先週、こんな記事を目にしました。
【国連次長が感動した愛子さまの作文「平和は人任せにしない」】
https://jisin.jp/domestic/1886818/
この記事では、天皇陛下が日本武道館の「全国戦没者追悼式」において
《私たちは今、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、新たな苦難に直面していますが、私たち皆が手を共に携えて、この困難な状況を乗り越え、今後とも、人々の幸せと平和を希求し続けていくことを心から願います》
と新型コロナウィルスに言及されたことが紹介されています。
また「皇室担当記者」によれば、
「平成の時代、戦没者追悼式のお言葉に自然災害や社会情勢への言及が盛り込まれることはありませんでした。今回、天皇陛下がコロナ禍に触れたことは異例のことです」
どうしても避けられない自然災害や社会情勢とは事情が異なるためか、
陛下のご真意は想像するしかありません。
しかし、今回の新型コロナ騒動は、感染拡大そのものよりも、
その恐怖の拡散によって引き起こされた、経済被害、人々に根付いてしまった
偏見や差別など、疫病以外の大規模な人災という視点も大きいと思います。
ここに、天皇陛下が、異例であっても、先の大戦と重ねられていることに、
天皇というお立場のスケールの大きさや、常人では及ばぬ深いご洞察を感じずにはおれません。
同時に、あくまで人任せにせず、自分たちの手で困難を乗り越えていこう(いける)、という力強いメッセージとしても受け取りました。
この記事では、その後半で、愛子様の作文も紹介されています。ご存じの方も
多いと思いますが、愛子様が広島を訪れになったときの作文です。
《「平和」は人任せにするのではなく、一人ひとりの思いや責任ある行動で築き上げていくもの》
これが中学生の作文かと思うほど、力強い使命感を感じるメッセージですが、
この記事を書かれた記者さんが、「全国戦没者追悼式」での天皇陛下のお言葉で、この愛子様の作文を想起された感覚は、よく分かる気がします。
平和はもちろん、疫病やそれに伴う偏見や差別などの人災も、
災害も、自由も、法治主義も、民主主義も、
国民のことを思い続けて下さる天皇陛下も、
天皇と国民が敬愛で結ばれ続けるための皇位の安定的継承も、
天皇陛下のご意志を直接受け継ぐ愛子様の仰る通り、
「人任せにするのではなく、一人ひとりの思いや責任ある行動で築き上げて」
いかなければならないと、思いを新たにしました。
(文責 広島県 三味線)
2 件のコメント
Ryuー
2020年9月8日
天皇陛下のお言葉、愛子様の作文の御言葉には、心が清められました。
天皇陛下。
そして、皇太子愛子さま。
私達国民は、このことを思うだけで、心が落ち着くのです。
チコリ
2020年9月7日
陛下の「私たち皆が手を共に携えて」のお言葉に、胸が熱くなりました。
私たち国民一人一人が、今なお続くコロナ禍を、省みなければならない、
そして陛下のこのお言葉を、胸に刻んで前進しなければならないと思いました。
愛子さまの広島訪問の作文は知りませんでした。
このお言葉には涙が出ました。
ありきたりの反戦平和の空虚な作文は山ほどありますが、
愛子さまは次元が違う。
まさに!「平和は人任せにするのではなく、一人ひとりの思いや責任ある行動で築き上げていくもの」ですね。
感動で、涙がとまりません。
愛子さまのお言葉が、光り輝く言霊となって日本を覆い尽くし、愛子さま皇太子への道を自ずと切り拓くことになる、と確信いたしました。
素晴らしいお言葉を紹介してくださり、本当にありがとうございました。
愛子さまのこのお言葉は、いつも目につく場所に貼っておき、日本と世界の平和のために、自分が出来ることを自問自答していきたいです。