”【朝日調査】陛下の意向に寄り添った国民に対する反応”(ゴロンさん)

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当サイトでも報告しましたように、沈黙を守っていた「朝日新聞」が、ついに「皇位継承」に関する記事を出してきました。

この記事は、直接、現在の国会における「皇位の安定継承」議論を扱っているわけではありません。しかし、このタイミングで、しかも「上皇陛下の生前退位」についてどう感じたか(当時)?というアンケート調査記事の振り返りを出したのは、明らかにメッセージ性があるとしか思えません。それに対して、意見・コメントを送った!という報告が寄せられたので、紹介します(その2です)。では、どうぞ<(_ _)>


11/8「約200年ぶりの天皇退位 「賛成」「よかった」の受け止めが大半」の記事の件

 「安定的な皇位継承の問題」の国会での議論が開始されるこの時期に、皇室に関する世論調査の記事、ありがとうございます。上皇陛下の退位について、国民が一貫して陛下の意向に寄り添っていたことを示すアンケート結果だったと思います。
今回の皇位継承問題でも大多数の国民は皇室に寄り添って、愛子天皇を望んでいると思います。男系男子に固執する者達は、皇室の方々はそんなことを言ってないと言い張るでしょうが、直接的な発言ができない中、在位中の上皇陛下のお言葉をはじめ皇室の方々のこれまでのお言葉を聞いて、お気持ちを忖度すれば、天皇陛下は女性天皇・女系天皇を認めることにしても皇室の伝統そのものに何の差しさわりもないと考えているが解ると思います。
 国民の感覚と異なり、国会議員の中には未だに男系男子継承に固執する考えが蔓延り、令和の有識者会議から離れたくない者が多いのかと思います。しかしながら、議論が進めば、令和の有識者会議の案は、安定的な皇位継承に何の役に立たないことが、明らかになるはずです。その上で、2005年の有識者会議の報告書に立ち返り、1)皇位継承資格を女性・女系に広げる、2)皇位継承順位は直系を優先する、3)兄弟姉妹では長子を優先する、という最善の方策に向け、皇室典範1条を改正する方向に議論が進むものと信じています。
朝日新聞社様は、皇位継承問題に関する記事が、少ないように思います。今後、女系天皇に関する世論調査など、安定的な皇位継承について、国民の関心を集め、国会議員の議論を後押しする記事の掲載をお願いします。
(ゴロンさん)
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自分、僭越ながら、ゴロンさんのコメントを編集しているときには、つい”怒りの!”をイメージ(というか期待)してしまうのですが、今回は、仏のゴロンさんでしたね(^_^)。朝日新聞さんは、こういうきちんとメッセージを受け取ってくれる読者を大切にした方がよいです。皇室に寄り添い、「皇位の安定継承」について真剣に憂えている人は、令和の有識者会議の報告者は、おかしなものだと思っております。ただし、それでも国会で遡上にあげ、「皇位の安定継承」につながる制度を作ってほしいと思います(だから、岸田首相の所信表明演説の「国会で議論を開始する」という宣言の意義は、大きかったわけです)。朝日新聞さんには、自信を持ってもらい(記者の読者のニュースバリューになるという意味で)、今後はより直接的な報道を期待している、というのが、ゴロンさんの一番伝えたかった部分と、思う次第です(基礎医学研究者)。

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