放送中のドラマ「いちばんすきな花」をご存じでしょうか。本作は子供時代から2人組になることが苦手な4人(春木椿:松下洸平、潮ゆくえ:多部未華子、佐藤紅葉:神尾風珠、深雪夜々:今田美桜)が友達になる前後から物語は展開していきます。 (ネタバレ有)
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春木椿は婚約者と住む予定だった「赤い屋根と白い壁の一軒家」に1人残され、そこに別々の経緯で辿り着いた3人と出会い、それぞれが抱えるトラウマに友達として関わり合いながら4人は徐々に絆を深めていきます。そして11月23日放送回では、春木が住み、時々4人が集まる「赤い屋根と白い壁の一軒家」の前の持ち主(志木美鳥:田中麗奈)が過去に別々のルートで4人それぞれと関わっていたことが判明します。前の持ち主は家を「買い戻したい」と希望し、その意向を不動産屋から聞かされた春木は、一人で住むには大き過ぎる家だから売って出ようと考え、それを集まった3人に伝えました。
潮ゆくえと深雪夜々は「売りに出されてもいない誰かの持ち家を買い戻したいからと言って売らせるのは我儘だ」と言います。前の持ち主が自分の恩師だと知っていた佐藤紅葉は「前の持ち主が悪者扱いなのは納得できない…事情も知らないくせに」と反発しました。ここから紅葉と夜々は軽くケンカ状態に入ります。
ここまで23日放送回のストーリーを少し詳しく追いましたが、その理由は何かにつけて「手続きが重要」と感じるからです。現在住んでいる人に対し、まだ売り家でもない家を、前の持ち主が不動産屋を通じて「売れ」と迫るのは正しい手続きを無視した異常な行き方です。
同じようなことが皇位継承問題で起きていないでしょうか?本人が名乗り出てもいない、実は政府も探していない、旧宮家に連なる男系子孫のために、彼らが皇室に入れるように「先に法整備(しかも違憲)をやれ」と迫るのは手続き的に常軌を逸しています。どう考えても男系固執派の言論人や政治屋の側が「悪者」であり、彼らの「事情」とやらも「統一協会系の金づるや支援を失うのがイヤ」程度の私的なものに過ぎないのですから。
文責:京都のS
5 件のコメント
京都のS
2023年12月7日
urikani氏、ぜひ。公論イベントの邪魔にならない時処位を弁えてですが(笑)。
「いちばん」の志木美鳥(田中麗奈)は、何となく「初恋の悪魔」のリサ(満島ひかり)的ポジションですね。雪松鳴人(伊藤英明)的ポジションが出るほどシビアな話じゃないのは残念でもありますが、このまま繊細路線で突っ走ってほしいとも思います。
仲野太賀は誰もが使いたがる名優になりました。確実に父のチョロ(中野英雄)を超えましたよね。
さて、「大奥season2」は観てますか?当サイトではSの「大奥」ネタが「ナンウマ」ネタに匹敵するほど多くなりましたよ(笑)。
urikani
2023年12月6日
京都のS氏!
ですよね〜よしりんからしたら、生ぬるいってなりますよね(笑)
わたしでも「紅葉ーっ!繊細過ぎるやろ!」ってなる時あります(笑)
新潟出身は地味に嬉しいが⸜(*ˊᗜˋ*)⸝
>そして黒川想矢は映画「怪物」で柊木陽太とW主演した子役です。
直ぐ気が付きましたよ!子役2人すばらしかったなぁ(∩˘ω˘∩ )♡
「怪物」も今の日本の問題が散りばめられていましたね。
>「怪物」の脚本は坂元裕二ですが、このキャスティングは生方の坂元愛じゃないかと見ています。
それで言えば、「初恋の悪魔」の仲野太賀もですね♪
公論イベントでまたお会い出来たら、ドラマ談義に花を咲かせましょう❁⃘*.゚
京都のS
2023年12月5日
おお!やはり来ましたか、urikani氏!(何故かオタク風の呼び方になるw)。
クアトロ主演の4人が揃ってHSP(ハイ・センシティブ・パーソン)という繊細すぎるドラマですから、幾多の敵と斬り合ってこられた小林先生からすると「(男女の友情は成り立つか?などという)テーマが生ぬるい」となりますよね。
佐藤紅葉(神尾風珠)の言う「事情」が何かあるはずです。ところで、学校では保健室登校して熟に通う少女(白鳥玉季)と保健室での給食と熟に付き合う少年(黒川想矢)もサイドストーリーも物語の良いアクセントになっています。この白黒コンビも割と深いことを言います。世間の空気や全体主義に繋がる「みんな論」とか。そして黒川想矢は映画「怪物」で柊木陽太とW主演した子役です。「怪物」の脚本は坂元裕二ですが、このキャスティングは生方の坂元愛じゃないかと見ています。
urikani
2023年12月4日
京都のSさ〜ん!
(*」´□`)」
お ま た せ
シュタッ!◝( ˙ ꒳ ˙ )◜
silentも観てましたし、多部未華子好き、松下洸平好き、藤井風好き(*^ω^*)
なので当然観ております♬.*゚
坂元ドラマもほぼ観てます(#^.^#)
確かに、みどちゃんそりゃないぜ!ですよね。たまたま今の状況だから結果良かった、となるかも知れないけど
(;´Д`)ミドチャンナンデダヨ……
皇位継承問題では絶対に!良かったとはならないですけどね(💢º言º)
京都のS
2023年12月4日
さすがに観てる人が少ないんでしょうか。私は「Silent」の脚本を書いた生方美久の作品ですから大いに楽しんでいます。彼女は天才・坂元裕二を目指す新進気鋭の脚本家です。会話劇のワードセンスは坂元ドラマの序盤で展開される会話劇を彷彿させます。urikaniさ~ん、観てませんか~?
こんなこと考えながら楽しめるのか?安心してください。気に入ったドラマは2回ずつ観ますんで(笑)。「大奥season2」とか。