[Good andややBad]佳子さま「皇室離脱できない」…なぜにこのタイトル?(女性自身)

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女性自身 2024年4月2日号の記事です。

佳子さま「結婚して皇室離脱」計画が大ピンチ…皇室典範改正の動きが急加速中https://news.yahoo.co.jp/articles/8180314eac2316c20466a5bcc45ee8e24f364c53

この記事は、前半については、皇位継承問題の現状を伝えた良い内容だと思います。高森先生の談話を引用します。

・「皇室典範改正への動きは20年近く滞っていました。しかしいま、国会でも重要な局面を迎えようとしているのです」
・「動きが本格化したのは昨年10月です。まず額賀福志郎衆議院議長が、就任に際しての記者会見で、『立法府としての考え方を整理していきたい』と発言しています。 さらに臨時国会の所信表明演説で岸田文雄首相が『立法府の総意が早期に取りまとめられるよう』呼びかけ、自民党内の懇談会でも意見集約を進めています。 懇談会は、女性皇族が結婚後も皇室にとどまることや、旧宮家の男系男子を養子とすることを可能にする皇室典範改正を視野に検討を進めています」(この後に、岸田首相は「皇室典範の改正は私の代でしっかりやらないといけない」と語っていた、という一文が入る)

また、内閣官房参与と皇室制度連絡調整総括官を務めていた山﨑重孝氏が両ポストで再任されたことも、正しく伝えております。

さらに、この後、野田元首相の「文藝春秋4月号」の論考を引用されたり、高森先生による、各党の論点整理が提出された後の動きに関する予想が示されています(ここまでは、現状を正しく伝えた良い記事だと思います)。

ところが、雑誌のタイトルをみたとき、この流れでなぜか”佳子さま「皇室離脱できない」焦る結婚リミット3カ月”となっており、ヤな予感がしました。

そうしますと、佳子さまに関する”イラん話”が書かれております。最後の一文を引用します。

思いがけず急加速する皇室典範改正の動きに、佳子さまは焦慮を深められるばかりなのか。

佳子様の心情につきましては、改めて触れなくても、文藝春秋9月号「佳子さまからの警告」によって国民はよくわかっています(同時に、皇室典範が改正されても、佳子さまの意思は尊重されるということも)。それにもかかわらず、この部分をタイトルに持ってくるのは、私見では読者をミスリードしているように思いましたが、いかがでしょうか?

[今回の評価は、びみょーです( ̄▽ ̄)]

ナビゲート:「愛子天皇への道」サイト編集長 基礎医学研究者

5 件のコメント

    基礎医学研究者

    2024年3月24日

    >突撃一番さん
    いや、おっしゃる通りです。責任は、女性宮家のお立場をきちんとしなかったことと、マスコミのバッシングにあり、今回の記事はホンマに余計なことをかいてあるのが、残念でなりません。しかし、みなさんに紹介した意義は少しはありそうなので、そこはよかったかと。

    >ダダさん
    詳しくコメントいただき、ありがとうございました。やはり、この記事の持っていき方は、ミスリードですね。正直、何でこの部分を載せるのか、自分は理解できなかった(週刊女性のように、もう少し「佳子さま」に寄り添った書き方をするべきでしょう)。

    ダダ

    2024年3月24日

    皇室典範第11条
    【年齢十五年以上の内親王、王及び女王は、その意思に基き、皇室会議の議により、皇族の身分を離れる。】
    によって、内親王はご本人の意思で皇籍離脱が可能となっています。
    「皇室離脱できない」とするのは、ミスリードです。
    この宮内庁関係者は、いらんこと言いますね。

    また、女性宮家創設後であっても、同条2項【親王(皇太子及び皇太孫を除く。)、内親王、王及び女王は、前項の場合の外、やむを得ない特別の事由があるときは、皇室会議の議により、皇族の身分を離れる。】
    によって皇籍離脱が可能なはずです。

    そこは佳子さまの意志に委ねるべきで、国民がとやかく言うものではありません。
    国民は皇族として生まれた眞子さまを精神疾患にまで追いつめ、一時金まで辞退だせたのですから、本当に取り返しがつかないことをしてしまったと思います。

    佳子さまが女性宮家創設後に皇室を離れるとしたら、それは国民への罰として厳粛に受け止めなくてはいけないことです。

    秋篠宮皇嗣殿下は特例法によって皇太子に準ずる位置付けになっています。
    (本来の皇嗣なら皇籍離脱可能だが、秋篠宮皇嗣殿下は不可)

    この様な前代未聞の事例があることから、皇室の皆さまが焦慮しているのは、皇室が法改正や特例法によって政府および国民の傀儡となることではないでしょうか。

    突撃一番

    2024年3月24日

    佳子さまをそこまで追い詰めたのは、『女性自身』も含む週刊誌のバッシングが原因だという事までキッチリ白状しておけば、まだマシな記事になってたかも。

    最も、1度や2度の懺悔記事くらいで、許す気も無いけど。

    基礎医学研究者

    2024年3月23日

    (編集者からの割り込みコメント)
    >ありんこさん
    お気持ちわかりますわ~!自分もこの記事読んですごく思いましたが、佳子さまの部分は余計だと思うし、もっと書き方あんだろ~(# ゚Д゚)!というのが、率直な感想。タイトルのつけかたもおかしいし、このタイトルで売れると思った編集部の判断も、自分よくわかりません(自分だったら、こんなタイトルにしますかね”まったなしの「皇位継承問題」。愛子さまや佳子さまの安心のために”)

    ありんこ

    2024年3月23日

    腹たったのでまたヤフコメいれいちゃいましたよォ(´;ω;`)
    せっかく高森先生のコメント載ってるのに!!もったいない…

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