「皇族における女性活躍って、何?」への意見(L.Kさん)

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ふぇいでございます。
ただいま募集開始しています「皇族における女性活躍って、何?」のご意見

DOJOサポーターメーリスより、L.Kさんの投稿です。
以下本文

東海支部のL.Kです。

れいにゃんさん、基調投稿ありがとうございました。

女性に対する政府の姿勢は、皇族であれ国民であれそれほど差はなく、ただのコマとしてしか扱っていないように私には感じます。
「女性活躍」といっても、その実は経済を回すために女性に動員をかけているだけにしか見えません。
産休、育休中を例に出してリスキリング支援の話をする始末ですから。

女性皇族を、皇位継承資格やご結婚相手・お子様の皇籍取得は認めないまま、公務の担い手を手放したくないという身勝手極まりない目的だけのために、ご結婚後も自由の著しく制約された皇室の中に閉じ込めようとする無神経さも、これに通じるものがあります。
(立民が、合意形成を急ぐあまり、この案に妥協したりしないことを心から願います。)

身近な女性を思い浮かべたとき、しがらみや固定観念に縛られず、生きたいように生きて欲しいと願います。
一方で、国家・共同体を維持する観点からは、少子化は特に深刻な問題で、若者が出産・子育てに前向きになってほしいという気持ちも否定できません。
これに性愛の感情や、男女間の心身の違いなども絡んでくると、このテーマは益々難しくなってきます。

色々ごちゃごちゃ考えた上で、頭に浮かんでくるのは、今のところ次のようなことくらいです。
・権理通義に即して考えること
・他者への理解を深めること
・男女を問わず、自分が能力を発揮するのを遠慮しないこと
・男女を問わず、他者が能力を発揮するのを邪魔しないこと
・出産・子育ては問答無用で尊いこと
・人を手助けするのも尊いこと
私は、これを出発点にして考えを進めていきたいと思います。
皇室についても、基本的な考え方は変わらないかと思います。

皇室に目を向けると、愛子さまは唯一の直系でありながら、「女性だから」という理由で皇太子になれず、その輝きを阻害されています。
加えて、今の制度では結婚したら皇室から追い出されます。政府・与党が進めようとしている案では、公務の担い手が足りないから残すけど、ご結婚相手やお子様の皇籍取得は認めないとしています。そして引き続き、皇位継承の危機であるにも関わらず、女性・女系天皇は認めないとしています。

およそ人として扱われているとは到底言い難い愛子さまの状況ですが、その理由はただ一つ、「女性だから」です。
すべての国民を愛してくださる愛子さまをすら因習から解放させられないならば、誰に「女性活躍」を訴える資格があるのか、と私は思います。

L.Kさんありがとうございました。

考えれば考えるほど難しくなってくる「女性活躍」
L.Kさんの箇条書きにした部分から私もスタートです。
そして「女だから」の因習を終わりにしましょう。

5月26日に大阪で「女性活躍とは何か」を議論します。
ぜひ足を運んでください。
詳しくはこちらから。

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