な皇位継承」問題が解消されると本当に思っているのでしょうか。
     旧宮家の子孫は生まれ落ちたときから基本的人権を100%有する国民です。憲法14条の「門地」は、華族、公卿、諸侯などの子孫といったような封建的、特権的な身分を意味するのです。まさに、旧宮家の子孫のことを言っているのだから「旧宮家の男系男子」は特別な存在な訳がないのです。したがって、旧宮家の子孫の養子案は、憲法14条の門地による差別違反で不可能なのです。
     また、元首相の故安倍氏も平成31年3月20日の参院財政金融委員会で、皇位継承の安定策をめぐり、戦後に皇籍を離れた『旧宮家(旧皇族)』の復帰について、『(旧宮家の皇籍離脱は)70年以上前の出来事で、皇籍を離脱された方々は民間人として生活を営んでいる。私自身が(離脱の)決定を覆していくことは全く考えていない』と述べていました。これは、彼が該当者を探させたものの、見つからなかったための答弁だとも解されます。
     さらに、男系男子継承に固執する者の拠り所であり、2012年2月29日の産経新聞で「旧皇族(正しくは旧宮家の子孫)の大半、皇籍復帰(正しくは皇籍取得)要請あれば、一族として応える」などと、皇籍取得してもよい旧宮家の子孫が「いる」といい続けていた竹田恒泰氏も、最近「皇籍取得したいと思っている旧宮家の子孫などいるわけがない」と言いだし、「陛下が求めれば、赤子のうちに養子縁組をする」とか統一協会レベルの非人道的な妄言を言っています。こんなことを陛下が求めるわけもなく、国民に支持されるわけがありません。
     天皇の歴史の中で女性天皇は8人10代存在し、女系継承も行われています。男系男子に限定したのは、男尊女卑の考えが強かった明治時代からのほんの百年余りです。そして、その男系男子限定は、側室があって初めて可能になる制度です。側室がない現在、女系継承を公認しない限り、「安定的な皇位継承」は実現できないことは明らかです。世論調査において、70~80%の国民が女系天皇を支持していることから、多くの国民がそのことを理解されているものと思います。
     先日Yahooニュースで、「園部逸夫・元最高裁判事「女性、女系天皇を認めるべき」 皇室典範改正、進まぬ議論に提言」という記事が掲載されていました。
    https://news.yahoo.co.jp/articles/acaddbc405c7c1bb7e6cd80f461fe388fcae4bf1
    これは安定的な皇位継承の議論への最高の提言だと思います。
    (1)皇位継承資格を女性・女系に広げる、(2)皇位継承順位は直系を優先する、(3)兄弟姉妹では長子を優先する、という2005年の報告書の結論が答えです。本来、この時に皇室典範が改正されるべきだったのです。この提言は、常識的な日本人であれば、するすると頭に入ってくる話だと確信しています。
     今後、共同通信社の記事の掲載だけでなく、千葉日報社独自の安定的な皇位継承問題に関する見解で、国会での議論を後押しする記事の掲載をお願い致します。

    基礎医学研究者

    2023年11月6日

    自分も、西日本新聞に意見・コメントを送りましたので、下記に示します。
    —————-
    西日本新聞さま

    11/4に配信された「皇位継承資格の範囲が焦点に 男系限定か女系容認か」を読みました。
    私は、関西に在住するものですが、九州の親戚が西日本新聞さまの記事を教えてくれました。
    地方新聞で、「皇位継承問題」について取り上げられるのは珍しく、やはり岸田首相の「所信表明演説」における「国会で「所信表明演説の議論を開始する」という宣言の影響は大きいのだと、愚考します。そして、「皇位継承問題」について、地域住民への関心を高めることは重要で、それに貢献していると、私は思います。しかし、その一方で気になることはありまして、なぜ「皇位の安定継承」について議論するのに、なぜ「皇位継承資格」と問題をずらして、その焦点が「男系限定か女系容認か」ということになるのでしょうか。まるで、これでは、この2つが等価の価値で対立しているかのような印象を受けますが、あくまでも焦点は「皇位の安定継承」で、それは男系か女系かではななく、男子と女子関係なく継承ができるかどうかが、ポイントだと思うのですが、いかがでしょうか?
    それから、各党のまとめは、現段階の立ち位置を知る上では重要ですが、「自民は、“男系の皇統維持を強く求める保守層”を意識する」。この捉え方はおかしくないですか?これは、私だけではないと思いますが、保守≒男系というのは、見方が違いますよ。あえていうのならば、男尊女卑≒因習→男系なのでは。その証拠に、自民党の中にも保守思想ですが、男系に賛成ではない議員(例えば、石破茂議員)のような方もいらっしゃるので、これは読者をミスリードしていると思いますが、いかがでしょうか?
     ただ、このような見方も、私は国会での「皇位の安定継承」議論が進めば、改善することを期待します。ですので、今後も継続して、「国会」の動きを報道していただければ、幸いでございます。

    ふぇい

    2023年11月6日

    上毛新聞に意見を送りました。
    (上毛新聞も誌面掲載はなかったです)

    上毛新聞社御中

    私は前橋市内に住んでいる40代の読者です。

    ウェブ版の皇位継承資格の範囲が焦点に
    こちらを拝見しました。
    https://www.jomo-news.co.jp/articles/-/370383
    安定的な皇位継承に関する記事を掲載してくださってありがとうございます。

    男系限定は、即日制度によって維持されてきた歴史があります。実際128代の天皇のうち、62人が側室から産まれています。すなわち正妻のお子さまではない。
    これを現代の一夫一婦制の皇室で行うと、皇統断絶に繋がります。
    実際に、今のままの皇室典範では、悠仁さまだけしか皇室に残らない状況となります。
    そこに「必ず男を産まないと、皇室が滅びるぞ」と言われて、お妃が現れるでしょうか。
    岸田総理が所信表明演説で安定的な皇位継承に向けた議論をするよう話されました。
    上皇さまが平成28年8月8日に、私たちに安定的な皇位継承を願われました。
    https://www.kunaicho.go.jp/page/okotoba/detail/12
    私たちの皇室がどうやったら安定的な皇位継承につながるのか。
    皇室典範を改正して、性別関係なく天皇のお子さまが皇位継承できるようにすることだと答えは出ています。

    是非御社でこの特集を組んでください。

    これからも皇室の記事を掲載してください。
    よろしくおねがいいたします。

    ◯◯新聞店から定期購読している
    (住所、氏名)

    京都のS

    2023年11月6日

     「保守なめんな!」に爆笑。なるほど、京都新聞には載ってませんでした。

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