[Good]皇統が途絶えて「王朝交替」となり「天皇系図」が一変する可能性…「旧宮家養子縁組プラン」の致命的な欠陥(プレジデントオンライン)

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本日プレジデントオンラインに掲載された、高森先生の記事です。

皇統が途絶えて「王朝交替」となり「天皇系図」が一変する可能性…「旧宮家養子縁組プラン」の致命的な欠陥 世論調査では7割が反対している

今回高森先生の記事は、

①共同通信の世論調査で90%が女性天皇を認め、女系天皇も84%が認めている。ほとんどの国民が愛子さまを想定しての調査結果だと考えられるが「女だから」という時代錯誤の理由で皇位継承資格が認められていない。このルールに国民が拒否感を抱いている事実が明らかになった。

②旧宮家養子案は反対が75%。側室とセットのこの案はさすがに受け入れられず、しかも皇位継承が男系男子限定では安定しない。そして憲法違反の疑いがあり、国民を男だから皇室に入れる前にそもそも女性に皇位継承権を与えればいいと国民は考えているのでとても納得できない。

③今までの「天皇系図」が一変してしまう。これだけ血統が遠い、国民が即位した、皇統に属さない皇位継承は例がない。王朝交代、皇統断絶となる。

④上皇さま、陛下、秋篠宮さまの毎月の三者会議に陪席された羽毛田元宮内庁長官が、「女系天皇の可能性」に言及されている。会議に出席されてもっとも正確に内容を知る立場にいるのに、そのお考えに背くような発言はできない。であれば、上皇さま、陛下、秋篠宮さまの女性・女系天皇へのお考えはおのずと察しがつき、それは今回の世論調査の結果と合致する。

(ざっくりとですが)このような内容で展開します。

高森先生は結びに

 憲法上、天皇は「国民統合の象徴」であられ、その地位は「国民の総意」に支えられるべきものとされる。政府・国会には、皇室ご自身のお考えと圧倒的多数の国民の願いに、誠実に応える義務があるのではないか。

と締めています。

国会議員は皇室と国民の願いと真逆のことをしようとしています。

今回本文の中で特に興味深かったのは、③に書いてあった

「天皇系図」が一変してしまう

本文より

 まず、第102代・後花園天皇以来、今の天皇陛下に至るこれまでの皇統は途絶える。
 それに取って替わるのが、“もう1つの皇統”などといわれる北朝第3代・崇光天皇から栄仁親王(伏見宮第1代)→貞成親王→貞常親王へと受け継がれた伏見宮の系統だ

私たちが親しみを込めて敬愛してきた、さかのぼると陛下、上皇さま、昭和天皇~と連綿と続いてきた皇統が途絶え、とんでもない傍系になってしまう。しかも伏見宮の系統と言っても現在は国民です。

これを王朝交代と言わずして何なのでしょう。

高森先生も

 こんな事態になれば、天皇という地位の権威も正統性も、深いキズを負うだろう。国民の素直な敬愛の気持ちも致命的に損なわれかねない。

と書かれています。

圧倒的な国民は愛子さまに皇位継承されることを望んでいます。このような危険なありえないことが現実に起きないように、声を上げてまいります。

高森先生の記事全文ぜひご覧ください。

文責 愛子天皇への道サイト運営メンバー ふぇい

18 件のコメント

    くりんぐ

    2024年5月30日

    「天皇の役割に男女は関係ない」その通りです。
    天皇は日本国の象徴、日本国民統合の象徴。
    日本国民は男性だけではありません。女性もいます。
    天皇になれるのが男性だけでは、天皇は男女差別の象徴になってしまいます。

    天皇のお子さまが天皇になる。
    天皇のお子さまである愛子さまが天皇になる。
    愛子さまがご結婚され、お子さまが生まれたら、そのお子さまが愛子さまの次に天皇になられる。
    それでいいんです。「天皇の役割に男女は関係ない」のですから。
    なのに愛子さまが「女」というだけで天皇になれない。そのお子さまも天皇になれない。
    ただの男尊女卑です。

    新しい命を必ず授かれる方法はない。
    その命の性別を決める方法もない。
    なのに側室も無しで「男系男子限定」ルールを維持しようと言う方が無理なのです。

    皇后さまはどんなに熱心に公務に祭祀に励まれても、「男子に恵まれない」ただそれだけのために心無いバッシングに苦しめられ、ご病気に追い込まれてしまわれました。
    皇后さまは何も悪くないのに。
    側室無しの一夫一妻で男系限定継承を続けようとする男系派が悪い!
    「男子を産んでください」と丁寧にお願いしようと「男子を産め」と罵っても、男子も女子も生まれません!
    生まれたお子さまが男女どちらであっても皇位を継げるようにすればいいだけ!

    男系派が何かと持ち出す、宇多天皇が皇籍を離れていたのは約3年。その間に生まれたのが醍醐天皇。
    旧宮家系の元皇族の方々は、皇籍を離脱されて約77年。3年なんてとっくの昔に過ぎてます。
    宇多天皇は光孝天皇の直系(1世)、醍醐天皇は宇多天皇の光孝天皇の直系(1世)、旧宮家系男性は男系では22世。
    遠過ぎて、確実に「王朝交代」と見なされるほどの遠さ。話になりません。
    「女系で近い方々がいる」と言い出すでしょうが、だったら女系を否定するなと言う話です。

    男子をもうけるために側室を持てる時代ではないのです。

    内親王・女王が皇統を受け継がれているのですから、内親王・女王への皇位継承を可能にして、内親王・女王方は心から愛された方と一緒になられ、その方に皇位継承権のない皇族になって貰えばいいだけ。
    お子さまが生まれたら、お子さまは皇位継承権を持つ皇族となられるようにすれば良いのです。

    それを実現することが、愛子さまが天皇になられることを望む国民の責務です。

    くろひょう

    2024年5月25日

    何故そこで王朝の名前が変わったのか、という点で歴史の勉強をすれば、何かしら国家の一大事が起きていたりします。
    だからこそ、後世の歴史家はそこで時代を分けたのだと。
    男系女系だからではなく、その時々の歴史をしっかりと知ることが大切だと思います。

    SSKA

    2024年5月25日

    系図と言うのも歴史の記述法なので前近代の男尊女卑の時代は女性の存在が軽く扱われる観念が必ず入り込みます。
    しかし古代や過去と現代が平面に置かれ一繋がりに見える為に価値観まで変わらないまま引き継がれる錯覚に陥る、これが男系説の歴史の誤った見方の一つでは無いでしょうか。
    実際は明治を境に家族や夫婦の男女の血統を分ける価値観は皇室でも変化しているのを必ず無視しますし、その時代毎の積み重ねである事実を忘れただの経路図として見る為、数百年前に分かれた旧宮家系が再び戻れると思い込み人間感情を無視すれば国民から受け入れられないのを理解しようとしません。
    従って高森先生が仰る通り歪な系図が出来上がりますが、こんなもの国内のみならず他国からも異常な支配者が出現したのかと心配され、国家の信用を毀損する重大問題ともなりますが意に介する人は一人もいませんね。
    世襲の概念に親族関係を考慮しなければ、制度としてまず国民から支持されず必要とされない為に民主主義の下で天皇制も即時終了します。

    ふぇい

    2024年5月25日

    愛子さまとの婚姻で旧宮家子孫の養子はありえません。
    そもそも婚姻と養子の並立はないです。

    mantokun

    2024年5月25日

    高森先生は、「愛子さまが当主になる案」と「旧宮家養子案」は並立して存在しないものとして語っておられます。女性皇族に継承権を認めれば、養子案なんて実行する必要はありません。(というより、養子の対象になる人がいない上に、どこをとっても憲法違反だらけの問題しかないプランなので実現しようがないのですが)

    「旧宮家子孫の国民男性が継承すれば、後花園天皇以降の皇統が傍系になってしまう」というのは、現在自民・公明党や国民民主党、維新が強行しようとしている案が、万が一実現したらどんなことになるのかを指しています。男系男子のみが正統だと考えているのは高森先生ではなく、上記の国会議員たちがその観念のもとに描いているプランだから、それに則って仮定の話をされているんです。

    というか、愛子さまは天皇陛下の唯一のお子様ですから、愛子さまが当主になるという言い方は不正確で、愛子さまは本来、天皇になられるお立場です。宮家当主というのは、皇位継承権を持つからこそなれる立場です。女性皇族に継承権を認めれば、愛子さまがいずれなられるのは、宮家の当主ではなく皇太子、天皇です。

    自公をはじめとした男系に固執する議員たちは「内親王」と一括りにすることで直系の内親王である愛子さまと傍系の宮家の内親王である佳子さまを、同じお立場であるかのように目眩ししています。内親王にも皇位継承権を認めれば、愛子さまは即座に皇太子、佳子さまは(皇室に残っていただけるのであれば)ご結婚と同時に宮家を設立し、その当主となられます。

    男系男子固執派議員たちは、「女性皇族には皇位継承権を絶対に認めない」ということに着目すべきです。彼らが強行しようとしているのは「女性宮家を設立し、当主である女性のみを皇族とする」案ではありません。ただ女性皇族(つまり内親王)をご結婚後も皇室に公務の担い手として据え置くのみで、皇位継承権は認めない=女性宮家設立は認めないと言ってるんですよ。その上で、夫も子供もその身分は国民にするプランなんです。
    女性天皇も女系天皇も絶対に阻止しつつ、皇族数の減少と高齢化は目に見えて問題化しているので、小手先でそれに対応し、かつ人気の高い愛子さまに長く皇室に留まっていただける妙案だと男系固執議員は考えているんでしょう。

    キケロ

    2024年5月25日

    >> ふぇい様

    >現在愛子さまは「女だから」当主になれないです。
    今出ている案で皇室に残っても、皇位継承権がなく、子供も皇位継承権がないので現在の直系の皇統は愛子さまで終わります。

    確かに現在の皇室典範は男系男子に限定し、女性宮家の創設も認めているわけではないのでおっしゃるとおりですね。
    ただ令和3年有識者会議の報告書やこれからの議論の中で、女性宮家の創設するかしないかのところで、旧宮家系子孫であれば養子として、または一般人男性かもしれませんが、どちらも婿となるわけですよね?
    となると婿が当主になるというわけではなく、やはり愛子様や他の皇女が当主になりませんか?

    女性宮家の創設をしない場合や今までのように結婚したら臣籍降下させるのであれば別ですが。

    ふぇい

    2024年5月25日

    キケロさま

    現在愛子さまは「女だから」当主になれないです。
    今出ている案で皇室に残っても、皇位継承権がなく、子供も皇位継承権がないので現在の直系の皇統は愛子さまで終わります。

    キケロ

    2024年5月25日

    >> L.K様
    さらにありがとうございます。

    >もしやとは思いますが、「旧宮家系子孫が天皇として即位するようなことがあった場合、(中略)「王朝交替」」という言葉を、
    「女性・女系天皇が公認された上で、仮に愛子さまと旧宮家子孫が自由恋愛の上でご結婚され、お二人の間に生まれたお子様が即位された場合」
    にも当てはめられているのでしょうか。

    ただ女性・女系天皇が公認されようとされまいと愛子様が当主であることは変わらないですよね?
    これは現在の他の皇女にもいえることですが。
    当主になっているので、それはそのままその当主の子となり、やはり王朝交代という風にはならないのではないでしょうか。

    また誰と婚姻したかなどは、事実関係の話になるため、女性・女系天皇が政府として公認することと関係ないとも思います。
    公認されなければ「王朝交替」、公認されれば「王朝交替ではない」という話ではないはずです。

    高森氏の記事の内容は、男系を推進している人が言うのであればわかります。
    実際に旧宮家を皇籍復帰させれば安泰と考えている人はいるようですので。
    例えば、下記のような内容です。
    「もし旧宮家系子孫やその子が天皇になるような事態になった場合、後花園天皇以降の皇統から伏見宮第4代の伏見宮貞常親王以降の系統そして臣籍降下期間(国民の血筋)を経た系図となるため、「王朝交替」に近くまったく安泰ではない」
    これを男系を推進している人が他の男系論者に諭す意味で言うのであればわかるんです。

    しかし高森氏や他の女系を推進している人の場合にもいえまずが、必ずしも男性では見ないですよね。
    また令和3年有識者会議の報告書においても同様で、あくまで養子縁組であれば旧宮家系子孫が当主になるのではなく、現在の皇女が当主であることが前提だったと思います。

    ただ例外は、ふぇい様とのやりとりでもお話しした、旧宮家系子孫が養子になって宮家を創設する場合です。
    その場合、当主がその養子の方になるので、仮にその養子やその子が天皇になるということになれば、記事にあるとおりといえるでしょう。
    ただこれもふぇい様とのやり取りの中でお話ししましたが、現在の皇位継承順位すら無視したような、かなり限定された状態での内容で書かれていることになります。さらにそもそもその前提が記事には書かれているわけではないので、よくわかりません。

    私もすべての本や講演などを聞いているわけではありませんが、高森氏は直系優先の考えであり、また愛子様や現在の他の皇女が当主になるため、配偶者となる男性の血統が優先されるという理解ではないと思いました。
    だから記事の内容についてどのように考えて書いたのかが気になるというわけです。

    L.K

    2024年5月25日

    >>キケロさん
    高森先生の論考を読んで、なぜそのように惑われているのか理解に苦しみます。
    もしやとは思いますが、「旧宮家系子孫が天皇として即位するようなことがあった場合、(中略)「王朝交替」」という言葉を、
    「女性・女系天皇が公認された上で、仮に愛子さまと旧宮家子孫が自由恋愛の上でご結婚され、お二人の間に生まれたお子様が即位された場合」
    にも当てはめられているのでしょうか。
    だとするならば、失礼ながら誤読といわざるを得ません。

    その1つ前の文を読めば分かる通り、
    高森先生は、令和3年有識者会議の旧宮家養子縁組プランを前提にしています。
    上記のような場合は含まれません。
    このプラン自体がシナ男系主義の考えの上で組み立てられているのだから、このプランの先にある「旧宮家系天皇」の説明がシナ男系主義を前提としたものになるのは当然です。
    高森先生自身の理念としてシナ男系主義を採用しているのではないことをご理解ください。

    女性・女系天皇が公認され、愛子さま、さらには愛子さまのお子様が天皇になられれば、当然そのお子様は女系による直系の天皇であり、王朝交替は起こりません。
    ご結婚相手が旧宮家系子孫であってもその他の男性であっても、それは変わりありません。

    mantokun

    2024年5月25日

    高森先生の、「もし旧宮家子孫の国民男性が婚姻も経ずに皇族になり、あまつさえ即位までしたら現在までの皇統が全て傍系になってしまう」という論考は、先日のDOJOブログでも拝見して、改めて養子案の異常さに視覚的に気づきました。
    私は古代史が好きなので特に古代の天皇系図を見ることが多いのですが、有名な壬申の乱で即位した40代天武天皇の血筋は、その後48代(重祚)称徳天皇までは直系で繋がっていきますが、称徳天皇は女帝で、独身のまま即位・崩御したため、ここで天武皇統は断絶。
    次に即位したのは天武天皇の兄・天智天皇の孫に当たる白壁王で、この時点でいきなり系図の縦線が5世代も遡り、38代の天智天皇まで、実に11代前の天皇から皇統が繋がることになっています。結局、現在の皇室は白壁王=光仁天皇から繋がっているわけですが、やはり10代以上続いた皇統が、突然別な皇統に移るのはかなり不自然だなと思います。
    事実、称徳天皇崩当時、壬申の乱以来100年近くも続いた天武皇統が絶えることに、当時の宮廷人にはかなり動揺があったようです。

    まして今上陛下に至るまで直系ですら200年、後花園天皇からは600年も続いた皇統を、今上天皇にお子様がいらっしゃるにもかかわらず故意に断絶させて、2世代も前に臣籍降下した名字を持つ国民男性を皇族にして皇位継承権まで与えようなんて、正気の沙汰ではありません。

    内親王が仮に「山田さん」という婿を取って生まれた子供が即位したら「山田王朝」になるからダメだと散々喚いてきたのは誰なの?
    「今を生きる我々だけで女系天皇を認めるのは先人たちの想いを踏み躙ったことになる」とか言いながら、国民の9割と皇室の願いを無視して、男系原理主義の国会議員だけが密室で話し合って、名字を持つ国民男性を皇族に据えると勝手に決めるのは何でいいの? 養子を入れたって、男の子が生まれなかったらすぐ断絶するのに、そしたら無限に国民男性を供給し続けるの? そんなの皇族とは言わないし、第一どこがありがたいの? 御簾の内に籠って祭祀だけやってるにしても、皇室祭祀って昨日まで国民だった他人が軽々しく継承できるものなの? そんなインスタント祭祀に祈りなんて込められるの?

    男系カルトは今まで自分たちが主張してきたこととの整合性すらかなぐり捨てて、もはや躍起になって皇室を滅ぼし、皇統を断絶させようとしているとしか思えません。

    キケロ

    2024年5月24日

    >> L.K様
    ありがとうございます。

    ふぇい様とのやり取りの中でもお話ししていますが、高森氏の記事の内容が、おっしゃるように父親の血筋しか目に言っていないのではないかと思ってしまったのです。
    確かに先例にある「正統(しょうとう)」は男系つまり父親の血筋で見ることです。
    それは高森氏が言われているシナ男系主義の弊害というのもわかります。

    ではなぜ高森氏本人が、自身が言われていたシナ男系主義の考え方で、「旧宮家王朝」という「正統(しょうとう)」で天皇の系図を見ているのかがわからないんです。

    愛子さまが当主であれば、その必要がないはずなのにです。
    ここが先程からふぇい様とのやり取りでお話ししていることでもあり、気になっているところなんです。

    キケロ

    2024年5月24日

    ありがとうございます。

    ふぇい様とのやり取りの中でもお話ししていますが、高森氏の記事の内容が、おっしゃるように父親の血筋しか目に言っていないのではないかと思ってしまったのです。
    確かに先例にある「正統(しょうとう)」は男系つまり父親の血筋で見ることです。
    それは高森氏が言われているシナ男系主義の弊害というのもわかります。

    ではなぜ高森氏本人が、自身が言われていたシナ男系主義の考え方で、「旧宮家王朝」という「正統(しょうとう)」で天皇の系図を見ているのかがわからないんです。

    愛子さまが当主であれば、その必要がないはずなのにです。
    ここが先程からふぇい様とのやり取りでお話ししていることでもあり、気になっているところなんです。

    キケロ

    2024年5月24日

    >> ふぇい様
    さらにありがとうございます。

    もし旧宮家系男系子孫の誰かが養子となって婚姻する場合、愛子様を含めた現在の皇女が当主になるわけですよね。
    それであればその当主からの系統で見ることになるため、やはり天皇の系図は変わらない気がします。

    愛子様が天皇になられるのであれば、ふぇい様がおっしゃっていたように、今上陛下から愛子様に継承され、その子となるので天皇の系図は変わらないというのはわかります。
    そしてそれは他の皇女にも言えることで、女性宮家を創設したとしても同様でしょう。

    となると高森氏の記事は、いわゆる男系を推進している人達が言っている中で、旧宮家系男系子孫と現在の皇女との婚姻ではなく、単に養子にして宮家を復活させ、さらにその上で国民の女性と婚姻した場合のことを言っているのでしょうか?

    もしそうだとすれば、記事の内容の意味は理解できます。
    いわば旧宮家といえども国民男性がいきなり皇室に入ってきて、養子になり、さらにその子が天皇になるため、確かに「伏見宮皇統」、つまり記事にある「旧宮家王朝」になると思います。

    ただその話の前提を考えると、現在の皇位継承順位を無視し、さらに直系である愛子様でもないという状態になってしまいます。
    また現在の皇位継承順位を無視して、それを主張している男系を推進する人がいるのかはわかりません。
    よく聞く男系推進の人は、先程ブログで挙げてもらった八木秀次氏であれば、旧宮家を皇籍復帰させれば問題ないといった話を聞きますが、旧宮家の男系子孫が天皇になるべきという話は聞いたことがありません。
    これは私が知らないだけかもしれませんが。

    となると高森氏の記事は、かなり限定された状態での内容で書かれている気もします。
    またそもそもその前提が記事に書かれているわけではないので、実際のところよくわからないともいえます。

    過去に高森先生の著書も色々と読んできましたが、なぜそのように考えたのかがやはり気になってしまいます。

    あとこれまで話の中で愛子様のお相手について、色々仮説として書いてしまいましたが、ふぇい様をはじめとして不快に思われた方もいらっしゃと思います。
    その点についてお詫びいたします。

    L.K

    2024年5月24日

    >>キケロさん
    「皇統」は男系・女系の上位概念であり、そのどちらからでも受け継がれます。
    愛子さまのお子様が皇位に即かれたら、そのお子様は愛子さまという母方の血筋(女系)により即くことになります。
    ご結婚相手の血筋は関係ないので、「国民の血筋」は入りません。
    もちろんそこに王朝交替の疑義など生じようがありません。
    母子継承の場合でも父親の血筋にしか目がいかないのは、シナ男系主義の感覚であり、日本本来の皇位継承のあり方を捉えるのにふさわしいものではありません。

    ふぇい

    2024年5月24日

    キケロさま
    返信ありがとうございます。

    高森先生は、(男系固執して愛子さまが天皇にならずに)旧宮家の誰かが養子となってその子供が即位した場合
    >北朝第3代・崇光天皇から栄仁親王(伏見宮第1代)→貞成親王→貞常親王へと受け継がれた伏見宮の系統
    こちらに皇統が移るということを書かれています。
    こうなったら「旧宮家王朝」となり、今の直系は途絶え、国民から始まる皇室(「旧宮家王朝」)になってしまうことを高森先生は言っているのではないでしょうか。

    キケロ

    2024年5月24日

    >> ふぇい様
    ありがとうございます。

    おっしゃるように愛子さまが天皇、歴史的な言い方をすれば治天の君となり、その子が継承される場合、天皇の系図が変わるわけではないと思います。
    ただ高森氏は直系優先でそのように過去にも言っていたようにも思えますが、記事の内容からいえば男系の皇統で見ています。

    愛子天皇が治天の君として天皇家の当主となるのであれば、仮に旧宮家系男系子孫の方と婚姻したとしても、天皇の系図は変わらないはずです。
    しかし高森氏の記事によれば、後花園天皇以降の皇統が変わることを示しています。
    これは旧宮家系男系子孫が養子になることと、養子にならずに婚姻することも同様だと思います。

    なので高森氏がどのように考えているのかが気になるという感じです。

    ふぇい

    2024年5月24日

    キケロさん。コメントありがとうございます。

    >ただ高森氏の記事でわからないのは、愛子天皇になり、仮に一般人男性または旧宮家系男系子孫のどちらかと婚姻し、その子が天皇になる場合も同様に皇統が変わることについてどう考えているかです。

    天皇のお子さまは愛子さまです。皇位は今上陛下から愛子さまに継承されます。そして愛子さまのお子さま(がお産まれになったと仮定して)に皇位継承されます。直系継承です。
    男系の血統に取って代わるわけではないので問題ないのではないです。
    愛子さまが当主であり、妃殿下になるわけではありません。このあたりのことはこちらのブログに書いておきました。
    https://aiko-sama.com/archives/24425
    ブログの確認をお願いいたします。
    配偶者の男性の血統が優先されるわけではございません。美智子さま、雅子さまの血統が優先されていないのと同様です。

    キケロ

    2024年5月24日

    記事を読みました。
    高森氏が言われるように、旧宮家系男系子孫が養子になり、その人が天皇になる場合、またはその子が天皇になる場合のどちらも現在の光格天皇から続く皇統はおろか、後花園天皇以降の皇統が変わることになるのはよくわかります。
    それは「正統(しょうとう)」が移るからです。

    いわゆる男系を推進している人で、このことが分かっていないと思われる人が多くいるようです。
    それは「旧宮家を皇籍復帰させれば良い」とか、「皇別摂家にも拡大して皇籍を取得させれば良い」と主張しているところから考えればわかります。
    しかし男系を推進している人で「正統」が移ることを把握している人もいるでしょう。
    その場合の考えとしては、悠仁親王の皇統が次代に繋げなくなった場合の最後の手段として位置づけていると思います。
    決して良い手段と思っていないはずです。

    ただ高森氏の記事でわからないのは、愛子天皇になり、仮に一般人男性または旧宮家系男系子孫のどちらかと婚姻し、その子が天皇になる場合も同様に皇統が変わることについてどう考えているかです。
    後者であれば高森氏の記事にあるとおりであり、前者であれば女系の天皇となるためその一般人男性の系統の皇統になるからです。
    また一般人男性の場合であれば、遡る皇統がないため「正統」が移るとはいえません。

    そのため一般人男性または旧宮家系男系子孫のどちらかと婚姻し、その子が天皇になる場合、どちらにおいても「国民の血筋」が天皇の系図ないしは皇統に入ることになります。

    ・旧宮家系男系子孫:後花園天皇以降の皇統から伏見宮第4代の伏見宮貞常親王以降の系統そして臣籍降下期間を経た系図
    ・一般人男性:一般人男性の系図(もしその一般人が源氏や平氏の遠い血筋であれば、どこかで天皇の系図に当たるとは思います。)

    どちらも「国民の血筋」が入ってきます。

    つまり記事の題名にもある「皇統が途絶えて「王朝交替」となり「天皇系図」が一変する可能性」を含んでいるといえるのではないかと思います。
    このあたり、高森氏は直系優先の考えであったと思いますので、どのように考えているのか気になります。

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