”皇室スケッチ”における陛下の新年の祈り!に対する反応(基礎医学研究者)

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当サイトでもお伝えしましたが、1/12の朝刊6面に宮中祭祀に関する記事が、掲載されました。

この記事自体は一見すると、皇位継承に直接関係しない”啓蒙的”な話に思えるかもしれませんが、天皇≒祭祀王であり、新年から騒然としたこの状況においても、天皇の祈りを世の中に広めていただけるのは、大変意義があると思いました(「皇室」がなぜ存続しているのかを、改めて考えるきっかけにもなっているだろうと)。毎日新聞さんは、「皇室」に関係する記事についてはかなりの信頼感が置けますが、これに対して、私は意見・コメントを送りましたので、以下に示します。

*チコリさんも、当サイトの紹介を見て、毎日新聞に感想を送っていただけたようです<(_ _)>


【基礎医学研究者】
1/12 朝刊6面の記事に関するコメント

毎日新聞さま

1/12に朝刊6面(皇室スケッチ)に掲載されました、高島博之記者による「国の安寧 幸せを祈願」の記事を、興味深く読ませていただきました。まず、新年から世の中が騒然としている中で、「皇室の記事」をコンスタントに掲載されている毎日新聞さんには、頭が下がります。いや、むしろこういう時だからこそ、国民のために祈ってくれている陛下らの儀式を紹介する意義があるのかもしれません(ある意味、救われます)。今回、宮中祭祀(私見では、「私的な儀式」というよりは「秘伝の儀式」のように思います)である、四方拝→歳旦祭をされた後に、御祝先付という朝食が振舞われ、その後宮殿に移動されて雅子さまと「新年祝賀の儀」の行事に臨まれるという流れが、勉強になりました(国民がうかがい知ることができるのは、最後の行事のみ)。

ところで、今回の記事は、「皇室」祭祀に関心のある者にとって、最低限必要な知識というものがうまくまとめられており、もちろんそちらは啓蒙的な意味で重要でしょう。しかし、私、今回の記事で感銘を受けましたのは、歳旦祭における秋篠宮さまの振る舞いについての記述であります。皇嗣は皇太子ではないので祭祀への参加は制限されるものと思っておりましたが、少なくとも今回の歳旦祭においては、秋篠宮さまは黄丹袍を着用され宮中祭祀に望まれていることを、フェアに書かれていると思います。「皇室」にとっての祭祀の継承というものの重要性が、再確認できたと思います。ただ、やはり素朴に思いますのは、このような宮中祭祀の参加は、暫定的な立場である皇嗣よりも、本来は皇太子がしかるべき形でじっくりと取り組まれた方が、祭祀の継承というものがスムーズにいくのではないかということです(秋篠宮さまの献身的な取り組みとは、別の問題かと)。

ですので、愛子さまに立太子していただき、自然な形で祭祀が継承されることを、やはり“心ある国民”としては、切望します。毎日新聞さまには、引き続き読者として、期待しております。

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