毎日新聞「考・皇室 深まる危機」続報①に対する反応(ゴロンさん)

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昨日、毎日新聞に連載されている「考・皇室 深まる危機」の記事の続報を紹介しました。

まだ、紙面には出ておらずで、ふえいさん同様、「毎日新聞を後押しするために意見・コメントを!」と呼びかけたのですが、それにさらに応えてくださった方がいらっしゃので、以下、紹介していきます(`・ω・´)ゞ


【ゴロンさん】
 元宮内庁長官、羽毛田信吾氏へのインタビュー記事、安定的な皇位継承の課題解決に向けた動きにかかわった方の話で、大変興味深いものでした。
 それにしても、2005年に長子優先で男女に継承を認めるべきだとの有識者会議の報告書がまとめられることができたのは、小泉氏が危機感を受け止め、火中の栗を拾う覚悟で政治課題として取り組んだからとのことですが、小泉氏も、そこまで覚悟があったのであれば、この時に皇室典範改正まで進めて欲しかったと思います。羽毛田氏の言うように、悠仁さまの誕生によって問題が解決したと考えるのは違和感どころか、大間違いだったと思います。
 羽毛田氏が示した、安定した皇位継承に向けた対策についての考え方、「国民の大多数の支持を得られる形であるべきだということ」、「実現可能性があること」、「国民の信頼と共感を得られる選択肢でなければならないとのこと」、全くその通りだと思います。
 国会議員の方々は、その考え方を肝に銘じて議論し、対策を決めて頂きたいと思います。答えは2005年に既に出ているのです。そもそも安定的な皇位継承を考慮していない令和の有識者会議など、不要です。
 なお、記事冒頭の「皇位は男系のみによって継承されていた。」という山田記者の認識は、現在、否定されています(参考:日本史学における古代の女性天皇をめぐる最新の研究状況(高森明勅氏公式サイトより)https://www.a-takamori.com/post/20220824)。すなわち、女系天皇を公認したところで、明治の皇室典範制定以前の双系的な皇位継承に倣うことになるだけと考えられます
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ご苦労さまでございました。確かに、羽毛田氏の今回のインタビュー記事を見て確信が持てたのは、きちんと問題意識をもった方の中では、方策は2005年にすでに出ている、です。それで、「毎日新聞さんの今回の記事は全体としてとても良いものである」と断りながらも、山田記者がナビゲートした第一文については、建設的なコメントを入れています。こういう読者の意見は貴重で、毎日新聞さんの記事のQualityがさらに上がれば、幸いです(基礎医学研究者)。

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