現在、かなり状況は目まぐるしく動いていますが、当サイトは速報でお伝えしたとおり、自民党の新組織「安定的な皇位継承の確保に関する懇談会」の初会合は、状況の厳しさを浮き彫りにするものでした。

しかし、これは政治家に”お任せ”するだけではいけない、ということも同時に示しており、こういう時こそ、心ある国民ができることは、国民が「皇室の弥栄」のために求めていることを伝えることであると思います。それに対して、自民党に意見・コメントを送られた方の報告が寄せられていますので、以下紹介していきます。

【自民党意見フォーム】
ご意見の内容：党の政策について　　
タイトル（自由記述）：
安定的な皇位継承の確保に関する懇談会について

本文

表題の懇談会について報道を拝見しました。一言、最悪です。国民を愚弄しているんですか。こんな懇談会は即刻解散し、平成の有識者会議報告書に則り、直系長子優先の皇室典範改正を実施すべきです。
大体、「安定的な皇位継承の確保」が問題なら、なぜこんなに皇族の人数が少なくなる前に、最も根本的な解決策である双系継承に道を開かなかったのですか。
自民党議員たちよ、あなた方は敬宮愛子様が皇位を継承されるのが、なぜそこまで嫌なんですか？なぜ愛子様の継承より、国民が名前も顔も知らない旧宮家の国民男性を皇族にするなんて、憲法違反で実現不可能な話が最優先になるんですか。旧宮家子孫の養子案がそんなに現実的で検討すべき案なら、なぜもっと以前から国民に提示して説明してこなかったんですか。なぜ平成の有識者会議報告書を握りつぶすだけにして、何もせず放置してきたんですか。

そもそも、なぜ天皇陛下や上皇陛下、大多数の国民の願いをそこまで無視するんですか？女性天皇が実現したらそんなにまずいんですか。
神武天皇から続く男系継承なんて誰も実証できないものは守るべきと言い、過去8方10代おられた女性天皇と女系継承を無視し、伝統と見ない理由は何ですか。
江戸時代から200年も直系で続いてきた現皇室の、今上陛下の実の娘である愛子様が即位してはならない理由を、まず大多数の国民が納得できるよう説明してください。話はそれからです。
（mantokunさん）
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自分の場合、ここまで踏み込んだ書き方はしませんが、mantokunさんの意見には、共感します。そう、自民党新組織の初会合の印象というのは、素朴なところで、上皇陛下の願いを無視し、しかも２００年直系で続いているにもかかわらず、愛子さまを皇太子にすることも考慮しない、ということが見えるからです。これのどこが、「皇位の安定継承」の懇談会なのか？自分は是非聞いてみたいし、これまで寄せられてきた「意見フォーム」のコメントにある国民の願いも、改めて見てほしい！と、思った次第です（基礎医学研究者）。

【自民党意見フォーム】
ご意見の内容：党の政策について　　
タイトル（自由記述）：新組織「安定的な皇位継承の確保に関する懇談会」の初会合について

本文

本日、一連の報道で、新組織の初会合に関する概要を知りました。率直な感想を書きますが、憤りを感じるとともに、皇室の未来に不安を感じました。会長の麻生氏が「具体的な方策については皇室典範などの法改正の必要性を考えなければならない」としたのは、悪くないと思いました。しかしながら、なぜ、「政府の有識者会議が答申した枠内で論点整理を進める」という方針をくずさないのですか？この懇談会の目的は、「皇位の安定継承」の確保ですよね？そうしましたら、自ら結論ありきの方針で議論の幅を狭めてはいけないのではないですか？本当にその方針で、「皇室の存続」は成り立ちますか？
　岸田首相の所信表明演説の宣言以来、自分も意見していますが、「皇室の弥栄」を考えている国民からは、本日の初会合とはまったく異なる視点（男女関係なく直系長子を優先する皇位継承）の意見・激励が届いているはずです。それは決して、自分たちの好みや思いつきで言っているわけではないのです。その気分は、まだ伝わらないでしょうか？「再考するべきです！」というのが、私の願いです
　今後もしっかり見ておりますが、ポイントはたった１点。その意見が、「皇位の安定継承につながるかどうか？ということを肝に銘じてほしいと、思う次第です。
（基礎医学研究者）

【自民党意見フォーム】
ご意見の内容：党の政策について　　
タイトル（自由記述）：安定的な皇位継承の確保に関する懇談会での議論について

本文

自民党内で皇位の安定継承についての懇親会が始まるという事で、期待を寄せておりましたが、皇位の安定継承が目的ではなく男系皇統の維持が目的になっておりましたので、「またこの問題を先送りにするつもりなのか？」と疑念を持ち始めました。　旧宮家皇籍復帰(正しくは皇籍取得）案はもう１７年くらい前から言われていたのに実現させるような動きがありませんでした。　この間の松野官房長官の答弁でも旧宮家の方の意思について調べていないなんて、１７年何をやっていたのかと呆れてしまいました。その間女性天皇には反対をして、「旧宮家から皇族を」と言い続け国民を騙し、女性宮家の可能性まで狭くしました。これから敬宮愛子様の降嫁するのを待ち、皇族を悠仁様お一人にするつもりなのでしょうか？　仮に旧宮家養子縁組を可能にする法案を作ったとしても、誰が名乗りを上げるのでしょう！多くの国民はそれを受け入れるのでしょうか？　旧宮家の方は今は一般国民です。
　　一般国民から門地を理由に皇族にするのは、憲法違反の疑いがあります。国の根幹である皇室に違憲の疑いを持たせる事は許されません。何故そうまでして男系継承に固執するのでしょうか？旧宮家子孫の方が皇族入りしたとしても男系男子限定では皇族数は減り続け　「皇位の安定継承」　にはなりません！　
　是非とも早く平成の有識者会議の案に立ち返り、男女の制限を無くし、直系長子継承を原則とするような法改正を望みます。
（のんくんさん）
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「何故そうまでして男系継承に固執するのでしょうか？」のんくんさん言われるように、私たちが落胆し、憤っているポイントはここです。少なくとも、国民にはこの考えはまったくコンセンサスはとれていません。1割弱もいません（それは、”大衆はよくわかっていないからだ”などと、言わないでくださいね！）。そして、この懇談会の名称は「安定的な皇位継承の確保に関する・・・」ですよね。そうだとすると、この初会合のどこに「安定的な皇位継承」につながる考えがあるのでしょうか？是非、再考してもらいたいと、思います（基礎医学研究者）。