言論ストロングスタイル vol.213に対する反論(サトルさん)④

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一応、短期連載なので、今回が最終ですが、サトルさんとこの間交わしている対話がなかなかおもしろく、サトルさん曰く、今回はこれまでのストロングスタイルとは違う部分がある!とのこと。キーワードは、その言動に”マウントとり”がなく、どこか”崖っぷち”のような感じ。では、どうぞ<(_ _)>

※(今回も使わせていただきます)さすが、笹さん!しっかりブログで、言論ストロングスタイルのことについて、触れて下さいました。

続き(最後)。

先に「皇室典範は憲法違反」と書いてしまったが、それでは「日本国憲法の法体系」に微妙且つ齟齬を来たすな。

皇族の例外規定と論理的に繋がらない。

但し!「世襲である」とした憲法の要請は「男性男系も女性女系も含む」と福田官房長官(当時)の国会答弁にも顕れているから、「皇室典範」との齟齬はない……と判断できる。

続けよう……。

「今回の法制局の答弁は常識の範疇だが、専門的には一部にあやういところもあった。論理を補完できるところもあるので、協力を申し出たいほどだ。」

……。

一瞬目眩がしたよ、倉山。

図々しいにも程がある……つか、「侮辱された木村陽一内閣法制局第一部長」には、同情するよ、足元見られて。
まあ、その種蒔いたのは木村氏自身だから、「仕方ない」な。

一回整理すると、十四条だけではないが「法の下の平等」は、「内閣(時の政権)」や「裁判所」が従わなければならない「法」の「適用」と「内容」も、国民にとって平等でなければならない。

(だから、「内閣法制局の存在意義がある」)

また、立法権をつかさどる「国会」も「その内容が(国民に)平等な法律を作らなくてはならない」を意味する。

「法の下の平等」=「法適用の平等」+「法内容の平等」……ってことだ。

(厳密にいえば、絶対的平等ではなく、相対的平等……ではある。でなければ、例えば「少年法」や「税率」に関して、齟齬を来すからな。だからこそ「特に」例示列挙があるのだが。倉山は「絶対的」と「相対的」が判らない?のは知ってるから(倉山皇室論にて)、あえて深追いはしない)

話をもどす。

「長島や泉、玉木らのような○○」と一緒だと倉山にマウントされて……。さぞや「屈辱的」だろうね。木村氏も。

「今回の質疑、馬淵議員はかなりイラ立っていて、何度も答弁者の発言を遮っていた。」

そりゃそうだ、

肝心の質問には答えずノラリクラリ。勝手に仮定までして答える不誠実さ。

それが「答弁時間の浪費」と判るからじゃないか。

https://www.gosen-dojo.com/blog/43182/

でも読みなさい。

その様を「……倉山か。」と、笹師範は指摘してるぞ?

迂闊にも、自分、大爆笑してしまったがな。

その後馬淵議員を「金融政策に関する理解は随一」とし、「人望も厚く」と持ち上げる倉山。
「ただ、皇室に関しては何か変な方向に前のめりになっているので、軌道修正して欲しいと切に願う」だと?

違うだろ?

そんなことより、馬淵議員の質問内容に「論理的に」反論しろよ!「(法制局答弁に)一部あやういところもあるから、補完してやるよ」って言ってるじゃん。

「これ以上触れたくないから、許して欲しいと「切に願う」と読めちまうんだが。

あるいは「無料はやだよ」か?

「同日(注11月15日)、ニコニコ動画で「立憲民主党代表#泉健太トークセッション」と題し……」

まただよ……。

馬淵議員に反論できないから、「所属する党の党首」でカモフラージュか?ワンパターンだな。

「……代表への公開質問番組が行われた。その中で……」
「……女性差別の皇室典範第一条は改正されるべきです。国民の八割が女性天皇に賛成しており、愛子さまを天皇に、という声は非常に根強いです」との質問が寄せられた。」

いい質問……提案だな。「皇位の安定継承」にも合致する。

質問ではないな、これは「指摘」だ。

「これに対する泉代表の回答は男系男子による継承を……」
「……優れているとか優れていないとかではなく、世界が持っていない、わが国の特殊な、まあ、血筋というか、続けてきたものですよね」とした上で、」

おいおい。泉も「すり替え」か?どこに、「優れているとか優れていない」って質問(正しくは指摘)だった?

「すり替え」はルールなのか?倉山派のダンケーは。

「……究極言えばそれを(注……ダンケーか?)続けるかどうかどうかっていう話なんですよ。だって世界、他にはないもので、持っているものを続けるか、それともやめてしまうか、ということですね」と問題提起で熟慮を促した。冷静な対応だ。」

どこが冷静な対応だ!○○丸出しじゃないか!

「皇位の安定継承」がその「中心」であり、今のまま続けたら「皇室が無くなる蓋然性が高い」って話だろ?こいつ、いったい今まで「何についての話をしてたんだ?」

ただ、非常に興味深い発言でもある。

「優れているとか、優れていないとかではなく……」

いいね~。来る12月3日、都内某所で「愛子さまと悠仁さま」と題して議論がある。

丁度、席も1つ空いたから(む、無念……)、参加したらどうだ?たぶん「大歓迎」だと思うぞ?

ニコニコでも生放送だし。

でも、「優れているとか優れていない」とか抜かしたら、警備の門下生につまみ出されるから気をつけて。でも、つまみ出される姿……も見てみたい気もする(笑)

で、あとは、「自分の本の宣伝」だから割愛。

結局それか……。

*追加……。
ふと、ページ左下に目をやると……
倉山 満・憲政史研究家(あれ……確か……そんな女史が……)として、だらだら紹介。

ん?

「ベストセラー「嘘だらけシリーズ」の最新作『嘘だらけの……』」……。
確かに『嘘だらけシリーズだ!』と、大爆笑してしまう。

倉山、(最後だけ)面白かったぞ!

fin

3 件のコメント

    基礎医学研究者

    2023年11月27日

    >サトルさん
    返信コメント、ありがとうございました。なるほど~「弁論」って、自分に言わせると、その場の論争に勝つことが目的で、まったく生産性がないですね。もしかしたら、そういう手段が必要な場面はあるのかもしれせんが、こと「皇位の安定継承」の問題についてはそうではないですよね。

    サトル

    2023年11月27日

    〉基礎医さん
    お忙しいなか、お疲れさまでしたm(_ _)m

    倉山は実に「弁論術」のサンプルとしては、優秀な(笑)テキストを書いてるなぁ……と感心します(笑)
    私も勿論詳しくないですし、ながなが更に拙い文を書いても仕方ないので、今回、前回の経験から解るのは、「弁論術」は「本(文章記録)」や「発言記録(文字起こし)」には、滅法弱い。

    そして「校閲」「校正」にも極めて弱い。弁論術が巧みに「隠す前提」や「論理の筋」を「たどる(れる)行為」が「本」校閲、校正だと、私は認識しています。
    どこで、筋……線が切れてるか、線が不自然に繋がれてるか等々、校正校閲者は「文章の番人」だなと思っています。

    倉山や竹田ら弁論術師(笑)が最も嫌うのが、「文字起こしする人」&「校閲、校正者」……と、思った次第です。
    「振り返られる」のが、たぶん一番嫌でしょうから(笑)

    基礎医学研究者

    2023年11月27日

    (編集者からの割り込みコメント)まずは、4回にわたり、詳細に反論いただき、ありがとうございました。こういう記事を発信するSPA!の意図がよくわかりませんが、まあこちらの”ネタ”にはなっていますかね$( ̄皿 ̄)。で、今回も結構炸裂していますが、自分が倉山の言動で気になっていたのは、2点。1つは、「専門的には一部にあやういところもあった。論理を補完できるところもあるので、協力を申し出たいほどだ。」いや、厚顔無恥とは、このことかと、思いましたね。倉山の認識の偏りは、すでにかなり明らかになっているでしょう。お前の補完は反って足をひっぱるだろう~!(長島くらいですよ、拝聴しますなのは!)。もう1つは、「馬淵議員がいらだって・・・」。ここに関しても、正直「お前の思っている意味(たぶん、馬淵議員の主張が的外れで、答弁が大人な対応をしているくらいの認識)とはまったく異なるだろう!」と思いましたが、そこはサトルさんがうまく表現してくれました。しかし、ここまで物事を曲解される場合もあるというのは、ある意味社会勉強になりますね。やはり、少し離れたところからの「解釈者」というのは、これからも必要ですね。それが、今回の教訓でした

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