新潟日報デジタル版より、6/7の社説です。
先細りしている皇族数の確保に方向性を示すことは、安定的な皇位継承策と切り離せない課題である。国会は見解の一致を図れるよう、丁寧な議論に努めてほしい。
最初の行にすべてが詰まっていますね。
皇族数確保だけの有識者会議報告書は意味がないのです。それに乗っかる自民党他も何も考えていないのを新聞社、国民は気づいてますよ。
社説は女性皇族の配偶者と子の皇族の身分をどうするかで自民他と立民で意見が分かれていることを挙げ、
皇室を巡る議論は政争の対象とせず「静謐(せいひつ)な環境」で行われるべきだとされるが、政治資金規正法改正などで与野党対立が激しい中、平穏に議論できるか微妙だ。
と書いています。ここに関しては静謐な環境で行わなくて、国民も巻き込んだ議論でいいんです。
その後、小泉政権、野田政権で女性・女系天皇の方針や女性宮家設立の方針があったが何も決まらず、上皇さま退位から5年が経過している現状と、
共同通信の世論調査で皇位の安定性についての危機感72%、女性天皇賛成90%、女系天皇賛成84%を提示し、
皇位継承の安定性を国民は気にかけていることを、政府と国会は胸に留めて議論してもらいたい。
と締めています。
国会議員に国民の声をきちんと受け止めて議論するように促していますよ。
国会議員の皆さま、聞いてますか!
国民の声を届けようとしてくださっている新潟日報に、私たちの声を届けましょう。
私たちが後押しし、空気を変えましょう。
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6 件のコメント
ニャンワン
2024年6月10日
この度の記事に激しく同意しています。なかなか大手のメディアでは大多数の国民が切望している声、皇室典範改正問題を取り上げてくれずストレスが増すばかりでした。この様に大きく取り上げていただきまして大変感謝しています。国政の体たらくを地方からビシバシと「喝」を入れていかなければとしみじみ感じています。
これからも国民の声に耳を傾けて、どんどん発信して行ってください。応援しています。
seiji
2024年6月8日
昨日の新潟日報の社説で、政府が行っている「皇位の安定継承についての議論」について、とても良い社説を掲載して頂き感謝しています。
また多くの国民が皇統問題を気にかけていることを政府と国会に呼び掛けて頂いている事にも感謝致します
マスコミでは女性皇族がご結婚後も皇族として残る案に対する問題点があまり話題になりませんが、立憲民主党が問題視しているのは重要だと思います。
皇族と国民の混在家族は憲法上複雑な生活となり、様々な問題がでて実際には無理だと思います。
もう1つの、旧宮家の養子縁組み案も、憲法14条違反の疑いがありますし、今まで何度も言われていたにも関わらず当事者が現れない、
口先だけの、時間稼ぎ案でしかないです。
こんな政治家の怠慢な態度では、静謐な議論なんて言っていられません!
女系天皇誕生を懸念している様ですが、05年女系天皇を容認する方向性が示されたではないですか!
悠仁様が誕生されたくらいで、何故こうも女系天皇を拒絶するのでしょうか?理由がわかりません!
先日掲載された世論調査では女性天皇賛成は90%。女系天皇でも84%賛成の結果が出ています。
政府は速やかに女性天皇誕生のために皇室典範を改正して欲しいです
ふぇい
2024年6月7日
私自身も感想を伝えました。
新潟日報御中
私は群馬県在住の40代男性です。
本日の皇位継承の社説をデジタル版で拝読しました。
圧倒的な国民の支持は、性別関係なく天皇のお子さまが皇位継承。すなわち愛子さまを皇太子にということで決まっていることが共同通信の世論調査で分かります。
なぜか国会議員といちぶの声がでかい自称保守が「男系は伝統だ」と言いますが、側室という伝統をなくしたのは皇室で、旧宮家の子孫は生まれながらの国民です。皇室に入る意思のあるかたはいないと生前安倍晋三氏が話していたようです。
https://www.a-takamori.com/post/230729
ぜひとも皇室・皇位継承の問題をこれからも取り上げていただきたいです。
そして男尊女卑の現代版天岩戸をこじ開けましょう。
今後とも記事を注視しています。
どうもありがとうございました。
れいにゃん
2024年6月7日
意見投稿しました。
本日6/7の社説を読み、皇位継承について取り上げて下さったことに、御礼を申し上げたく思います。令和6年にもなろうというのに、皇太子が不在の異常事態では、国の未来の姿を描けないのは当然のことで、いつまでも先送りしかしない現状に、何とかしなければと焦る国民のきもちが、共同通信の世論調査に現れたのと思います
90%という、国民の総意です。
先程異常事態と言ったのは、「天皇陛下の御子様がいらっしゃるにも関わらず女性だから皇太子になれない」からです。
ならば、その原因を取り除いた制度にすればよいだけの話で、女性皇族の地位を向上し、皇位継承を可能とし、男性皇族と同じく婚姻と共に宮家を創設する制度にすればよい。いつまでも先送りさせていては、皇室は悠仁さまだけになってしまいます。
社説の一行目が全てだと思います。
皇族数確保だけの有識者会議報告書は意味がなく、それを受け入れる自民党他は、憲法も蔑ろにし、国の未来を何も考えていない。新聞社は気づいていると、これからも伝え続けて欲しいです。
また、皇位継承の議論に「静謐な環境」は、本来必要なく、皇族のご懐妊中だけ、お身体の為にも報道が静謐にすればよかったのであり、産まれてくる御子の性別に関係なく「安定的な皇位継承」の為の結論はもう出ていて、あの時粛々と進めていればよかったと。今でもそこに立ち返ればよいのだと。
新潟日日新聞さんには、結論は平成17年前のの有識者会議で出ていることを世に示すような続報を、期待しています。活発に、皇位継承問題は、制度の不備の問題だと報道し続けて下さるよう、よろしくお願い致します。今後も注目しています。
ゴロン
2024年6月7日
良い傾向ですね。お礼と今後の期待を込めて、意見投稿しました。
・・・
皇位継承問題に関する社説の掲載、ありがとうございます。
何より、まず「先細りしている皇族数の確保に方向性を示すことは、安定的な皇位継承策と切り離せない課題である。」と記載し、これらを切り離して議論を進めようとしている国会議員を諫めていることが素晴らしいと思います。
今国会の衆参与野党協議の議論は、皇族数確保策に留まっている上、今回のベースとなる2案は、ほとんどの国民から見れば、議論するまでもなく、否定されるべきものと思います。
(中略)
国会議員には、次の国会では目先の「皇族数の確保」などではなく、「安定的な皇位継承の課題」に立ち返り、改めて2005年の有識者会議案で、国民の総意である「女性・女系天皇」に向けた協議を進めてもらいたいと思います。
なお、「皇室を巡る議論は政争の対象とせず「静謐(せいひつ)な環境」で行われるべきだとされる」という点は、どうやら令和の有識者会議の報告書が、「(国会等での検討の際には)、福沢諭吉が『帝室論』の中で、『帝室は政治社外のものなり』と述べているように、この皇室をめぐる課題が、政争の対象になったり、国論を二分したりするようなことはあってはならないものと考えます。静ひつな環境の中で落ち着いた検討を行っていただきたい」と締めくくられていたことが根拠の一つの様です。
今週のエコノミストOnline(サンデー毎日)(2024/6/3)の森暢平先生の記事によると、
https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20240603/se1/00m/020/001000d
福沢諭吉の文言は、当時の状況から、政党が天皇を利用して自らの主張の根拠とすること、および、皇室が特定の政党の側に身を置くことを諫めたものであり、皇室をめぐる課題を、政争の対象とするなとも、国論を二分するなとも、静謐に議論しろとも言っていないとのことです。森暢平先生事は、「「国民の総意」形成の議論は、衆人環視の騒々しさのなかでこそ行うべきである。」と述べています。大いに意見を述べ合っていいのです。
貴社を含め各新聞社は、皇位継承問題に関して、国民の力で国会議員を動かすべく、国民の意見を反映させた記事や、国会議員を問い質すような記事の掲載をお願い致します。
サトル
2024年6月7日
おお!
新潟日報!やるじゃないか!
地元とのしがらみが強く、またそれがゆえに影響力も強い……と認識していた新潟日報が「社説」で声をあげたことの意味は重い……と、新潟出身(もう40年以上離れてますが)の私は嬉しいですね。
地方の新聞社が「声をあげよ!社説で!」と念じる私には、朗報……にございます。