〈記事紹介・感想〉第2弾 森暢平成城大教授の警鐘(これでいいのか「旧宮家養子案」)

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森先生のこれでいいのか「旧宮家養子案」第2弾です。

(追記:ネット記事はこちらからサンデー毎日:「御落胤」を残した東久邇は皇族にならない可能性もあった! 社会学的皇室ウォッチング!/100)

「御落胤を残した」東久邇は、皇族にならない可能性もあった!

と始まるこちらの記事。読んだ第一印象

なんじゃこりゃ!(2回目)

です。

「皇統に属する男系男子」その範囲はどこまで入るのか?
それは「皇統譜」に記載され、血統が公証されることが重要と竹田恒泰が言っているが、その範囲があいまいな概念という所で、東久邇宮稔彦の例を挙げて森先生が説明してくださっています。

東久邇宮稔彦は、産まれた時から出生を隠され、洛北の農家に里子に出されるなどしている経緯を拝見し、当時は産まれた時から皇室という聖域で生きていない方も皇族になれるのだというのが驚きです。時代が西洋に合わせる時期であり、妾を持てないようになり、正室の子以外は「皇統譜」に書けなくなってきます。森先生は

「皇統」に属するか「御落胤」となるか、運命は紙一重だった。

と書かれています。

その後本来は皇籍離脱する対象だったが明治天皇の皇女と結婚し皇室に残ります。
パリにて学ぶため渡仏したがしばらく戻らず高額な滞在費を使い「好き勝手に」暮らし、「続柄疎遠」を理由に皇籍離脱を申し出ていたのは驚きました。

そして森先生が書いている

パリに居座った稔彦に、皇室の藩屏として天皇を守る意識があったのかという疑問は残る

ここがない方は、いかんでしょう。

稔彦が起こした様々なことはぜひサンデー毎日をご覧ください。
前号と同じく、何だこの人は!となることでしょう。

そして「皇統譜に書いてあったから」「男系男子だから」「旧宮家だから」で、安易に皇室に入れるようにしようという議論が始まろうとしていることのおぞましさ。

本当に国会議員にはよく考えてほしいです。

文責 愛子天皇への道サイト運営メンバー ふぇい

最初の記事紹介はこちらから

3 件のコメント

    ありんこ

    2024年1月27日

    この記事読んで、ほんと日本って本来の血統概念が西洋とか支那違うよなーと思いました。(本来ヘタにこだわってたらやってられない土地だよなとは崩壊していく地元を見てても思います。)こんなゆるゆるの血統概念が当たり前のごとく存在していたんだから、そりゃあ現在時点での血縁関係を中心(男女含む)にしないとこんがらがってしまうわなぁと思いました。アホな原理主義持ち出したら何らかのひとつの証拠で完全崩壊しますよこれ^^; 神話だから成り立つ
    また過去の資料の血統云々についてもこれはかなり思った以上に「そういうことにしておこう」は存在している予感がします(笑)

    てか、男系男子派ってこのもしかしたら宮様じゃなかった宮様のようになりたい・そういう人の周りに集って美味しいおこぼれが欲しい人間の集まりなんだろうなぁという思いが大変深まりました。だから悠仁さままで確定させて、のうのうとしていたい訳ですね。悠仁さまの威光に隠れて好き放題したいんでしょうね。それから愛子さまの民間の旦那になれたらこの元宮様のようにたかれると思ってたりもする?愛子さまが天皇陛下になられる未来にそういった美味しいものは転がっていないと見ているのだろうなぁと感じました。

    SSKA

    2024年1月26日

    遅れてのコメントですが、時代性が違いすぎるの一言です。
    貴人のお手付きが半ば認められていた時代の事ですし、男系主義はやはり側室(庶出)ありきじゃないかと双系派の主張通りの腑に落ちる結果でした。
    旧皇族には断片情報から如何わしいイメージが一貫して付き纏っていましたが、事実を知るとそれ以上に感じます。
    1弾の内容を見ても犯罪性の桁が違うと、戦前から戦後すぐの皇室の規模や影響力の大きさ故でしょうけど、濡れ手に粟で蓄財を成す以外の考えが無い所を見ても皇室の辿った歴史とは全く違いますし、未来において両家の子孫同士で再び交わるなんて夢物語の見過ぎですが、都合の悪い男系派は記事を見ない振りするのだと思います。
    旧皇族もその知られていない子孫も竹田の様な人間も万人に褒められる所が無いのを理解した上で血統(Y染色体)にのみ価値があると皇族方と同一視(但し女性は下に見る)するのは努力や研鑽を旨とする姿勢への侮辱ですし、日本人以上に尊敬の念を抱く海外の目から見て差別と同様に時代錯誤な感覚は軽蔑され忌避される理由でしかなく、男系の伝統を国の誇りなんて馬鹿も休み休み言えとしかなりません。
    後に続く連載も楽しみです。

    さざなみ

    2024年1月25日

    今、マスコミは、能登の震災被害、自民党裏金問題、そして、松本仁志性加害問題の三つで大童のようですが、その裏で有史以来の皇統の危機が進んでいることをどれだけの国民が知っているのでしょう。旧皇室典範改正案が通っていれば何も心配はなかったのに、安部晋三や似非保守どもの犯した罪はあまりに大きい。
    朝日、毎日といったかつては敵だと思っていたリベラル系マスコミが、この件に関しては間違いなく心強い味方になって見直しています。皮肉なもんですね。

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