“日本経済新聞が社説で皇位継承問題”に対する反応(ゴロンさん)

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当サイトでは、日本経済新聞さんが新年から(1/2付け)社説で、「皇位継承問題」について論評したことを、報じました(L.Kさん、ご協力、ありがとうございます<(_ _)>)。

その社説に対して、意見・コメントを送られた!という報告が寄せられましたので、以下に紹介していきます。


【ゴロンさん】

1/2[社説]「皇室の将来見据えた継承策を」について
 皇位継承問題に関する社説ありがとうございます。本社説において、2017年の皇室典範特例法の付帯決議が、皇位継承策について政府に速やかな検討を求めたことについて触れて頂いたことは良かったと思います。ただ、その付帯決議は「政府は、安定的な皇位継承を確保するための諸課題、女性宮家の創設等について、・・本法施行後速やかに、皇族方の御事情等を踏まえ、全体として整合性が取れるよう検討を行い、・・」であり、これを受けたとされる政府の有識者会議は、「安定的な皇位継承」の議論から逃げて、課題を「皇族数の確保」にすり替え、付帯決議の要請に一切答えていなかったことにも言及して欲しかったと思います。そして、むしろ、より真剣な議論がなされた、2005年の有識者会議の「男女を問わず長子優先」の皇位継承にすべきという結論を取り上げて欲しかったと思います。
 本社説の言う通り、日本社会として制度を大事に守るのなら、私たち国民一人一人がその将来像を真剣に考える必要があると思います。そして、一部の案を限定されたメンバーだけで話し合うのではなく、開かれた議論がなされた上で、安定的な皇位継承に必要条件である「男女を問わず長子優先」に道筋がつくことを願います。
 貴社も、今後とも、国民が皇位継承問題に興味を持ち、国民の声を国会議員に届ける後押しをするような記事を掲載して頂きたいと思います。
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ごくろうさまでございます。日経新聞って経済専門紙ですが、全国新聞なので(陥落した1紙とは異なり)、「新年早々、取り上げていただくのはありがたい!」とゴロンさんが言われる気持ち、よくわかります。で、ゴロンさんの意見は、日経新聞さんの社説で踏み込んでいない、「ならば、男女を問わず長子優先なのでは?」という部分を補っておりますよね。なんとなくこの部分を言わないのが無難、と日経新聞さんは思っているのかもしれませんが、読者にはきちんとその先を見据えて意見する人もいる、ということが伝われば、幸いです(基礎医学研究者)。

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