皆様、突然ですが、「攻心」と言う言葉をご存知でしょうか?これは三国志時代の諸葛亮孔明の”人の心をつかめる人は、敵を消滅できる。古来、兵は戦を好まない。”に由来し、毛沢東も学んだと言われてます。
ただ、中国の君主の毛沢東は内ゲバやらソ連との喧嘩やらの振る舞いを観ると実際は行うのは難しで、成功した例としては日本捕虜兵達の懐柔から、日中友好(?)を持って来た周恩来でしょうか。周恩来は見た目は柔らかく、品も人徳も毛沢東よりある為(ボソッ)、良く敵の日本を識り、日本人の性質、文化も学んで、日本への対応したそうです。彼の気質は緻密に計算し、かつ隙を見せ、冷徹にもなれるし、温かい人にもなり、自分の身を守れる周到さ、まさに”諸葛亮孔明”に匹敵する厄介な人物です。彼のモットーも攻心であり、当時の弱った日本にそっと寄り添いながら手玉に取る、見た目は味方だがその実は強敵である、
その周恩来と対等に渡り合えるのは、恐らくマッカーサーとも渡り合った深慮遠謀の昭和天皇陛下しかいなかったのでは?と思いました。私達も周恩来に渡り合えるようになればおそらく、日本の課題解決になると思う次第です。
そう、化石思考でエセ保守の方々や、大陸のプロパガンダにやられた純粋洗脳された方々を蹴散らす攻め方になります。
文責 神奈川県 神奈川のY
2 件のコメント
神奈川のY
2024年3月6日
京都のS様、いつもコメントありがとうございます。昭和天皇の器が大きすぎて奸雄もタジタジです。
京都のS
2024年3月5日
Y様、今回も示唆に富む話でした。
かつてマッカーサーは「もう一度核を落とされたいか?」と受け取れる脅しで戦後日本の首脳に日本国憲法(特に9条)を受け入れさせたそうです(『1946年憲法ーその拘束ー』)が、昭和天皇は「我が身はどうなっても良いから国民は守ってもらいたい」という態度でマッカーサーを感服させました。この二者の渡り合いにおいては、どちらが諸葛孔明かは言わずもがなですね。