毎日新聞「考・皇室 深まる危機」続報①に対する反応(くりんぐさん)

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一昨日、毎日新聞に連載されている「考・皇室 深まる危機」の記事の続報を紹介しました。

まだ、紙面には出ておらずで、ふえいさん同様、「毎日新聞を後押しするために意見・コメントを!」と呼びかけたのですが、それにさらに応えてくださった方がいらっしゃので、以下、紹介していきます(`・ω・´)ゞ


【くりんぐさん】
以下の内容の文章を、毎日新聞へお送りしました。

山田奈緒記者の記事“進まぬ皇位継承議論 元宮内庁長官の憂い「危機的状況」”拝読しました。

羽毛田元宮内庁長官の口から語られる、上皇さまが天皇でいらしたときの、皇位を男系男子しか継げない制度のままゆえに皇室が先細っていくことへの苦しみに、胸が締めつけられました。

現在の皇位継承制度のままでは、次世代の皇族は悠仁さまのみになってしまいます。悠仁さまのご結婚相手には、皇后さまを苦しめ続けた「必ず男子を産め圧力」が確実にのしかかります。

新しい命を必ず授かれる方法はありません。その半分の確率に下がる男子を必ず授かれる方法もありません。かつて男系継承が長く続いてきたのは、側室が複数いて男系男子が複数いたからです。その側室は、昭和天皇が正式に廃止されました。現代で復活させることは、芸能人の不倫で大騒ぎになる現状では不可能です。

国民は天皇陛下と共に公務に熱心取り組んでこられた皇后さまが、「男子に恵まれない」というだけで男系継承維持を望む男系派から酷いバッシングを受け続けたことを忘れてはいません。

今の男系男子限定継承のままでは、悠仁さまが安心してご結婚することは困難です。悠仁さまがいるからと皇位継承についての制度改正への議論を進めないことは、皇室が無くなることを望んでいるのと同じです。

悠仁さまの幸せのためにも、皇室が次世代に受け継がれるためにも、生まれてからずっと皇族の身分にあられる方なら性別問わず皇位を継げる制度へ変えるべきです。

天皇は、日本国の象徴です。
今上陛下の直系の愛子さまが「女」というだけで皇位を継げないままでは、天皇が「日本が男尊女卑の国である象徴」になってしまいます。ジェンダー平等に取り組まれる秋篠宮さま、その秋篠宮さまのご教育を受けられた悠仁さまも、自身が「男」というだけで愛子さまを差し置いて皇位を継がれることを望まれるとは思えません。

皇室が次世代に受け継がれるためにも、生まれてからずっと皇族の身分にあられる方なら性別問わず皇位を継げる制度へ今すぐ変えるべきです。そのあかつきには、今上陛下の直系である愛子さまに、未来の天皇となられる皇太子になっていただきたいです。

皇室とこれからも共に歩んでいきたい国民の一人として、これ以上の皇位継承についての議論先送りは許されないことを政治家に働きかけていきます。
上皇さまに、皇太子になられた愛子さまを見ていただくために。
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興味深く読ませていただきました。くりんぐさんの感想は、「皇位継承問題」のことが分かっている人の「意見・コメント」と、自分が毎日新聞の記者だったら思います。くりんぐさんの感想読んでいてやはり思うのでは、「皇位の安定継承」を念頭において男系継承を維持するというのならば、(正しいかどうかは別にして)側室制度復活をいうしかない。しかし、それは「皇室」の意思で廃止されたわけですし、世相に合わないことも皆、どこかでわかっているはず。さらに、国民が「皇室」のどこに敬愛しているのかは、この記事で、羽毛田氏が明解に語ってくださっていますので、道筋ははっきりしているだろうと。毎日新聞さんのさらなる「連載」に期待します(基礎医学研究者)。

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