大相撲1月場所をご観覧になる天皇皇后両陛下並びに愛子内親王殿下(令和2年1月25日)「出典:宮内庁ホームページ」 https://www.kunaicho.go.jp/page/gonittei/photo/19050
愛子さまはさまざまなご趣味をお持ちですが、愛子さまが幼少期より一貫して興味を持たれているスポーツが我が国の国技である相撲です。
平成18年(2006年)当時の皇太子殿下はご自身のご誕生日に際しての会見において、当時5歳であった愛子さまのご成長ぶりについて記者に問われた際に愛子さまのご趣味について、
“大相撲にもとても興味を持っており、私たちや職員と相撲を取るときに相撲の技を再現したりしています”
※引用:宮内庁ホームページ 皇太子殿下お誕生日に際し(平成18年)
https://www.kunaicho.go.jp/okotoba/02/kaiken/kaiken-h18az.html
とお答えになり、
“相撲の本の力士の四股名(しこな)に付けられた振り仮名の部分を読んで、力士の上の名前と下の名前をよく覚えています。例えば横綱朝青龍であれば朝青龍明徳というようにです。それを平仮名で書いてみたりもしています。力士の名前については正直私もかないません。また、相撲をテレビで観戦しながら「だれだれに、星がついたよ、うれしいな」と七五調の文を作るなどしています”
※引用:同上
とおっしゃられています。
愛子さまが相撲好きであるということはこの当時から宮内庁記者の間では有名な話だったそうなのですが、当時の皇太子殿下のお言葉からも愛子さまの相撲に対するご関心の強さが伺えます。
そんな愛子さまですが、この会見が行われた年に初めて皇太子同妃両殿下とご一緒に両国国技館で大相撲秋場所をご覧になり、「夢じゃなかったのかしら」とおっしゃられたそうです。
今年に入ってからも愛子さまは天皇皇后両陛下とご一緒に大相撲初場所をご観戦なさっており、相撲へのご興味はより一層強まっていらっしゃるようです。
初場所観戦中には相撲協会の八角理事長に熱心にご質問をなさり、八角理事長も愛子さまの専門知識の豊富さに驚いたそうです。
ところで、天皇陛下がご観戦なさる相撲のことを「天覧相撲」と呼ぶそうです。主に年の初場所で行われることが多いそうですが、もし愛子さまが天皇に即位されたら天覧相撲の回数が増えて近年人気が低下する相撲が再び脚光を浴びることにもなるかもしれません。
愛子さまが天皇として相撲をご覧になられる日が来ることを願ってやみません。
文責 KOU
1 件のコメント
みずりん
2020年5月5日
私も愛子天皇がご覧になる天覧相撲はどんなに盛り上がるだろうかと思います。令和は長く続いてほしいですし愛子様が即位されるときが見られるかどうかわかりませんが、せめてなるべく早く立太子されて将来のお姿を想像させていただけると嬉しいです。