“新組織名は「安定的な皇位継承の確保に関する懇談会」”に対する反応(L.Kさん、ただしさん、昭和43号さん)

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当サイトでも、お伝えしましたように、11/10に自民党総務会長が記者会見を行い、新組織の名称が、発表されました。

ここのところ、このような動きに対して全国紙の動きもようやく敏感となり(読者の意見投稿を反映されているのか?)、全国紙4社(毎日、産経、読売、および朝日新聞)が、翌日(11/11)の朝刊に、それぞれの視点が少し入った形で報道されました。

【各社見出し】
〇毎日新聞:皇位継承策検討、自民組織新設へ 総裁直轄
〇産経新聞:<独自>自民の皇位継承新組織会長に麻生氏 首相方針、茂木・萩生田両氏も起用(紙面掲載時の見出しは「皇位継承新組織トップは麻生氏」)
〇読売新聞:「安定的な皇位継承」検討…自民、機関新設を決定
〇朝日新聞(#政官界ファイル)皇位継承議論、自民が新組織

これに対して、みなさんから報告が寄せられていますので、以下、紹介していきます。


【自民党意見フォーム】
題:皇室の危機から逃げないでください。

昨日、総務会で、「安定的な皇位継承の確保に関する懇談会」を立ち上げるとの報道を拝見しました。

自民、安定的な皇位継承のため総裁直轄の検討組織新設を発表
https://www.fnn.jp/articles/-/613744
(#政官界ファイル)皇位継承議論、自民が新組織
https://digital.asahi.com/articles/DA3S15789846.html

安定継承に向けた動きが進んでいることには歓迎しますが、森山裕・総務会長の会見での「いつまでにということよりも熟議をして国会としてどうまとめていくかが大事だ」という発言が気になります。

熟議は大事ですが、この期に及んで時間稼ぎをしようとしてはいませんか?

また、議論の軸にするとも報じられている令和3年有識者会議の案ですが、非現実的だし、男系に固執している限り何の解決にもなりません。
立憲民主党・馬淵澄夫議員が2月の国会質疑で松野官房長官に問われた内容(「門地の差別」違反)に、貴党は答えられますか?
皇籍取得の意思ある旧宮家子孫は本当にいるのですか?
いるのなら、なぜ貴党の政権下でこれまで話が進んでこなかったのですか?

皇室は、保守勢力の「オモチャ」ではありません。
皇室の行く末、皇室の方々の幸福がかかっている問題ですので、責任を持って、速やかな対応をお願い致します。
(L.Kさん)
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L.Kさんのコメントで、響いたのは、「皇室は、保守勢力の「オモチャ」ではありません」です。言い方は辛辣ですが、森山さんの優等生的な回答を踏まえると、この指摘は至極まっとうと、自分は思います。ですので、新組織は是非、岸田首相の要請に正しく応えていただきたい、と自分も思います(基礎医学研究者)。


【自民党意見フォーム】

「自民党・総務会の発表と、会長の言葉を知り」
WEB上のニュースサイトで、11/10付の記事を読み、皇統問題に対しての自民党・総務会の発表と、森山裕総務会長の会見の言葉を知りました。

「いつまでにということよりも熟議をして国会としてどうまとめていくかが大事だ」
という姿勢でやって来たのが、何も動かず変わらないこの2年間でしたでしょう。
 ご譲位から数えれば4年間以上、皇統問題の解決が叫ばれた小泉政権時代からは17年間以上、ずっとずっとずぅっとその姿勢でいたから、議論する始まらなかったのです!
 議論をするのは、「解決」が必要だからです!
 いつまでになどではない、「早急」にです!
 そして、2年前などよりも真剣に議論をした結実として、答えは既に出ています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/acaddbc405c7c1bb7e6cd80f461fe388fcae4bf1

 国のため、次世代の未来のため、自民党議員の方々、どうか宜しくお願い致します!
(ただしさん)
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まったくそのとおりなのですよね。この答えかたはなんか優等生的ですが、これではただしさんの指摘に応えられないと思います。岸田首相の要請に対応するためには、基本方針は「平成の有識者会議報告書」段階で出ている訳ですから、早急に「皇位の安定継承」を可能にする法整備を議論してほしい、ということです。そして、その過程ででてくる「令和の有識者会議報告書」はしっかり妥当性を検討すればよい、と思います。なので、この議論に限っては着地点などなく、方針は明確です(基礎医学研究者)。


【首相官邸】
(今回の一連の報道を踏まえて)岸田政権の支持率を上昇させる起死回生の方法を提言致します。

(それは)皇室典範を改正し、敬宮殿下(愛子さま)の立太子を可能にすることです。皇位継承の問題については、2005年の「皇室典範に関する有識者会議 報告書」で既に答えは出ています。
従来の自民党支持層と手を切るくらいの覚悟がないと、国民の幅広い支持は得られません。
上記の政策が実現すれば特に女性や無党派層の支持が集まることが期待されます。
常識ある国民の声を聴くための有効なサイトを紹介するので、是非ともご確認下さい。

https://aiko-sama.com/
(昭和43号さん)
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昭和43号さんは、普段、このような意見フォームなどに意見・コメントを投稿されることなどないようですが、それでも今回の「皇位継承問題」に関する一連の動きを見て、”自分も何かしなければ!”という気分が、良く伝わってきました。こういう方でも”動く”という感覚が、岸田首相や国会議員にも伝わってほしいし、さらに、私たち国民側に方にも伝わってほしい、と個人的には思います。なぜならば、政治家にお任せという態度をとってこれまで事態は動かなかったわけですし、逆に国民の後押しがあるということがわかれば、国会議員も「皇位の安定継承」議論に支持が得られた、と感じるのでは?自分は、今回そのように思いました(基礎医学研究者)。
*首相官邸に、当サイトを宣伝していただき、ありがとうございました<(_ _)>





3 件のコメント

    基礎医学研究者

    2023年11月13日

    >昭和43号さん
    返信コメント、ありがとうございました。いや、どういたしまして(やや、事後承諾的ですみません(;^_^A)。いや、うちの「愛子さまサイト」は、どんどん活用いただければと。また、”起死回生”確かに、そうですね。自分、この際動機は問いません。岸田首相が、このまま国会での議論を進めてくれるのならば、結果的には「愛子天皇」誕生への道が拓けるわけですから。

    昭和43号

    2023年11月13日

    基礎医さん、コメントをご紹介頂きありがとうございます。
    情けない事ですが、自分の文章だけでは説得力が無いと思い、皆さん方の意見が凝縮された「愛子さまサイト」の力をお借りした次第です。
    “起死回生”という言葉は、低支持率にあえぐ官邸に注目してもらうため敢えて使いましたが、経済対策では支持が上がらない岸田政権にとっては皇室典範改正が本当に起死回生になり得るかもしれないとも思います。

    日本太郎

    2023年11月13日

    愛子天皇実現への運動、ご苦労様です。今、愛子さまの皇位継承に一番活動されているのは、ゴー宣道場であり、大変頼もしく嬉しく思っています。ただ、私には大変熱心な活動をされているのにもかかわらず、まだ、男系維持派を粉砕するための急所ともいえるポイントが強く指摘されていないもどかしさを感じています。かの「魏志倭人伝」はこう書かれています。
    「邪馬台国は女王の卑弥呼が立って初めて争乱が治まった。卑弥呼の死後、男性が王になったが再び争乱となり、そこで13歳の台与が女王に立ってようやく国が治まった」
    つまり邪馬台国は女王でなければ、国が治まらなかったのです。北部九州と近畿に同じ地名が残っていることから、この邪馬台国が東征して大和朝廷になったという説は非常に説得力をもっています。
    古代から日本は女性尊重の文明をもっていたが、そこに中国から漢字と男系継承の文化が入ってきて、天皇家も中国をまねて男系になった。しかし縄文からの女性尊重の文明は消えず、そこで初代は女性の天照大神なのに男系継承という、いびつな構造になってしまった、私はこれが真実だと思います。おそらく、小林よしのり先生も同じでしょう。しかしこのことをどれだけ国民が知っているでしょうか?大和政権の前身ともいえる邪馬台国が女王でなければ治まらなかったという事実。これをもっと大々的に知らせなければなりません。男系維持派は伝統を守るべきだと主張しますが、我が国の伝統を悠久のいにしえまでさかのぼれば、むしろ女性・女系天皇容認こそ本来の日本の伝統なのです。この男系維持派の急所となるポイントをもっと激しく突くべきです。
    ただし、熱心なご活動、大変ご苦労様ですが、やはり愛子天皇派だけが集まるゴー宣道場だけでは限界があります。そこで立憲民主党の馬淵議員に頼んで議員会館の会議室で勉強会などを開催してどうでしょうか。小林先生、高森さんらも出席して。男系維持派は竹田常泰氏、百地章氏を招いて過去に議員会館の会議室で勉強会を開いています。こちらも同様にやるべきです。議員会館の会議室で勉強会となれば、当然マスコミの取材に来ます。そこで、「魏志倭人伝」には、大和政権の前身ともいえる邪馬台国が女王でなければ治まらなかったと書かれてある、女性・女系天皇容認こそ日本の本来の伝統である、男系維持は中国の真似にすぎないと発表し、マスコミにそれを記事にさせるのです。
    また、男系維持派は旧宮家はGHQによって一方的に降下されたと吹聴していますが、そもそも大正時代、伏見宮系はあまりに血が遠いということで「皇族の降下に関する施行準則」によって、いずれ降下することが決まっていました。GHQは日本人が決めた方針を尊重したに過ぎないのです。このことをどれだけの日本人が知っているでしょうか?このことも強く主張しなければなりません。
    それには、馬淵議員らに頼んで議員会館の会議室で勉強会を開き、そして事前にそのことをマスコミ各社に知らせておいて取材に来てもらい、魏志倭人伝、GHQの以上のようなことを記事にしてもらうのが一番です。
    皇位継承問題に関心が集まっている今、議員会館の会議室で愛子天皇派が勉強会を開くなれば、必ずマスコミの注目を浴びます。いや、事前にそれをマスコミ各社に知らせて、注目を浴びるようにするのです!
    よろしくご検討くだいさいますよう、お願いします!

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