本サイトでも
リンクを貼らせていただいている、
神道学者であり皇室研究家でいらっしゃる
高森明勅先生。
その高森先生が最近書かれた
ブログを3つご紹介します。
1.「直系優先」の理由 (9月5日公開)
https://www.a-takamori.com/post/200906
今上陛下から愛子さまへの(直系)継承を
多くの国民が望んでいますが、
これを「無知な大衆の浅薄な感情論」
とする批判が一部にあります。
それに対しまず高森先生は、
側室が認められていた明治時代の典範で、
「傍系の『嫡出』」よりも「直系の『非嫡出』」
の方が優先されていることを例に挙げ、
皇位継承の直系への優先度の強さを示します。
そしてこの根底には、
現在の愛子さまへの敬愛にも通じる、
直系の方が皇統の連続性を
素直に実感しやすい、
という感覚があるとし、
先述の批判を斥けています。
2.傍系主義? (9月8日公開)
https://www.a-takamori.com/post/200909
3.「女系」は無い? (9月9日公開)
https://www.a-takamori.com/post/200910
これら男系派の「突飛な意見」に、
私など一般人は脱力するしか
なくなってしまうことも
しばしばです。
が、こうした主張に対しても
専門的見地から
丁寧に反論されているところに、
専門家としての凄みを感じます。
こうした専門家の弛みない努力によって、
本物の権威は保たれていくのだな
と感じました。
同時に、
議論の中で披瀝された知見によって、
また一段と、
愛子さまが皇太子、
そして次代の天皇となられることが、
本来のあるべき形だ
という確信が深まりました。
文責 静岡県 L.K
1 件のコメント
チコリ
2020年9月14日
本当にそうですね。全く同感です。
「無知な大衆の浅薄な感情論」とは!
高森先生は、こういった箸にも棒にもかからない、しょーもない意見の数々にも、常に、たゆまず、「専門的見地から丁寧に反論」されていますよね。
高森先生に心から感謝致します。
「無知な大衆の浅薄な感情論」などと上から目線で偉そうに言う人々が、
実は己の信じたい事だけを、絶対的伝統だ!と大声で叫び続け、異論を一切許さず、
受け入れたくない現実を陰謀論で封じ込めようとする、
公のひとっかけらもない、誠実さのかけらもない人々である事はわかりきっています。
とは言え、「無知な大衆の浅薄な感情論」などと言わていることも知らないで、ひとりの日本人として、ぼーっとしていちゃいけない!と自戒しました。
発信ありがとうございます。