【文字起こし】国民民主党 節操無し男 と倉山満の対談動画

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皇位継承問題意見書提出・憲法9条改正案に反対 国民民主党玉木雄一郎代表インタビュー 皇室史学者倉山満【チャンネルくらら】

静岡県 茶吞みじじいさんの文字起こしです。

ご覧ください。
※できるだけ動画に忠実に文字起こししましたが、内容を変えない範囲で読みやすくしている部分もあります。


*皇室関連部分のみを抜粋

(2:18)
倉山満(以下、倉山):
本日の主題、皇室でございまして、先日3月27日に、私が待ちに待ちかねました国民民主党さんの皇族数の減少と皇位継承についての考え方と意見書を議長に提出されたということで。この内容は結論から言うと、政府案の1・2に賛成、3も検討すべきということで、趣旨を改めてご説明いただきたい思います。

参考:国民民主党提出の意見書
①女性皇族が婚姻後も皇室に残る、及び②旧宮家の男系男子が養子縁組などで皇籍復帰するという双方の方策について、早急に制度の具体化を進めるべきです。併せて①及び②の方策では十分な皇族数を確保することができない場合に備えて、③皇統に属する男系男子を法律により直接皇族とすることも検討しておくべきと考えます。

(2:45)
玉木雄一郎(以下、玉木):
政府の有識者会議の案が3つ示されていて、去年かなり早い段階で維新さんは2案、旧宮家の男系男子の今は民間におられる方に養子縁組で復帰していただこうということを出しておられて。我々はそれ賛成なんですが、合わせて第1案の女性皇族が結婚後も何らかの形で地位を維持して公務の分担を行えるようにするという事についても、早急に検討すべきだということで申し上げました。
 急ぐのは1番目だと思ってまして、つまり女性の皇族をどうするか、皇位の関係でどうするのがという議論の前提として、そもそも結婚したらいなくなってしまうというところを止めとかないと、その後の議論はないので、ですからまず急いで、具体名を出して申し訳ないんですけど、佳子さまにしても愛子さまにしてもお年頃になってきてますから、結婚すると皇籍から離脱をするという現行の仕組みがある以上は、自然と皇族数は減っていくということが自明の理になってますので、そこをまずしっかり対応していくと言うことを、つまり1案と2案、1且つ2を速やかに可能とする法整備をしろ、ということを申し上げています。

(4:34)
(引き続き)玉木:
で、3案についても併せて検討しても良いというのは、1案と2案でもどうしてもダメだということであれば、法律を以て皇室に復帰していただくということも、それぐらいやらないとできないんであれば、大変な事なんですが、ただ選択肢としては多いほうがいいということで、併せて検討をすべきだということで議長には申し上げました。

(5:05)
倉山:
はい、意見書の方は流れが書いてあって結論という構成ですけど、あまり詳しいことを書かなかった理由っていうのは何か・・・

(5:15)
玉木:
基本的に検討の経緯は有識者会議の報告書の中にしっかり書かれてますので、それも我々としてはしっかり踏まえた上でどうですかと、1案、2案、3案についてどうですかと問いが投げかけられたので、「こうです」ということでシンプルにお答えをさせていただきました。
 で、いくつか論点になったところがあって、それは例えばいわゆる女性皇族が結婚後も身分を保持する際に、それは宮家なのか、家を、いわゆる女性宮家を創設するのはどうかということについては、我々はあえて宮家という言葉は使っておりません。
 ここのあり方についてはやはり慎重な議論が必要で、特に例えば佳子さま・愛子さまがどうなるか、民間の男性と結婚される、そうなったときに、その結婚された方、仮に引き続き女性にその皇籍が残る時に、ご結婚された配偶者及び生まれてきた子供は皇籍を持つのかということについては、我々は慎重な立場であるので、宮家を創設してしまうとその宮家の中に皇籍を持つ人と持たない人が混在するという形にもなりますし、その辺のあり方についてはやっぱり慎重に考えるべきではないかということで、それも議長に申し上げました。

(6:53)
(引き続き)玉木:
もう一つは、今の皇位継承の順番を含めた皇位の継承の流れをゆるがせにしてはならないというのが、私たちの考えです。
正直党内にもまた一般の方の中にも、非常に優秀でお人柄としても優れておられる愛子内親王殿下を天皇陛下にという声があるのを我々もよく承知をしております。
 で、私たちの案でいけば、必ずしも男系の女性天皇は否定しておりません。男系の女性天皇は過去に例もありますし、私たちの案で組み合わせていけば、男系の女性天皇も可能なんですが、その男系女性天皇が愛子内親王殿下を男系の女性天皇とするか、あるいは今一応順番の決まっている悠仁親王殿下までは今の順番で、で仮に男系の女性天皇が可能となるにしても、その先の世界だと考えるのでは大きな違いがあるんですね。
 で、我々やっぱり皇位の安定継承を考えるときは、その時々の個別のその顔とか名前浮かべて議論すると、つまり「この人がいいからこの人にしてもらおう。」とか、「この人は何ができ悪そうだからやめよう。」とかっていうことを、特に制度を作る側の立法府の側が言う事は、これは極力差し控えなければいけないし、ポピュリズムというか、それでそのこの何千年と続いてきた制度を決める事は慎重でなければならないということで、その個別名を出した議論というのはしておりませんし、人気が有る無しということで、今の皇位継承の流れを変えたり、それに影響を及ぼしたりすることがないようにということも、併せて申し上げているし、我々はそう考えているということであります。

(9:23)
倉山:
はい、すべて大賛成です。

(9:26)
玉木:
ただいろいろ反対もあって。ここはあえてちょっと踏み込んで申し上げると、愛子天皇が誕生した場合何が起こるかと言うと、今皇位継承権をお持ちの悠仁さまと愛子さまの年齢はそう離れていません。で、愛子さまがなったとした場合に、上皇陛下もそうでしたけれども、80代場合によっては医学も進歩してますから90代とか、あるいは100歳を超えてやることも理論上あり得ます。そうなるとその時に例えば愛子天皇が仮に誕生した際に、90歳になられてた時、100歳になられてた時悠仁さまは80代だったり90代ということになるわけですね。 
 仮に次に引き継ぐ時に、かなり高齢の次期皇位継承権を持つ対象者となるということになると、もう事実上なかなか難しいのではないかということにもなりかねません。それは今の陛下と秋篠宮殿下との関係においても同じことが実は言えるわけですね。ですから、そうなると今の順位を事実上変えることになるので、今は非常に平和な世の中ですけれども、かつての長い長い皇位継承の歴史を見ますと、皇位継承を巡る状況が、必ずしも穏当な状況が続いてきたわけでもないので、皇位の安定継承ということを考えれば、軽々に順番や流れを特に政治の側、あるいは人気の有る無しによって揺るがせるような事はあってはならないと思ってますので、ここは極めて慎重に考えるべきだというのが私たちの考えですね。

(11:50)
倉山:
ほんと100%賛成なんですけれども、あえて「お前は愛子天皇に賛成しないからけしからん。」て言われている立場から言いますと、いや絶対あり得ないしあってはならないですけど、例えば愛子殿下が倉山満なる庶民と自由恋愛の末好き勝手に結婚して、倉山満なる人が皇族の身分を得て、その子供が天皇になるとかいったらそれ日本の歴史の否定で、しかも悠仁殿下がその時90歳だったらどうするんだって話で、それでいいんですかっていう、あなた方が主張してることはそれをやろうということで、結局政府の有識者会議の報告書では、和宮殿下が結婚後も皇族の地位を保たれた例を出されてますが、お相手が征夷大将軍(14代徳川家茂)であって、もう実質的な準皇族なんですよね。
 摂関家というのは親王よりも宮中序列も上の準皇族のような扱いで、敬称が殿下の方もいらっしゃいますので。

(12:54)
(引き続き)倉山:
一般人から形式的な準皇族になった准三后(じゅさんごう)っていう位がありまして、足利義昭とか北畠親房とか、歴史上何例もありますけど、あくまで「準」であって皇族に一般国民の男がなった例は1度もないわけで、その歴史を変えてはいけないわけですし、逆にそういう女性宮家やった時の配偶者の方が普通の一般国民としてYouTubeやるとかありえない話を議論して、で(玉木党首を見ながら)国会議員の先生がいるのでまぁそれはそういう議論としてそういうのをお望みですか、ということを言っときたいなと思います。

(13:33)
玉木:
ここはちょっとあえてね、あの個別名を出して話をさせて頂きましたけれども、私も「愛子天皇いいでしょう。」って言われますよ。ほんとにお人柄も能力も極めて優秀な方だと思います。ただ我々はやっぱり制度をどうしていくのかってことを考えているので、そこは一般論として考えていかないといけないので。
 そこはむしろ抑制的に、冷静に考えていくことが必要だと思っておりますし、憲法14条の関係とかいろんなことでおっしゃられる方もいますが、やはり長年続いてきた日本の歴史そのものですので、現代的な視点と価値観だけで判断すべきものでもないし、近代憲法の考え方ってここ数百年の話ですので、そこはもちろん現代日本国憲法のもとで我々の生活も規律も成り立ってるわけですけど、一方で憲法1条に書かれてある天皇というものは、それまで独自の歴史と流れをこの国で持ち続けているものなので、その調和の中でどういう答えを導いていくのか、そして伝統の継承・皇位の安定継承ということを考える責務が一人一人の国会議員には課せられていると思うんですね。

(15:12)
倉山:
ありがとうございます。さらにお礼を言わねばならないのは、この番組でも申し上げました皇嗣護衛課の話を常に伝達してくださって・・・

(15:22)
玉木:
これはもう額賀議長になってからも2回、皇太子殿下の時に比べて皇嗣になられたことによって、今の秋篠宮家に対する警護体制っていうのがやはり皇太子殿下ではないので、同じレベルの警備になってないと。

ただ悠仁さまは秋篠宮家でございますので、皇位の安定継承ということを考えれば、同等の警備レベルをしっかりやるべきではないかということは何度も、少なくとも2回は額賀議長にも申し上げてますので、宮内庁等にも関係部局にも財務省にも伝わっていると思います。

(16:17)

以上


茶吞みじじいさんからの、一言感想です。

倉山満が「すべて大賛成です。」とか「100%賛成」とか玉木雄一郎に言ってますが、腹の中では「そうそう、俺の教えた通りによく言えました。」と思ってそう。
 チャンネルくららに出てくる政治家って、話しながら時々倉山満の顔色をうかがってますよね。倉山満に権威を感じてしまう政治家って一体…
玉木雄一郎も典型的な学歴秀才って感じ。
 だけど倉山満も玉木雄一郎も世論の動向にかなりナーバスになっている感じがしますね。

*茶吞みじじさん、ありがとうございました。最後の部分について。この見方は、結構いい線いっていると思いますね。本日(5/21)に発売されたSPA!最新号における「言論ストロングスタイル、vol300」を見ますと、前号に続いて岸田首相の批判ですが、不自然なくらい、共同通信社の世論調査にふれません(「愛子天皇論」再開11回目が、1コマ目あらバーンと触れているのとは、実に対照的です。

ナビゲート:「愛子天皇への道」サイト編集長 基礎医学研究者

7 件のコメント

    シマナカ

    2024年5月25日

    この人、初めはまともかなって思ってたけど、コロナ辺りから完全に信頼できなくなって、今回の件も案の定です、風見鶏なんでしょうね。

    ゴロン

    2024年5月21日

    茶飲みじじいさん、今回も文字起こしありがとうございます。文字を見るだけでもムカムカしてきます。
    国民民主党は一人たりとも議員にさせてはいけませんね。

    神奈川のY

    2024年5月21日

    文字起こし、本当に本当にお疲れ様です。
    あのくるくるネジが飛んだ風見鶏議員と影の宰相を気取る暗メガネ先生の話を聞くと
    突撃したくなります。

    SSKA

    2024年5月21日

    女性の非皇族や国民の皇室入りも近代より後で前は無かったと何度も説明された事実を伏せながら繰り返し噓を刷り込むセミナー紛いの洗脳方法も毎回の事ですね。
    愛子様の話題に触れても女性が輝くのが本気で嫌いなんだと思いますが、男系政党に所属する女性は代表の子供を産ませない発言を聞きながら何とも思わないのか何時見ても不思議です。

    さらうどん

    2024年5月21日

    文字起こしお疲れ様です。すっかり倉山に飼い慣らされちゃって、みっともないったらありゃしませんね。玉木雄一郎という政治家の・・・いや、政治家以前に人としての「底」が見えちゃった感じですね。私は菅野志桜里氏に関してはまだ引っかかっている部分もあるので合わない部分もあるのですが、少なくとも、国民民主党を辞めて玉木と縁を切ったのは英断だなと思います。

    たこちゃん

    2024年5月21日

    茶呑みさん、いつも文字起こしありがとうございます。
    玉木は以前の道場に登壇した時に信頼できそうと思いましたが、アテが外れました。

    サトル

    2024年5月21日

    仕事中ですが……。

    こりゃ「玉木雄一郎論破スレッド」が必要ですな。(倉山のマンマなんですから)
    やはり、度しがたいバカですね、玉木は。
    卑劣でもあるし。
    (個人的に以前から主張してますが)宇野氏が以前提言された「落選運動」の対象は「国民民主党」以外、ありえませんね。

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