眞子さまのお気持ち表明に接して

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出展:秋篠宮家のご活動(宮内庁HPより)
https://www.kunaicho.go.jp/activity/activity/03/activity03.html

秋篠宮家の長女眞子さまと小室圭さんの結婚に関するお二人の「お気持ち」が、文書で公表されました。

「眞子さまが発表した結婚に関する『お気持ち』 文書全文」(朝日新聞 10月13日付)

https://news.yahoo.co.jp/articles/a59584993694079874f6466da29b12a62d14948a

文書の中で眞子さまは、「今後の予定等については、今の時点で具体的なものをお知らせすることは難しい状況」と、ご結婚の再延期を表明されています。

しかし同時に、「私たちにとっては、お互いこそが幸せな時も不幸せな時も寄り添い合えるかけがえのない存在であり、結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択です」と、ご結婚についてのお二人の強いご決意が改めて表明されており、国民の一人として嬉しく頼もしい気持ちになりました。

国民がご結婚の行方を心配する中若いお二人がお気持ちをまとめて公表したのですから、我々国民も、お二人が安心して新しい生活に踏み出せるよう環境を整えることでお二人にお応えしなければなりません。

その環境整備の中で一番重要なのは、眞子さまの地位、すなわち女性宮家の創設を解決することでしょう。

識者とされる人の中には、現行の皇室典範のまま悠仁さまが将来皇位に就かれた時の状況を見て、皇室を出られた元内親王方に皇室にお戻りいただくという考えを持っている人もいます。

しかし、それでは皇室の聖域性が守られないだけでなく、内親王方の身分が将来にわたり不安定な状態が続き、内親王と将来のご家族を振り回すことになってしまい、大変酷な話です。

安定的な皇位継承のためには事実上女系天皇を認める以外にないのですから、このタイミングで皇位継承権のある女性宮家の創設を直ちに決定し、眞子さまに皇室に残っていただくのが、全ての人にとって最善の選択肢です。

立皇嗣の礼が終わり眞子さまもお気持ちを表明された今、皇位継承問題の解決は待ったなしの段階です。

政府・国会に危機感を持ってもらうよう、我々がはっきり皇位継承問題の解決を求める声を上げる必要があります。

文責 東京都 りょう

5 件のコメント

    希蝶

    2020年11月17日

    正直に告白すると、自分はこの問題について、すこし難しく考えすぎていた時期がありました。歴史上の事件に言及しますが、南北朝時代に「観応の擾乱」という事件があり、本来あとを継ぐはずの北朝の皇族が南朝側によって拉致され、かわりの皇族を足利氏が擁立するという一件で、その事件がなければ伏見宮家という存在は誕生しなかった、そのことをうまく解釈し、解決しないといけない、とかいうふうに考えていました。

    しかし、そういう南北朝や正統をどうこういう問題以前に、現在の天皇陛下の直系の子孫があとを継ぐのが適切であり、そのためには内親王が皇族に残って女性宮家をつくる、という発想が一番最適だろうと思います。
    男系論者はよくそれを易姓革命というふうにとらえがちですが、よしりん先生も過去に作品に描かれたように、本来、「氏」はどの氏族にも存在せず、古代に大王家(天皇家)が氏や姓(かばね)を与えることで、豪族への支配体制や秩序が成立してきたのだから、「血が交替する」という発想自体がナンセンスであり、「女性」でも「女系」でも問題はない、ということになります。
    すこし難しく記しすぎましたが、以前にも記しましたが、孝謙天皇の悲劇は結婚できなかったことから生じており、現在のように皇族が少なくなっている前例として、見直さなければならない、と思います。

    眞子様の話からは外れましたが、現在眞子内親王が小室圭氏と愛情を育みつつあり、そのことで、眞子様がどういう決断を下そうと私たちは口を挟む権利などない、と思います。
    しかし、困難を押しつけることになりますが、女性宮家が成立し、小室さんと新しい皇族を築く決断をされるのなら、それが私たちにとって望ましい結果になろうと予測できますし、閉塞した現状を打開する契機となるやも知れません。
    皇室典範の改正ができるのは国会議員ですが、その議員を支えるのは有権者である私たちです。是が非でも女性宮家設立の声を盛り上げ、その実現に向けて、尽力していけたら、と願います。長々と失礼しました。

    くりんぐ

    2020年11月15日

    眞子さまの幸せと皇位の安定継承。
    この両方を実現できるのが、女性宮家を創設し、女性・女系天皇への道を開くよう、皇室典範を改正することです。
    皇位は皇統に連なる皇族によって受け継がれており、生まれながらの皇族である眞子さまが当主として作られた宮家に、小室さんを婿としてお迎えすることは何ら問題ありません。

    眞子さまと小室さんが仲睦まじく、皇族としてお二人で公務に励まれている姿を少しでも早く実現させるために、政治家に日本国民に、今まで以上に強く、女性・女系天皇を認め女性宮家を創設するための皇室典範改正を訴えていきましょう。

    タルト

    2020年11月14日

    眞子様のご結婚に関するお気持ち表明について、世間一般に心配の声、非難の声が多い中で、りょう様の、眞子様のお気持ちに応えよう、眞子様に幸せになっていただこうという、良識的で、その上、淡々と冷静に書かれたご意見を読んで、砂漠の中でオアシスにあったような心地がいたします。
    皇室典範を速やかに改正して女性宮家を創設し、上皇陛下の御初孫であられる眞子様に女性宮家の当主になっていただくこと、それが最善の選択枝ですね。そうなることを心から願っています!

    ありぼう

    2020年11月14日

    心を大切に守りながら生きていくために必要、このフレーズが強くもあり悲しくもあり、三年もの間心を守るために必要な手段が取れずに、日本の皇室のことを考えて止まってくれていると思うと心が痛みます。

    ダダ

    2020年11月14日

    結婚会見から3年も経ってしまったのですね。お二人の時間を奪ってしまっていることが申し訳ないです。
    記事を読むと天皇皇后両陛下、上皇上皇后両陛下は眞子さまのお気持ちを尊重されているとのことです。今後の具体的な予定は明かされていませんが、お二人が家族となれることをお祈りいたします。
    そして、これを機に女性宮家創設の必要性が周知されることを望みます。私たちの世代で皇統問題を解決しましょう!

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