“自民党の懇談会。新聞各紙がどう報じたか”に対する反応(基礎医学研究者)

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自民党の新組織、「安定的な皇位継承の確保に関する懇談会」の初会合について、新聞がどのように報道したかも重要で、当サイトでも報告してきました。

それに対して、意見・コメントを送られた報告が寄せられてきましたので、以下に紹介していきます(その4)。
※ブログスペースの都合上、今回はナビゲート役の自分単独の掲載となります<(_ _)>


【読売新聞】
11/18の朝刊記事についての意見・コメント

11月18日付で掲載された、「自民懇談会 皇位継承議論が再始動 皇室典範改正も視野 
」を読ませていただきました。岸田首相の所信表明の宣言以来、読売新聞さまの「皇位継承問題」に関する報道が増えて、嬉しく思います。今回の記事も、自民党の現在の認識が表でうまく整理されており、客観的な内容を伝えていると思います(その意見が、妥当かどうかは置いておいて)。また、これは読売新聞さんの責任ではありませんが、一部の保守派の「皇族数の確保は良いが、継承資格が女性、女系にまで広がることに根強い警戒感がある」というのも、是非読者の意見をアンケートなどで見たいものです。こういう考え方が、「皇位の安定継承」に制限をかけることに、つながっているのではないか?と。(ただ、11/17の馬淵議員による質疑で、内閣法制局は「“皇位継承は世襲”という憲法の要請に従って」と答弁してしまったので、今後国会で、この継承資格の範囲は、確実に問題の俎上に上がると、私は思います)。そして、最後に「保守派」と言われる人の待望論についても、「(旧宮家の子孫)と言われる人は、長年民間で暮らしてきており、国民の理解が得られるかどうかは不透明だ」というのも、両論併記の良い記述でございました。
 今後、国会の議論が進むかどうかは国民の後押しにかかっており、それは読売新聞のような全国紙が輿論を喚起できるかどうかにも依存するはずですので、継続的な記事の配信を読者として期待しております。
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【朝日新聞】
11/18の朝刊記事に関する意見・コメント

朝日新聞さま

11/18の朝刊において、中田絢子、および森岡航平記者署名による「皇室典範改正も議論 安定継承巡る懇談会 自民」を読ませていただきました。岸田首相の所信表明の宣言以来、朝日新聞さまの「皇位継承問題」に関する報道が増えて、嬉しく思います。今回の記事は、非常に客観的な記事で、自民党の懇談会の現時点の姿勢をよく伝えていると思います。「皇室典範改正も議論」というのは、非常に良いポイントをついたタイトルで、これは「国会での議論」を進めるという懇談会の意思表示が伝わってきました。私見では、この皇室典範の改正の中身については、広く読者にアンケートをとって聞いてみたほうが良いように思いますが、1つだけわかってきたのは、11/17の馬淵議員による質疑で、内閣法制局は「“皇位継承は世襲”という憲法の要請に従って」と答弁してしまったので、今後国会で、この継承資格の範囲は、確実に問題の俎上に上がると、私は思います。
  今後、国会の議論が進むかどうかは国民の後押しにかかっており、それは朝日新聞のような全国紙が輿論を喚起できるかどうかにも依存するはずですので、是非継続的な記事の配信を読者として期待しております。

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