【絵馬日記】伝統とは何か?

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令和5年8月26日 大阪市 大阪天満宮
文字のみ マジック 右手
使用時間 約5分

・・・買う絵馬を間違えまして

こちらは御守りとセット(\3000)で売ってるのですが、祈願成就のがなくて合格祈願のにしてしまいました。
バーター商法ってやつか?よくわからんままに選んでしまったんですね。
黒夢の‘BARTER’は名曲だと思いますが(だから何だ?)。

デカデカと合格祈願と書いてるのでどう描こうかわからなくなり、文字のみに。

浅からぬ因縁の道真公も祀られてますが宛にはせん。
自分を信じて後日の試験には臨む。だから願わんぞ(←しつこいなこいつ)。

思いやりや多様な意見と言いながら自分の感情や都合で他人を踏みにじるわ、何一つ自分で考えず誰かに煽られるままYとか男系絶対とか吠えるわ日本人そのものの劣化が激しく、
「いくら天皇制が続いてもこれじゃあご本人方もイヤになるよなぁ」と感じるので、
「天皇になって国民とともに生きていたい」と思ってもらえる、その資格があると認めてもらうことを願いにしました。
今見ると苦し紛れにも思えます(笑)が、こちらが自分を省みず一方的に天皇になってくれと懇願するのは卑怯というか図々しいので大事かもしれません。
どんな法整備を訴えても、ご本人の御意思が第一だし失礼ですが奴隷の様な扱いを強いている現状もどうにかしないとまずいと思います。

岸田首相がようやく皇室の議論に意欲を示し始めましたが、未だに旧宮家案をにおわせる発言をされたりと手放しで喜べないところもあろので出来る限りこちらも後押ししたいですね。
この連載が続いたおかげか、多少は文章も書けるようになってきたので(笑)。
やっとまわってきたチャンスに黙って見てるだけじゃ皇族方に対して「敬愛しています」と言ったって白々しくてはずかしいですから。
・・怒られないよう文言には気を付けます。

大阪天満宮は日本3大祭りの1つ「天神祭」で有名です(他は生國魂神社の生國魂夏祭住吉大社の住吉祭)。
つっても地元民としては現地に行かず、エアコンの効いた部屋でTV中継見るのが我が家の伝統です(行けよ)。
この祭りも千年以上の歴を持つ、正に‘伝統’ですが最初の形そのままじゃなく時代とともに大きくなり中世以降には繁栄のシンボルにもなりました。
大戦の煽りなどで中断もあったけど市民の支持のお陰で今も続いてます。
美智子さまが皇后の時に仰った「伝統とは時代とともに変化していくもの」とのお言葉が思い出されますね。
国民という意識があれば現地に行かずとも祭りの当事者です。
(ンなわけあるか!だから健康診断ひっかかるんじゃ)

しかし長年続くと始まりのルーツや行われる意味も忘れられ、ただの大きな祭りの1つとしか思われてない現状を見ると「伝統とか何か?」と考えます。

伝統とは日々の暮らしで何かしら心の支えになってきた行い、道具や催しなどを、先人たちを讃えるからこそ引き継ぎ残そうとする敬愛の心と思います。

男系派に、側室制度や一般人から養子を募る案を出す連中天皇を讃える気持ちはあるか?
はたまた特定の皇族を非難する者たちにそれはあるか?
・・皇室の現状を知ってなお反省しないなら、生活様式や風潮の変化のなかで大事なものを忘れちゃいないかい?

そもそも祭祀には自然への畏怖があるからこそ、それに向き合う天皇とともに敬われてきました。
近代はそんな自然信仰が薄れたために心の拠り所としての気持ちも失われてる気がします。

懸命に国民のために祈ってくださり、各地の行事でお顔を見せてくださり労いの言葉をかけられる・・
様々な制限のお立場を受け入れ、体調がすぐれないときでも辛い顔を見せずに非難する輩にも笑顔を向ける。

そんな生き方を尊く思い感謝する気持ちこそ自分たちのご先祖たちから引き継いだ、これからも残したい‘伝統’ではないですか?

近所の和菓子屋より。

しょーもない屁理屈こねてないで、甘いものでも食べて笑顔の1つも出したらどう?
怒ってばかりじゃ体に悪いよ。
食べ物にカメラを向けるのは好きじゃないのでこんなんで勘弁(笑)。

2 件のコメント

    mameshiba

    2023年11月11日

    素敵なブログをありがとうございます。
    伝統とは何か?改めて考えさせられる回です。
    続けていかなければいけないもの、というとより、続いているもの、続けられもの、続けたいもの、次の世代に伝えたいもの、次の世代が引き継ぎたいと思うものが伝統かなと思います。
    「伝統とは日々の暮らしで何かしら心の支えになってきた行い、道具や催しなどを、先人たちを讃えるからこそ引き継ぎ残そうとする敬愛の心」その通りだ思いました。
    今回、絵馬にはその願いが書かれています。
    我々は合格できるかな?

    基礎医学研究者

    2023年11月10日

    今回も、面白く読ませていただきました。藤澤さんの絵馬が”文字のみ”は、ある意味貴重かも(^_^)。ただ、確かに「合格祈願」とか絵馬に書いてあるので、気持ちはわかるような気が(;^_^A。で、藤澤さん、喧噪されていますが、文章力も「作法」とかはあると思うのですが、やはり”経験”が大切ですよね。そして、自分も笹さんも感じたことですが、最近は藤澤さんのブログ本文もかなり見どころ、です。今回、自分、印象的だったのは、藤澤さんの次の一文。「男系派に、側室制度や一般人から養子を募る案を出す連中に天皇を讃える気持ちはあるか?はたまた特定の皇族を非難する者たちにそれはあるか?」
    なんか、伝統をきちんと理解できているのか?という本質は、どうもここにありそうですね。要するに、先人たちや自分とは根本的に立場の異なる「皇族」への方々への謙虚さが、足りないですよね。でも、こういう姿勢は追い詰められている今、どんどん露呈してきている?と、自分は確信するものです。

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