祖母の記憶から皇統について考えた。

平成の終わり頃、自分は今の上皇、上皇后陛下の姿をメディア等で拝するだけで、感謝の気持ちでいっぱいになり目頭が熱くなりました。 ふと幼少期の記憶を思い出しました。

それは、ニュースやドキュメンタリー番組での昭和天皇にニコニコしながら向ける祖母の眼差しです。その表情からは安堵、信頼、尊敬といったものを幼いながらも感じ取ることが出来ました。 祖母は戦時中、幼い父を背負い空襲から逃げ回っていたそうです。「おっかねかったてぇ (恐ろしかった)」とよく自分に話してくれました。それでも、巷で云われていた昭和天皇 の戦争責任話は歯牙にも掛けず、複雑な心境など一切無く、皇室に全幅の信頼を寄せていました。 戦争を経験している祖母と、知っているだけの自分が全く同じ目線だったとは思いません。 しかし、天皇陛下が国民の現状を知り、気持ちに寄り添い、祈ってくれているありがたい主体であることを、令和の時代が来る前に他界した祖母も信じていたのでしょう。
陛下が祈り、国民が感謝する。この関係は千代に八千代に続いて欲しい。そこに歴史の経糸を感じるからです。 その為にも、側室制度が無い以上、永続が困難になる男系という幻想を廃し、皇室は長子継承とすることの方が現実的です。そもそも、皇室が尊く貴いのは決して男系だからではありません。
愛子様が皇太子になられることを切望します。

JIM

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