安定的な皇位継承についての社説(北海道新聞)

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ふぇいでございます。
当サイトのメールに、ひとかけらさんから報告いただきました。

北海道新聞の今日の社説は皇位継承問題について。
<社説>皇族数の確保 皇位継承抜本策検討を
(編集部注:最後まで読めます)
記事の内容は

・皇族数の確保。
・旧宮家男系男子の皇籍取得は憲法違反の疑い。
・国民の理解が得られるかどうか。
・世論調査では9割が女性天皇、8割が女系天皇容認、7割が旧宮家男子の皇籍取得に反対。
・国民の総意は明白。

概ね女系天皇容認派に好意的な社説でした。
北海道新聞に意見を送ります。

ひとかけらさんありがとうございました。

是非社説をご覧ください。
社説の中ほどと結びの部分

 ただ皇室制度を巡る最重要課題は、安定的な皇位継承のあり方を抜本的に検討することだ。

 天皇の地位を男系・男子に限定することにこだわっていては、時代に即し国民に寄り添う皇室制度にはつながらないのではないか。

 先月まとまった共同通信社の世論調査は女性天皇賛成が計90%、母方が皇族の血を引く女系天皇賛成が計84%で、旧宮家の男性子孫を皇族にし男系・男子の天皇を維持する案に計74%が反対した。

 天皇の地位を定めた憲法1条が言う「国民の総意」がどちらにあるかはもはや明白ではないか。

 立法府は、現在の検討内容が、主権者が求める皇室制度のあり方と大きく乖離(かいり)していることをまず認識しなければならない。

もうこの通りですね。

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愛子さまを皇太子に!

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4 件のコメント

    ひとかけら

    2024年5月28日

    記事の紹介、コメント、意見投稿ありがとうございます。

    このまま男系男子固執した連中の後押しで政治家が国策として女性活躍の名の下に女性も奴隷労働させる日本になったら最悪ですね。
    如何に男性も女性も国家的な抑圧のもとに従順にさせようとしてるのが見えます。男系男子固執とは明治時代に教育勅語的な考え方で天照大神と神武天皇に感謝し家族を大切にしなさいという価値観とも掛け離れたものです。

    教育勅語にも男系男子固執にも現代においては問題があるので皇室を大切にし国民の主体性を尊重した国作りをしなくてはなりませんね。先ずは男尊女卑の因習を国民の声で変えていく必要が有ります。

    ゴロン

    2024年5月28日

    素晴らしい社説でした。紹介ありがとうございます。意見投稿しました。全国紙にも紹介しようと思います。
    ・・・
    5/27「<社説>皇族数の確保 皇位継承抜本策検討を」の件
     皇位継承問題に関して、国民の意思を十分に反映した社説の掲載、ありがとうございます。
     何より、記事で「皇室制度を巡る最重要課題は、安定的な皇位継承のあり方を抜本的に検討することだ。」と明言されていたことに感動しました。
     今国会の衆参与野党協議の議論は、皇族数確保策に留まっている上、今回のベースとなる2案は、ほとんどの国民から見れば、議論するまでもなく、否定されるべきものと思います。
     女性皇族がご結婚後も皇室に残るのであれば、配偶者もお子様も皇族になって頂かなければ、皇族数の確保の話にも、安定的な皇位継承の話にもならず、記事の通り、同じ家族で身分の違いが生じるという歪な家族が出来てしまいます。先日の記者会見で野田佳彦議員も、夫と子供には選挙権も被選挙権もあり、職業選択や宗教の自由があることに言及していました。SPA!2024年5月28日号の「愛子天皇論」「皇族と国民、混成家族」を読むと、経済面、住居面も含め、さらに具体的な例が一目瞭然です。その先にあるのは皇室の消滅しかありません。養子縁組についても、法制局がどう取り繕うと、憲法第14条の門地による差別の禁止により認められませんし、旧宮家の子孫は生まれたときからただの国民であり、基本的人権を捨て皇籍取得しても良いという者がいるはずがなく、受け入れる宮家もいないし、その者を国民が日本国の象徴であると認めることもありえません。万が一、その者が、天皇になるのであれば、王朝交代と言っても過言ではありません。
     記事で「天皇の地位を男系・男子に限定することにこだわっていては、時代に即し国民に寄り添う皇室制度にはつながらないのではないか。」と質し、先日のほとんどの国民が、女性天皇、女系天皇に賛成し、旧宮家の男性子孫を皇族にする案に反対しているという共同通信社の世論調査結果に言及し、「「国民の総意」がどちらにあるかはもはや明白ではないか。」と断言している通り、国民の総意は明確です。
     自民党、公明党、維新の会、国民民主党の言い分は、国民の総意とかけ離れています。現在の皇位継承順位は、決まったものではありません。まともな情報を得さえすれば、歴史上、皇統は性別に拘らず、直系を重視してきたのですから「男系男子で継承してきた皇室の伝統」など男尊女卑の考えが強い明治以前には一切ないのです。皇室典範を改正すれば、天皇陛下のお子様の愛子さまが皇太子になります。
     男系継承固執は、統一協会の主張と全く同じです。いつまでも同じ主張を繰り返す自民党は、彼らと全く切れていないと宣言しているようなものです。多くの野党も自民党にお近づきになりたいだけなのか、2案を妥当としていて呆れかえります。
     今週のエコノミストOnline(サンデー毎日)の森暢平先生の記事
    https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20240527/se1/00m/020/001000d
    を読み、明治の皇室典範を制定する際の議論の激しい議論の応酬を知ると、現在の国会議員は、一部の心ある議員を除き、完全にガキの使いにしか見えません。
     額賀議長は、毎週協議を開き、各党で賛成が優勢なベース案を、なし崩し的に通してしまおうという腹積もりだったようですが、国民の後押しを受けている心ある野党を舐め過ぎです。もうこの与野党協議の再開は難しいでしょう。
     今国会では、拙速に結論を出すのではなく、ベースの2案は、「立法府の総意」は得られないとして破棄し、次回、2005年の有識者会議案で、「女性・女系天皇」に向けた協議をすることを決めてもいいと思います。
     この社説は、本当に素晴らしいと思います。他の地方紙や全国紙にも掲載して欲しいくらいです。今後とも国民が関心を持ち付けるため、皇位継承問題の報道をお願い致します。

    mantokun

    2024年5月27日

    くろひょうさんのおっしゃること、私も常々疑問に感じていました。女系天皇の何がいけないの?と。
    男系原理主義者の国会議員らは、女性天皇がお子様を産むこと、その子によって伝統が引き継がれ、皇室が続いていくことは日本の伝統に背くからまかりならんと言ってるわけですよね。出産という女性にしか成し得ない神聖な働きに対する全否定です。
    そりゃこんな議員たちが政府を牛耳っていたら、どれだけ女性活躍のスローガンを叫ぼうが少子化に歯止めがかかるわけありません。なにしろ、皇后陛下に対してすら「女しか産まなかった」と平然と詰って精神疾患にまで追い詰めるんですから。

    令和有識者会議の報告書に賛同する自公をはじめとした議員たち、中でもXでの発信が目立つ玉木雄一郎、長島昭久らは、例えば幼稚園や小学生の女の子に「何で愛子さまが天皇になったらいけないの?」と質問されたらどう答えるつもりなんでしょうか。

    「女は天皇にはなれないのが日本の伝統だから、愛子さまは天皇にはふさわしくないんだよ。愛子さまよりも、生まれた時から一般国民の男の人を、国の一番大事な法律である憲法を何重にも違反して、天皇陛下や大多数の国民の要望をひねり潰してでもゴリ押しして天皇にするのが、この国のやり方なんだよ。そんな日本を、君たちは将来背負っていってね」
    「我々は絶対に、何が何でも、女性天皇には国会に召集されたくないし、閣僚に任命されたくもないんだよ。そんなことになるくらいなら皇室なんて滅んでも構わないんだ。そのあとの日本は大変なことになるだろうけど、そんな頃には我々は死んじゃってるからどうでもいいんだよ☆」

    って、実際に幼稚園や小学校で言ってみてほしいです。だって誇張でも何でもなく、本当に彼らの本音はこれしかないんだから。

    くろひょう

    2024年5月27日

    女系天皇につながるから、という言葉はよく耳にします。
    一方で、それの何が問題なのか、それによって何が起こり得るのか、国家としてどのような不利益を被るのか、といったことについては、耳にしたことがありません。
    どうしてもそれを認めないのであれば、そうした具体的な影響について、有識者会議の方々なり、政治家の方々なりが、公の場できちんと説明すべきだと考えます。
    そうでなければ、女系天皇を認めないことについて、何ら説得力を持ち得ません。
    いくら綺麗事を述べ立てても、日本の皇室は男女差別だ、という印象を拭い去ることはできないのではないでしょうか。

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