〈記事紹介・感想〉第3弾 森暢平成城大教授の警鐘(これでいいのか「旧宮家養子案」)

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森先生のこれでいいのか「旧宮家養子案」第3弾です。

追記:ネット記事はこちら
サンデー毎日:「菊栄親睦会」除名も検討 久邇朝融のカネ・女性問題 錬金術と「女道楽」 社会学的皇室ウォッチング!/101 成城大教授・森暢平

「菊栄親睦会」除名も検討 久邇朝融のカネ・女性問題 錬金術と「女道楽」

との題で始まります。

拝読した印象。第1弾、第2弾と、なんじゃこりゃ!で続きましたが、今回

旧宮家皇籍取得はありえない

と感じました。

戦後、皇籍離脱した旧宮家皇族には、莫大な財産を一気に失ったイメージがつきまとう。

と、私のこのイメージでしたが、どうもそうでもないようです。

GHQにより、重税などで財産がほとんどなくなったのも事実なのですが、莫大な一時金が払われたのも事実のようで、そのほかに一部の旧宮家には

国有地の「縁故払い下げ」という極秘の方法で

リッチな生活をされていたようです。その中で森先生は久邇朝融(くに あさあきら)の生きざまを紹介されています。

当時は皇族に結婚結婚の自由はなく、天皇の許可(勅許)で決まるようで、16歳で婚約しましたが、朝融は7年後「なんとなく」婚約破棄をします。
その後伏見宮知子と結婚しますが侍女に手を付けるなど女関係がはげしく、三女に

「(父は)色んな女性に、一ダースではきかないほどご落胤を産ませている」(女性自身79年11月1日号)

と暴露されているようです。実の娘にこんなこと言われるのは…どうなんでしょう。

朝融は映画会社に本邸を売り、グレーな土地取引をするなど「縁故払い下げ」で資産を増やし、その金で観光業をしようとするも成功せず資産が減ります。久邇家の財政を宮内庁が立て直そうとするも、貿易会社インド人の犯罪もみ消し運動をしたり、ミス日本や女優との関係が記事になる、赤坂の芸者と多くの浮名を流すなど昭和天皇が困る事態を起こしています。

森先生は

婚約者を切り捨て、皇族女性と結婚した後も侍女に手を付け、さらには芸能界、花柳界で「女道楽」に励んでいた朝融。それでいて夫人には8人の子供を産ませ、3人の男子を確保した。久邇家の男系維持は、夫人の犠牲の上に成り立っていた。旧皇族はいつでも皇室に戻る気持ちがあったと信じる人たちがいる。それが本当ならば、朝融がこんなに女性やカネにうつつを抜かすわけがない。
(太字は編集者がつけました)

正直、男尊女卑の塊でないですか?私にはそう見えますし、どう考えても旧皇族という甘い汁を吸ってるようにしか思えません。国民統合の象徴になる気はないと思うのは私だけではないはずです。

森先生は結びに

 皇室が民間から妃をとるとき、少なくとも3代前に遡って品行を調査する。朝融のような不品行な先祖を持つ妃候補がいたら、たちまちリストから外れるであろう。「旧宮家養子案」を主張する人たちは、朝融の子孫にも、未婚の男性がいると強調する。だが、彼らが皇室に戻るとしたら、朝融の不品行はどう評価されるのだろうか。 

と書かれています。

「男だから」「旧宮家だから」問題ないと言い切るのはおかしいです(男系固執派は言いそう)
常識的に考えて「皇室の方々と同じ暮らし」はしてないです。カネに女に、俗にまみれてますね。

「旧宮家養子案」ありえないです。
国会議員、特に自民党はよく考えてください。

次回作も期待しています。ますます

愛子さまを皇太子に!

と感じました。

文責 愛子天皇への道サイト運営メンバー ふぇい

3 件のコメント

    くりんぐ

    2024年2月4日

    森暢平氏の皇室ウォッチング これでいいのか「旧宮家養子案」第3弾の感想です。

    よしりん先生の「新天皇論」で久邇朝融氏の女癖の酷さは知っていたとはいえ、あまりの酷さに呆れてものが言えません。
    小室圭さんの眞子さんへの一途さを見習ってほしいものです。

    妻の知子さんが亡くなったとき末のお子さんはまだ3歳だったというのに子育ては使用人に丸投げ。夫としてだけで無く、父親としても失格。

    当主の素行の酷さにも関わらず、昭和天皇の妃である香淳皇后のご実家というだけで経済的に面倒を見てもらえたのに、それを仇で返すかのごとく問題行動を繰り返し、香淳皇后も肩身が狭かったでしょう。

    58歳で生涯を閉じるまで、昭和天皇夫妻に迷惑を掛け続けた朝融氏。
    男系派は「旧宮家系の元皇族はいつでも皇室に戻る気持ちがあった」と主張されますが、朝融氏の生き方を見ると、皇族時代も皇族の自覚はまるでなく、昭和天皇の義兄であることをいいことに皇籍離脱後も好き放題してきたという印象が強いです。

    その子孫が特別に皇族にと言われても、子孫からすれば先祖の恥が世間に晒される恐怖、男子に恵まれなければ自分たちを持ち上げてきた男系派からも非難されることを考えれば、「皇族になりたい」なんて思えないでしょう。

    SSKA

    2024年2月1日

    男系派の思惑とは、ただ男の本能のままに複数の相手と結ばれたい、欲望のままに種を残したい、一夫多妻と女性を隷属させたい心の本音を正当化する為にSFカルトチックな極論を導き出した、それがY染色体理論ですね。
    浅ましいの一言です。

    mantokun

    2024年2月1日

    くりんぐさん、ふぇいさん、佐々木さんのご感想を見て、改めて今この時にこの記事を執筆された森暢平氏、掲載してくれたサンデー毎日に感謝するとともに、こんな過去の週刊誌を見ればすぐ分かるような醜聞すらスルーして、女性天皇・女性宮家案を握りつぶし、実際に旧宮家の子孫に打診までした安倍晋三って、本当にどうしようもない◯カ逆賊だったんだなと呆れ果てました。

    平成の有識者会議は、君臣の別を厳粛に守ることが必要との認識を持っていたことはもちろん、旧宮家のこうした醜聞についても当然聞き知っていたからこそ、旧宮家子孫の皇籍取得案など検討にすら値しないと判断し、女性天皇および女性宮家を実現すべしと結論づけたのでしょう。

    それを、宮様詐欺師の「いつでも皇室に戻る覚悟がある旧宮家子孫は何十人もいる」などという世紀の大嘘に飛びついて、「愛子天皇を望む者たちは知識がない。女性天皇よりまず検討すべきは旧宮家の復帰」などと平然と主張している櫻井よしこ、八木秀次、八幡和郎、竹内久美子、倉山満らは恥を知れ!ましてこんな連中にレクチャー受けてる国会議員なんて、今すぐ辞職してほしい。

    元皇族の不品行の責任を子孫に負わせて批判するつもりはありませんが、今この後に及んでまで愛子様と旧宮家を同列に並べるなど言語道断で、あり得ません。いつまで時間を無駄にするつもりなのか。

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