【国会質問、フェアな記事】に対する反応(L.Kさん、基礎医学研究者、ゴロンさん)

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当サイトでも報じましたが、11/15日に行われた馬淵議員の衆院内閣委員会における質問について、毎日新聞はフェアな記事を配信しました(私見では、「皇位継承問題」については、”さすが!”という感じで、安心して読めます)。

この時期に、新聞の後押しは重要と思うのですが、それに応えてくれるような形で報告が寄せられましたので、以下に紹介していきます(その2)。


題:【御礼】11月15日「安定的な皇位継承」質疑報道

いつも熱心に安定的な皇位継承に関する報道を続けてくださり、誠にありがとうございます。

ネットにて下記記事を拝見しました。
旧宮家の男系男子の皇籍復帰意思、官房長官「把握や接触していない」
https://mainichi.jp/articles/20231115/k00/00m/010/176000c

私も質疑の様子を見ましたが、貴記事はその内容を正しく報じてくださったと感じました。政府側の詭弁に騙されなかったところが、さすがと思いました。

政府は、令和3年の有識者会議後も、旧宮家と接触していないということに驚きです。
旧宮家の男系男子孫とまで具体的に対象を絞っておきながら、その人達の意向確認を進めていないとはどういうつもりなのか。

旧宮家の方々からすれば、自分たちの考えも聞かず、勝手に法整備だけ進められたら恐怖でしかないでしょう。
法ができた後で拒否することができるのか。
実質的な強制ともなりかねず、国民である旧宮家の方々の人権を著しく毀損する重大問題です。

意向確認をしてこなかったという事実は、政府のやる気の無さの表れです。
旧宮家養子案に肯定的だった安倍政権でも一歩も制度化を進められなかったのだから、実現不可能であることを本当は知っているのでしょう。
いい加減に、このような保守派向けのおためごかしなどやめて、真剣に皇室存続の危機に向き合うべきです。

また、他メディアでは、内閣法制局が旧宮家養子案を合憲と認めたなどと報じたものがありますが、完全に騙されていますね。
記事で書かれている通り、内閣法制局が示したのは、「一般論として」「国民が皇族という地位を取得すること」が合憲であるという、当たり前のことを言ったに過ぎません。
馬淵議員が指摘した、皇族という地位取得の「前段階において」、旧宮家の子孫だけを他の国民と区別して対象とすることの違憲性からは逃げています。

加えて言えば、内閣法制局は、皇族の範囲は「法律の定めるところによ」るから、「憲法の認めるところ」だとまで発言しました。
法律で定めさえすれば、その違憲性を問わないというのは、内閣法制局の【職務放棄】という他ありません。

当事者の意向も確認せず、内閣法制局が職務を放棄するような案を実行すべきではありませんし、実行できるわけがありません。

政府や国会は、旧宮家養子案などさっさと廃棄し、女性・女系天皇、女性宮家公認の議論を進めて欲しいです。

惜しむらくは、16日付け朝刊では当該記事は掲載されていなかったようであることです。
(夕刊の方に掲載されたでしょうか。そちらは確認できておらず、恐縮です。)

是非とも、ネットでも紙面でも、安定的な皇位継承に関する記事をどんどん掲載して、世論喚起に寄与していただきたく存じます。

貴紙のますますのご活躍をお祈り申し上げます。
(L.Kさん)
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いや、この意見・コメント、自分が毎日新聞の記者でしたら、モチベーション爆上がりですね(俺らのやっていたことは、間違っていなかったと(≧▽≦)。自分、L.Kさんの感想でシンパシーを感じたのが、「惜しむらくは、16日付け朝刊では当該記事は掲載されていなかったようであること」。そうなんですよね~自分も朝刊を見て、あれっと思った口ρ( ̄ε ̄。)。それだけ、事態が動いている、ということですかね。毎日新聞、自分も期待しています(^^♪(基礎医学研究者)。


11/15の速報記事に関する意見・コメント

毎日新聞さま
11/15 電子版の速報で掲載されました古川 宗記者による「旧宮家の男系男子の皇籍復帰意思、官房長官「把握や接触していない」を読ませていただきました。まず、毎日新聞さまが馬淵議員の衆院内閣委員会における質疑を速報で伝えられたところに、新聞社の“良心”を感じます。皇位継承問題を一刻も早く解決するためには、「輿論」の喚起が、絶対に必要です。そして、質疑の様子を正確に報じていただき、感謝致します。自分は、この中継を実際に視聴しましたが、松野官房長官が「(旧宮家の子孫と言われる方々の)把握や接触はしていないこと、そして内閣法制局の木村部長による「一般論として、皇族という14条の例外として認められた特殊の地位を取得するもので、14条の問題は生じない」という、法を捻じ曲げたとんでもない答弁も正確に伝えていただきました。これが、「社会の公器」というものだと、思います(こう書きますので、同日に速報を出した「産経新聞」の記事が、事実を捻じ曲げ読者をミスリードするような記事を出したのと較べると、ものすごい落差を感じたからで、あります)。
 毎日新聞さまは、「皇位継承問題」の記事については安定感があり読者にとっては頼りになる媒体ですが、どうか「皇位の安定継承」のために、引き続き「輿論」を喚起いただければ、幸いでございます(読者も、後押しします)。
(基礎医学研究者)


11/15「旧宮家の男系男子の皇籍復帰意思、・・」の記事の件
 国会衆院内閣委員会の馬淵澄夫議員の質問に関する記事、ありがとうございます。国会での「安定的な皇位継承」に関する議論が始まり嬉しく思っています。貴社の記事は、松野官房長官が、旧宮家の男系男子の意思確認について「政府として具体的な把握や、接触は行っていない」との答弁や、今後の意思確認について、明確に答えない松野氏に対する、馬淵氏の「制度化されてからでは遅い」という真っ当な発言を取り上げていて、非常に良かったと思います。
 また、馬淵氏の旧宮家の男系男子の養子縁組案は、門地(家柄)による差別を禁じている憲法14条違反に当たるかという質問に対し、内閣法制局木村第1部長は「一般国民であっても、旧宮家に属する方々という皇統に属する方々が皇族の身分を取得するような制度を念頭に置かれたお尋ねだといたしますれば、具体的な制度が明らかではございませんけれども、」と勝手に前提を付け、「(皇族となれば)、憲法14条の問題は生じない」と、国民を愚弄するような答弁をしておりました。馬淵氏の質問は、その前提が憲法違反ではないかという問いだったはずです。貴紙においては、この答弁に対する、馬淵氏の「旧宮家の男系男子は一般国民という扱いで、門地差別の疑いがあることは否定できない」という批判も記載しており、共同通信社や産経新聞社と一線を画す記事になっていたと思います。
 なお、共同通信社や産経新聞社は、確信犯的に、この木村第1部長の答弁の一部だけ切り出し、「内閣法制局木村第1部長は、皇統に属する一般国民から男系男子を皇族とするのは、門地(家柄)による差別を禁じた憲法14条に抵触しないとの見解を示した。」との記事を掲載しています。これは、内閣法制局が訂正記事を要求すべき事態だと思います。貴紙でも内閣法制局木村第1部長の答弁の批判や他紙の見解の過ちを指摘して頂きたいと思います。
 毎日新聞社様には、今後とも、「安定的な皇位継承」のため、国会での議論を後押しするとともに議論の展開を正しく理解できる記事の掲載をお願い致します。
(ゴロンさん)
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いや、ゴロンさんの意見・コメントは、まさに是々非々ですね。自分、書き出しだけで、それがわかるようになってきました(^_^)。で、なるほど。自分もそうだったのですが、ゴロンさんの方がより詳細に、同日の共同通信や産経新聞の記事について伝えておりますよね。こうすることで、毎日新聞の記事の正しさが、よくわかるというものです。引き続き、頼りにしております(基礎医学研究者)。

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