天皇は「職業か」について

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昨日載せたダンケーカルトのブログについて

その後も色々コメントが届いています。

ダンケーカルト寄りの投稿。かもちゃんより

ききゅうさんの言う通り、「天皇」は、職業の世襲です。
上皇陛下の『象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことば(平成28年8月8日)』において、
「天皇の務め」「象徴の務め」「天皇が象徴であると共に,国民統合の象徴としての役割を果たすため」「天皇の象徴的行為」「天皇として大切な,国民を思い,国民のために祈るという務め」「象徴天皇の務めが常に途切れることなく,安定的に続いていくこと」と、仰せられています。
「天皇」という職業は、一般の国民が就く職業とは異なりますが、天皇陛下は、日本国憲法の第一章に規定されている国事行為や、国民統合の象徴としてのご公務を果たされておられます。
これらを、「天皇は職業?」「職業ではない」と言うのは間違っていると思います。
「天皇」は、国を統一し、国民を統合し、国家の秩序を治めるという責務を果たす「職業」です。
これを「職業ではない」と言うのであれば、古代のシナのように「世の中の職業は、皇帝以外の者たちが、皇帝のためにするものである」とか、古代の西洋のように「職業・労働は、奴隷のするものである」というような差別的価値観と同じようなものだと思います。
「天皇は、職業の世襲」だからこそ、まずしなければならないことは、「女性・女系皇族の皇位継承」を含めた「双系継承」にすることであって、「旧宮家の子孫を皇籍を取得させること」ではありません。
「旧宮家の子孫を皇籍を取得させること」は、「君臣の別」を破壊するものです。
もし、国民の皇籍取得を認めるとしても、その順位は、男系・女系・男女を問わず、今上陛下に近い血筋の方から、というのが常識だと思います。

違和感しかないのですが。

京都のSさんの投稿(一部)

だ~か~ら~『職業の世襲』ごときに国の最高法規が1章を丸ごと割くか?って話だ」

これ、私も感じています。

ありんこさんのコメント

なるほど天皇を職業として見ているとは、彼らのいう天皇の価値観みたいなものが察せられます。
「資格(神武天皇を先祖に持ち、神武天皇から男のみの血で繋がってる男)があれば誰にでも出来る簡単なお仕事。」
というイメージなんでしょうね。
だから、天皇陛下のなさりようをさも簡単に出来るような認識で馬鹿にしやがる逆賊が安倍ちゃん筆頭にワサワサ出てくる。
よくわかりました。
職業として見てるんですね〜。
生まれてから死ぬまでやれと言われる職業って何?
男を産む生殖を求められる職業って何?
選挙権を持てない職業って何?
辞める選択肢さえ極端に存在しない職業って何?
生まれた時から役立たず扱いされる「法律」のある職業って何?


これを職業って言えるのは、物凄い無知で恥知らずな人間だと思いますね。天皇陛下と皇室舐めてるんですね。国民主権病すぎる。

職業っていう括りが「一般の国民が就く職業とは異なります」っていっても、
生涯をかけて私たち国民と、世界の方々の平和を祈ってくださる陛下のふるまいを「職業だから」と言ってしまうのはどうなのでしょう。「やめられない職業」ってそれこそ差別的価値観としか考えられないのですが。

天皇に、「職業」ではなく「君主」「祭祀王」をやっていただいているということを忘れてはいけないと常に考えています。

改めて、天皇を職業というのはおかしいです。

文責 愛子天皇への道サイト運営メンバー ふぇい

5 件のコメント

    ただし

    2023年11月25日

    「天皇」とは、身分かと存じます。
     日本には、「天皇」と「国民」という2つの身分がある。
     だから日本国憲法でも、第一章に「天皇」、第三章に「国民の権利と義務」と区別して書かれています。差別じゃないですよ(笑)。

     あと、かもちゃんが例に上げられていたのは、陛下のビデオメッセージですかね。
    『象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことば(平成28年8月8日)』と言うよりも、「譲位」についてのビデオメッセージであったかと存じます。

    takahire

    2023年11月25日

    「王」ってのは地位とか階級を指してると思うのです。上下の関係。
    「職業」ってのはカテゴリーで、種類を表してると思うんですよね。横の関係。
    「職業」という言葉を選ぶ時点で、天皇を軽く見ているのかなあ、と思います。

    ありんこ

    2023年11月23日

    ちょっと調べたら「職業」とは
    辞書的な意味では「生計暮らしをたてるために日常従事する仕事のこと」みたいですね。
    皇族を「職業」と思うから、アイツら+α雅子様バッシングとかしてたんだなぁ…とかふと嫌な気配が…あぁそういう感覚で言ってたのね…と謎な理解が深まりました^^;

    突撃一番

    2023年11月23日

    日本人の「職業」に対する捉え方も、昔と今とでは変わってるから、一概に答えが出せないなぁ・・・。
    これは偏見も交えて言うんだけど、例えば江戸時代の職人は、バイトのコンビニ店員みたいに「私、大工やってま~す」とか「百姓やってま~す」とは、言わないような気がする。

    北島三郎の歌にも「本当の職人仕事は、血を絞り、骨を削ってやるもんだ。」というセリフがあるように、「職業」というものは決して、食わんが為に雇われてやらされるものではなく、「その人のアイデンティティとか人生全てをかけて取り組むもの」という感覚が、本来の日本人にとっては普通だったんじゃないかな?
    まさに、歴代の天皇がそうされてきたように。

    よしりん先生だって、「わし、漫画家やってま~す」とは、絶対言わないだろう。

    同じように、少なくとも日本国憲法が施行されて以来今日までで、昭和天皇も上皇陛下も、そして今上陛下も、「私、天皇やってま~す」という感覚で国民と接した方は、おそらく一人もいらっしゃらないだろう。

    そう考えると、日本人の「職業」に対する捉え方が昔と比べて軽くなりすぎて、天皇という「ほぼ、生涯現役に等しい務め」に対する理解が、おぼつかなくなってるような気がする。

    先日の仙台ゴー宣道場とも繋がる話だけど、むしろ宝塚とかジャニーズとかの芸能界や、漫画家みたいな、「人気が全てのヤクザ稼業」で成功した人の方が、その辺のサラリーマンよりも遙かに、天皇陛下のストイックさを我が事のように感じ取れるんじゃないかな?

    まあ、俺も結局「雇われ」だから、あんまり人の事エラそうに言えんけど。

    ありんこ

    2023年11月23日

    私自身とてもじゃないですが、皇室の方々に「職業」をやって貰っているなんて感覚にはなれません…。
    天皇・皇族というお立場に対して「職業」なんて表現、軽すぎますよ。

    あまりにも重い立場を生涯を費やしてまでして頂いている。感謝と申し訳なさの思いでいっぱいです。

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